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2005年11月

2005年11月29日 (火)

「東京ガスにきいてみた」

 riyuさんからの質問にお答えするための調査でございます。『夏でも30分前から暖房を開始』『乾燥モードで30分程度』とお宅で指導されたそうですが、それがどのようなデータに基づいているのか調べてみなくてはなりません。それで、近くのショールームに行ってみました。


 コンサルティンググループの小池さんに「スマッチブロガーで臭気判定士の石川さんと申しますが……」と厚かましくも取材のように訊いてみました。

 その前に……。東京ガスとしては『浴室暖房乾燥機』の主目的を『住宅内温度のバリアフリー化』に置いているようです。浴室内の温度が低いために起こる激しい血圧変動、寒いのでお湯の温度を高くすることで発生してしまう、お年寄りの入浴突然死などの防止ですね。
 私の子供時代、北海道の家では入浴中でも窓ガラスに霜がついていたものですが……。いや、どうでも良いことですけど……。

 それで、まず『浴室内部の乾燥実験データ』を見せてもらえるかどうかと、『お客様に勧めている基本的な使い方』について質問してみました。研究所じゃなくてショールームなので、こんな面倒な来客の面倒な質問にすぐに対応できないのは承知の上でしたが、いきなり芝浦の技術研究所に行っても無理だろうと思ったもので。小池さん済みませんでした……。

 そんな訳で、やっぱり『技術研究所の担当者から後ほど御連絡』ってことになりました。どんな資料を見せて頂けるのか楽しみです。何なら技術研究所で『実際にやってみた』なんてコトになっても私としては楽しいのですが。

 なんてことを考えていたら、まるで待っていたかのような調査案件が……。

?続く?

2005年11月28日 (月)

自己順応ならまだ良いが…

今日食べた昼食のにおいとかけて、
今朝の通学電車の中のにおいととく。

そのこころは。

加齢(カレー)臭。


↑まあ……。私も充分オヤジな年齢ですが、あのにおいには閉口します。整髪料+昨日頭洗ってないだろお前……。みたいなにおいさせているヒトがいると、きっぱり逃げます。
 一部私鉄や地下鉄のエアコンには、当社の『森のカプセル』がセットされて、5月から10月頃までエアコンの運転開始臭や車内消臭を行っています。『ハーブ』ブレンドのフィトンチッドビーズを使用して頂いていますが、選定にあたっては小田急電鉄さんは車両ごとにフィトンチッドビーズの種類を変えてセットして、お客様にアンケートを取ったそうです。
 その結果、消臭効果が高い製品より、名前も香りもなじみがある物が好まれたそうです。消臭用フィトンチッドビーズも植物精油をブレンドしている点では同じなのですが、『ハーブ』って名前で安心感があるのでしょうね。かくして5月の小田急新宿駅はラベンダーローズマリーの香りで満ちあふれる……。

 いま、カビ退治の方面でいろいろと模索中です。浴室の、黒カビは抑制できても赤カビ(水カビ)は無理だ……、とか。一般的に住宅内(建築物)から検出されるカビ菌は60種類に及ぶのに、JIS規格は18種のうち3?5種に有効であれば承認がおりてしまうそうで……。
それじゃ全然ダメじゃん!
 今まで防カビには『塩化ベンゼルコニウム(逆性セッケン)』を使っていましたが、これ効くのは良いんですけど、結構強烈にむせるんですよね。機械類のシールも傷めるし……。と言うわけで、もっと使いやすい成分で200種の菌に対応する製品を導入すべくメーカーと打ち合わせ中。
 &先日の質問について調査すべく、東京ガスのショールームを訪問予定。そして明日から佐賀に出張……。

2005年11月25日 (金)

におい裁判(ペット編)

『姉歯事件』もどんどん被害が拡大&深刻化していますが、中国吉林省の化学工場爆発に伴う川の汚染も大変なことになっています。あの辺はかなり以前から公害による環境汚染が非常に深刻翻訳はこちら)なのですが、今回の事故は汚染に慣らされてしまったハルビン市民もパニックに陥れているようです。
 10年ほど前、千葉の市街地に近い製鉄所の臭気調査を行いましたが、今回の事故で流出した「ベンゼン」をはじめとして、「フェノール」「クレオソート」「ナフタリン」と思い切りクサいガスの見本市でした。あ、ちなみに。「ベンゼン」は石炭(コールタール)から、「ベンジン」は石油から作るものです。どうでも良い雑学ですが……。

 それで、『裁判』の続き……。
 結局、部屋で感じられる『におい』について、購入者とマンション側の意見が全くかみ合わないまま時間ばかり経過し、購入者の女性は精神的にも疲れて、とうとうその部屋に居ることも苦痛になってしまいました。別にアパートを借りて、そちらで生活する状態。何のためにマンションを買ったのかわかりません。
 それで、このようになった原因は『管理会社のリフォーム工事がいいかげんであった』からであるとして損害賠償請求を起こしました。
 告訴したからには、問題となっている『におい』が存在していること。また、何であるかを証明しなくてはなりません。で、消臭の専門業者を呼んだのですが、消臭屋さんもその『におい』が判りません。かくして、面倒な事態になると呼ばれる臭気判定士が登場いたします。ええ。私です……。

現場立ち入り第一印象。『ごく微かに感じる動物臭。恐らく犬』しかしこんなレベルで眠れなくなるのかな……?と感じました。注意して嗅いでいても、すぐに他のにおいに紛れてしまう程度のものでした。消臭屋さんは分析業者まで動員して床下の臭気測定まで行っていましたが、多分何も出なかったでしょう。まあ、因果関係の証明としては成り立ちますけど……。
 他ににおいが出そうな家具類を全て運び出し、キッチン部分をビニールシートで厳重に塞いで一晩閉めきってみましたが、やっぱりにおいは薄いまま。
 においの強弱によらず、『耐え難い』と感じるかどうかは完全に個人の問題です。購入者がこの薄いにおいが『耐え難い』と感じることもあるのでしょうが、バックグラウンドに紛れる程度のにおいでは根拠が薄弱だろうと考えて、念のため『いつ、どんな時に一番においを感じるか』を直接聴いてみました。そうすると『外から入ってきたとき、寝ているとき』との答え。消臭屋さんの状況説明には含まれていない情報でした。

 『外から入ってきたとき』はにおい状態が違う空間に入るので当然なのですが、問題は『寝ているとき』寝ている間に部屋の中のにおいが強くなるはずがありません。もう動物はいないのですから。とすると……、低い位置に何かあるのか。それとも空気の流れなのか……。
 そう考えて、購入者がいつも布団を敷く位置に寝転がって、静かににおい観察を……。一緒に作業していた他の人たちに奇異の目で見られましたが。すると、時おり漂ってくるはっきりした犬のにおい。
「あら?」です。
 それで、においをたどって匍匐前進。人間のにおいを犬が追うのではなく、その逆です。たどって行った先は、寝室である和室の入り口。襖の敷居と柱の根本。鼻を寄せると、明確な犬のにおいが……。ここに『におい付け』でもしたのでしょうか。位置が非常に低いので、寝てみなければ判らなかったのです。

 『本件において苦情となっている臭気の原因は、前居住者が飼っていた犬が原因である。寝室の敷居および柱の低い位置に、明らかな犬のにおいが付着しており。コートを施されていない木材であるために清掃やリフォーム作業よっても付着したにおいを取り除くことができなかったものと考えられる。
 居室全体から見ると非常に軽微な臭気汚染であるが、就寝時には臭気源に近い場所に頭を置くことになるため、においを感知しやすくなる。また、就寝時には他の感覚刺激が減少するために、嗅覚が働きやすい。管理業者が臭気を認知できなかったのは、このような条件が存在したためである』


 購入者は裁判に勝ちまして、無事に部屋の買い戻しと賠償を受けることができたそうです。ご祝儀を貰いそうになりましたけど、臭気判定士は中立の立場でなくてはならないので固辞いたしました……。

2005年11月24日 (木)

riyuさんからの質問

 皆様おはようございます。昨日は『ハリー・ポッター』を何となく見始めて、結局ハマって最後まで観てしまいました。
 中に出てくる“魔法学校”は、英国のパブリックスクールをイメージしていたようですが、日本人でパブリックスクールに学んだ方の体験談を聞くと「食事が少なく常に空腹」「ポット一杯のお湯で入浴」などなど、まるで不便を不便とも感じない英国の社会に馴染むための訓練のような寮生活だったようです。
 何しろ昔々は『衛生上問題があるので、入浴は医師の許可を必用とする』なんてこともあったお国ですから。さすがに現在では入浴については改善されているようですが、食事はそのままらしいです。食うや食わずでみっちりスポーツ……。『不屈のイギリス』になるはずです……。

 さて、また質問が寄せられました。これは浴室の換気についてです。コメント欄に書かれた質問をそのままコピーします。

 いま換気についての回答記事が書いてあり、興味を持って読んでいます(うちも新築マンションで、ドアが閉まりにくい&開けにくいです、IHではありませんが、、、)続きを待っています

で、今回、それとは別に、低風量換気システム+浴室暖房乾燥機についての問合せが有ます

●寒い(夏でもやはり)
24時間強制換気の「標準」「弱」「入浴モード」が差があまり感じられない状態(切る方法はマニュアルにもあるのですがそれはやっていません)「差は余りありません、それより暖房を入浴30分前からやっておくしかないでしょう」と東京ガスから言われ、???の状態(夏でもか?)

●カビ
入浴後に「乾燥」ボタンを押したら、カビが生えにくいと聞き、だけど長時間だと費用が高くなるので「30分くらいで」良いですと最初に東京ガスから言われたが、某毎日新聞の記事によると「中途半端な浴室乾燥は室温が上がってかえってカビの増殖を促すだけ。60分くらいしないとダメ」結局、必要度合いがわからない。「換気」をしてから「乾燥」を何分かやるほうが効果が高そうという人もいるし、「換気」とか「乾燥」だけで十分という人もいるし…
教えてください


 これは東京ガスの『HOT&DRY』かな?24時間強制換気に加えて乾燥モード?何だかよく判らないなぁ……。ちょっと調べてから回答しますね。というわけで、『裁判』の続きはまた明日……。

2005年11月22日 (火)

この新聞は自動的に消滅…する?

 昨日は『臭気判定士』『臭気判定士試験』なんて検索ワードでおいでくださった方が結構いらしたようで。これは、20日の日曜日に平成17年度の臭気判定士国家試験が行われたからですね。弟子たちも受験しておりまして、昨日は一生懸命自己採点をやっていましたが、そこそこ安心な正解率だったようです。やれやれひと安心。

 『脱臭能力を持った新聞紙』が開発されたそうで、先日終わったモーターショーで光触媒紙のパンフレットが配布されたそうです。ちょっと欲しかったりする。
 以前、学会で光触媒の消臭フトンに関する研究開発レポートを聴いたことがあるのですが、酸化チタンをそのまま綿に付けてしまうと、触媒効果が起こった時に綿の繊維を分解してしまうので非常に苦労したそうです。紙なら製品としての寿命が短いものが多いですから、その辺は楽でしょうね。
 しかし……。ニュースを見ても開発メーカーのHPを見ても、紫外線あてて実験していますが……。そんな理想的な条件で実験したら、そりゃ効果出るに決まってるでしょう……。それにブランク(触媒紙入れてない方)に紫外線あててないし……。あと「アセトアルデヒド99%分解」しても、においの強さはやっと半分程度の減少ですよ?。と意地悪い突っ込みを入れたりする。
 光触媒の業界でも、最近は脱臭効果よりも製品表面の浄化をメインに考えているようです。いくら紫外線使って「ほらアンモニア消えた!」って実験しても、日常生活で紫外線灯は使わないでしょ。日焼けマシンの中で新聞読んでるヒトなんていないし……。効果のある使い方は、家の中で日光があたる場所に拡げて置いておくのでしょうか?う?ん。だったら換気した方が良いような気がするなぁ……。そのうち『素敵な奥さん』あたりで賢い利用法を考えてくれるかも知れませんね。
 古紙の再生工程で酸化チタンがどうなるのか、興味のあるところです。水に流れてしまうのか、そもまま残ってどんどん触媒効果のある再生紙製品が出回るのか。そしてある時、段ボール箱を日なたに放置しておくとセルロースが触媒分解されてボロボロに……。なんてことにならなければ良いのですが……。

 済みません。雑談が長くなってしまったので、マンションのにおいは次回にします……。

2005年11月21日 (月)

においで死ぬこともある

 『耐震強度計算データの偽造事件』許せませんね。人命・財産にかかわる重要な仕事を、コスト削減のためにどんどんいい加減なところに投げていく。「お客様のため」とか「仕事に対する使命感」なんて顕微鏡で探したって見えやしません。姉歯設計士と、グルになっていい加減な仕事をやっていた建設会社は向こう10年間、その欠陥マンションに住むことにすれば良いと思う。
 命にもかかわる欠陥のある家を買ってしまった人たちの苦痛を、たっぷりと味わうと良いのです。欠陥マンションやホテルの取り壊しと立て直しなんて膨大なムダだけでも社会的な重大犯罪です。

 さて、金曜日の続き。どうしたことか、パトロールのルートを毎回変えても待ち伏せされて損害続出のアメリカ軍。苦労してゲリラ兵を捕虜にして、尋問してみました。そうすると……。
「アメリカ兵が来るとにおいで判る。200メートルも前からにおってくる」と信じられないことを言い出したそうです。今どき軍用セッケンなんてモノを特別に作るとは思えないので、市販品を使っていたのでしょう。アメリカの『そのテ』の製品がどれほど強烈な香料を使っているかは説明するまでもないことで、試しシャワーの時に石鹸を使うことを禁止したところ、待ち伏せをくらう事態はぴたりとなくなったそうです。(柘植久慶氏のノンフィクション作品より)
 密林の中では、意外なことに音がとんでもなく遠くまで響くそうです。においも結構遠くまで届くようですね。人工的な香料なので、その場所に馴染まなければ異質なものとして感知されてしまうものです。もの凄いにおいの仕事場にいる人でも、まったく異質なにおいが入り込んでくると苦情を言うことがあります。

 においで生死にかかわる事態に陥るなんて、普通の生活ではちょっと考えられないでしょうけど、これがあるんです。
 中古のマンションを購入した女性。引っ越した直後から不快なにおいに気が付いて管理会社やオーナーにクレームを入れたのですが、誰もその『におい』が判らない。掃除を徹底したり市販の消臭アイテムを片っ端から試してもまったく効果なし。
 1年も経過しないうちに眠れなくなり、神経症の症状まで出始めたそうです。その部屋の、前の住人が規則に違反して犬を何頭も飼っていたことは判ったのですが。管理業者は壁や天井のクロス貼り替えを行っており、女性が訴える『におい』がどこから入ってくるのか全く判りませんでした。
 そうしている内に時間ばかりがどんどん経過し、女性はその部屋に居ることもできなくなってしまいました。そして、とうとう裁判に……。

? 続く ?

2005年11月18日 (金)

ネタには困らないがタイトルには困る

 ネタはたくさんあるのですが、書き出しをどうするかで毎回悩んでいます。今週は月?金と毎日アップしてしまった、ヒマだと思われてしまうかも知れないけど、毎日8時前に事務所に出てきてきっちり9時までに書き上げてます。年間何十件も調査報告書を書いてますもので、文章書くのは早いんです。
 
 水曜日に話題にした『香りガム』、食品と香りのつながりでこんなニュースが。昔の米軍MRE(携行口糧=野戦食)と言えば「まずい、量ばっかり、やたら高カロリー」だったそうですが、最近は戦場で兵士を支えるには満腹感だけでは足りなくなったってことでしょうか。それとも戦争そのものに大義名分が足りなくなったためかな?
 昔ノースウェスト航空の機内朝食が、全粒粉パン・ハム・チーズ・クラッカーで、トレーに載ったMREみたいだったことを思い出します。
 戦場と香りと言えば。ベトナム戦争当時に、密林パトロールに出かけた部隊が必ず待ち伏せ攻撃に遭ってしまうという、通常では考えられない事態があちこちで起こったそうです。苦労して捕虜にしたゲリラ兵を尋問してみると、意外な事実が判明しました……。

 この続きは次回……。また仕事の話題に入れなくなっちゃうから。

 リンクしたニュースの中にMREとは関係がないけど、興味深い研究結果が見られますね。「青リンゴ、バナナ、スペアミントの匂いを嗅ぐだけで、1ヶ月で平均2.1%の減量」これは嗅ぐだけで、食べちゃダメなんでしょうね、きっと。
 「ヒトは食べ物を咀嚼した後の匂いを後鼻で感知して、それが味覚に大きな影響を及ぼす」というのは凄いですね。何かのアンケートで、最近の人間(特に若い世代)は“嗅覚は無くなってもいい感覚”だと思っているそうですが(ソース未確認)。食べ物の味の大半がなくなってもいいのかな?あ、また話題が脱線した……。

 キッチンがらみの相談が続けて入ってきます。気温も湿度も下がって、一般的に臭気の発生は減ってきているのですが、温度条件があまり変わらないキッチン周辺では相変わらず臭気が発生するのでしょうか。「何だかわからないにおい」「モヤシが腐ったようなにおい」モヤシとはまた具体的な表現ですね?。ご家族揃っての意見なので信頼度は高いですが、さて何だろ?やはり水がらみしか考えられないけど……。

2005年11月16日 (水)

無臭と……、言えない。

 昨日はおめでたいやら騒がしいやら、日本のあちこちで警備警備。警察関係の皆様お疲れ様でした。
 紀宮様・黒田清子さんの白いロングドレスがルパン3世のクラリスのイメージだったってのには驚くと言うか、心密かに拍手を送りました。さすがオタクプリンセス。慎ましいだけのお姫様で終わってくれなくて嬉しかったです。お幸せに……。皇室からの一時金には、私の納めた税金も何pptか入ってると思いますので、お役に立てていただければ幸いです。

 さて。発見アイテムの記事をはさんでしまいましたが、『無臭と言えば……』の続きです。私は『におい・かおり環境学会』の委員も務めておりまして、先日、年6月の第19回開催に向けての会合に出席しました。
 当然全員がにおい関係の専門家ですから、ちょっとした雑談の中にも耳が『ぴくり』とするようなネタがあるんですね。
 「一般生活で『無臭』と感じられる状態は、実は臭気濃度2?3程度のにおい」とは東京都環境科学研究所にいらしゃった協会の先生から聞いた話。つまり、2倍から3倍に薄めると本当に判らなくなるごくごく薄いにおいを『無臭』と感じるということ。『無臭』と思いながら、常時その程度の「におい」に触れているわけですね。
 専用の実験室で作らない限り完璧な『無臭』の状態になんてなりませんが、もしそんな実験室に入ったら、恐らくそんなに経たないうちに『におい』を感じ始めてしまうのではないかと思います。ひとつの感覚遮断ですからね?。臭気濃度2?3あった刺激が失われると、嗅覚はバックグラウンドを探そうとして鋭敏になるのではないかと……。『幻臭』ってモノを感じるようになるかも知れません。
 『幻臭』(そこにないはずのにおいを感じてしまう)のは、特定の刺激(視覚・触覚)によって印象深い記憶が呼び出されて、それと一緒ににおい記憶も再生され、そのにおいを嗅いだような気になってしまうのではないかと思います(私はそちらの専門家ではありませんので、あくまで臭気判定士としての見解)。
 そう言えば、外部から音が入らず、内部の音を消してしまう無響室に長い時間入っていると『自分の体の中で発生している音』の多さと大きさに驚くそうです。人体が発しているのはでやはり体温だけじゃありません。ですから、他の刺激が乏しい(はずの)無臭実験室で起こる『幻臭』は、実は自分の鼻の中で発生しているにおいかも知れません。実際、血液の中にとけ込んでいる成分を自分で感じられるかどうかで嗅覚が生きているかどうかを調べる『アリナミンテスト』というものもあるくらいですから、昨日の夕食でショウガ焼きに入っていたニンニクやショウガのにおいをバックグラウンドとして常時かいでいるかも知れませんね。自分がニンニク臭くても分からないのは、きっとこのためだな。
 そう言えば、その生理機能を利用した『体が香るガム』なんてモノも発売されるらしいです。最初にライブドアの【ファンキー通信】で知ったのですが、うっかり見失っていました。トラックバックつけなおし。でもこれは食べ過ぎ注意ですよ。万一におい過ぎてもシャワー浴びたって取れませんから。
 まだネタあるんだけど…。もうこんな長さになってしまった。無臭を語るのは難しい……。え?と。こんな話題、トラックバックはどこにかけたらいいんだ?

2005年11月14日 (月)

我慢するヒトしないヒト

 え?。土曜も日曜もあったモノじゃありません。今年の冬は特に忙しい思いをしそうな師匠ですsad
 昨日の現場は、建売一戸建て住宅で新築から8年も続いている正体不明の「発酵したにおい」でした。よく8年も我慢なさっていたものだと……。虎ノ門のビルで、何と20年も下水のにおいで悩んでいたなんて物件もありましたが。私が天井裏に潜って半日で原因を発見しましたが、私以外にあの場所まで入ったのはだけだったでしょうね……。

 住宅のにおいで時折見られる傾向として『梅雨時から夏場にかけて発生する』というのがあります。温度と湿度が高い間はよく発生して、温度湿度が下がる秋口から冬の間は出てこなくなるにおい。
 においの特性として、全く同じにおいであっても温度と湿度が高い状態でかぐと強く感じます。そして、においの元が存在している時には温度と湿度が高いとにおい発生も盛んになります。
 かくして……。昨日は、メーカーの住宅診断士と臭気判定士が休日にお邪魔したにもかかわらず、快晴の秋空の下で、においは発生しませんでした。下見に来たときは玄関入った瞬間に納豆とチーズのような低級脂肪酸のにおいを感知したのですが……。これは2年越しの案件だな……。

 メーカーと言えば、モデルルームでもにおいについて相談を受けることがあります。
 一番多いのが『建材のにおいを抜きたい』という相談。シックハウス問題で、VOC系を思わせるにおいには敏感になっているのでしょうね。もうひとつは、同じく建材ではありますが、珪藻土やセラミックと言った『呼吸する壁』がにおいを吸っちゃって、それを放散している状態。
 これはやっかいです。放散を止める手段はありますが、なにしろ止めたら呼吸しなくなってしまいます
 モデルルームとはいえ所詮「よその家」なのですから、何らかの馴染まないにおいを感じるのは仕方ないことだと思うのですが……。メーカーさんはやはり『無臭』にこだわります。「見えるようにポプリでも置いたら?」と言いたいところですが、それでは臭気判定士が来た意味がないというもの。かくして試行錯誤が延々と続くことに……。

 あ、そうだ。『無臭』と言えば……。

 ? 続く ?

2005年11月12日 (土)

食う寝るところに住むところ

 タイトルを書いて、「ソレは全部同じところじゃないのか?」と初めて疑問を覚えたのですが。いや……。う?ん、ちょっとまてよ……。
 高校生まで、札幌とその近郊で暮らしました。木造風呂なし玄関共同の社宅から鉄筋コンクリ2DKの社宅。そして注文一戸建て。大学から東京でひとり暮らし。木造風呂なし玄関トイレ共同の限りなく下宿に近いアパート。就職してから木造モルタル1DK。転職してまた鉄筋コンクリ2DKの社宅。一軒家の上下階別世帯の変形2DK。そして今は中古で3LDKマンションを買いました。専用の庭付き。オマケでネコ付き。
 うーん。考えてみると、色々なところに住んだものですねぇ……。どの『住むところ』が一番印象に残っているかと言えば、やはり社宅ですね。私の子供時代はファミコンだってなかった頃ですから、子供は外行って遊ぶしかありません。
 当然、社宅の子供同士のコミュニケーションができてしまうわけで、小学生と中学生が一緒に遊ぶのはごく当たり前のことでした。
 でも私が会社員になって再び社宅に住んだとき、そこには子供のコミュニケーションなどありませんでした。何しろ、社宅に子供がいませんでしたから。
 20代の私の生活と言えば、バイクで走り回るのがほとんどで。家はそれこそ『メシ食って寝るだけの場所』でした。極端な話し会社(新聞社)の仮眠所で寝て社員食堂でメシ食っていれば生活できたわけで、アパートは住居なのかバイクの部品置き場だか判らない有り様でした。
 そんな経験から考えてみると、『食う寝るところ=とりあえず、その環境さえ整っていれば足りる場所』、『住むところ=そんな傍若無人状態ではいられなくなって、いろいろな意味での精神的な落ち着き場所』なのではないかと考えてみたり……。
 と、なると。『食う寝るところに住むところ』ってのは深い言葉だなぁ……。『寿外無寿外無』は、やはり人が生きて死ぬまでの全てを最短で現しているのか……。って、やっぱりそれを人の名前にしてどうするんだ……。
 今、私が贅沢だと思っているのがベランダ。居候ネコに占拠されて、家主である私達が遠慮しながら洗濯物干したりしていますが。そこは居室と庭との区別が曖昧な空間。裸足のまま出て行けるようにしたので、もはや壁のない部屋です。
 並びの世帯の皆さんはベランダに壁を作って部屋を広くしているようですが、私はこの部屋だか庭だかはっきりしない空間が非常に気に入っています。ですから、マンションもバルコニー付き、欲を言えば庭付きという限られた条件ならOK。展望が良くても防犯上有利でも高層階の部屋はNG。ってコトは……、限りなく一戸建て寄りなのかな?
今回の『気になる話題』は、においネタに結びつかなかった……。

2005年11月11日 (金)

センサー万別

すっかり朝晩が冷え込むようになってまいりました。
 10年ほど前まで、11月から3月にかけて、におい関連の仕事はかなりヒマだったのですが今は全く季節に関係なく一年中忙しいですねぇ。七つ道具抱えて南へ北への師匠です。

















 写真は、『七つ道具』の中で、格好良いものだけ写しました。下のふたつは『ニオイセンサー』です。

 時々、「自分でセンサーを使って調べることはできますか?」と相談されることがありますが、成分が不明なにおいを調べようと思ったら、臭気判定士が使わないと有意義なデータを取ることは難しいです。
 吸いこんだ空気を半導体にぶつけてその中に含まれる物質をカウントする仕組みなのですが、においのない水蒸気もカウントしますので、湿度によって数字が大きく変化します。アルコールにも敏感に反応します。だから現場を見ないで、臭気判定士じゃない人が取ったセンサー記録を見せられても、その数字が何を示しているのか判断できないんですね。
 そう言えば、トラベルニフティのコラムでこんなことやってる人がいました。まあその……。バラエティの企画なんだから私がごちゃごちゃ言う筋合いでもないか……。
 でも、センサーもどんどん改良されて、おおまかなにおいの質なども表示できるようになってきました。使い方によってはとても便利な機材になりそうです。
 現場記録のデータベースを作って、センサーの反応と突き合わせることができれば、「あっ。これは○○が発生している時の反応に似てる」と経験が少ない臭気判定士でも判断できるようになるわけです。そうやって住宅の臭気調査を行う臭気判定士が増えてくれれば、私も少しはラクになると……。(甘いか…)

右『XP?329�V新コスモス電機
左『イーノーズモバイル』双葉エレクトロニクス

2005年11月 9日 (水)

にゃんション地獄

 さて、お約束通り『ペットがらみ』のにおいトラブルのお話です。
ネコは元々が水分の少ない場所で暮らしていた生き物だそうで、ハムスターもそうですが、あまり水分を排出しない体の構造になっています。ということは、そのオシッコは毒素を含めるだけ含んだ濃厚な液体なんですね。これは臭いはず。壁の石膏ボードや巾木、フローリングにしみこんでしまうと、完全に取り除くのはもの凄く大変です。
 オシッコした直後でしたら、洗剤で拭き取った後でバイオ系の消臭剤を吹きつければ何とかなります。でも時間が経過してオシッコが木材にしみこんで薄茶色に変色していたら、もう家庭用の洗剤ではダメです。

 ネコちゃん一匹で、一戸建ての全部屋が住めない状態……。と言うか、部屋によってはアンモニアで目に痛みを感じるほどの惨状になっていた家もありました。どうやら人が入れる状態まで戻すために、4人がかりで約2週間。何しろ敵がアンモニアですから、塩素は効きません、オゾンも効きません。
 業務用バイオ剤をたっぷりしみこませて木材の中でオシッコを分解させます。その後変色した部分は業務用オキシドールで漂白します。このオキシドールは強烈で、フローリング材のコーティングとか剥離しちゃいますけど仕方がありません。
 軽い汚染だったら1週間以内で取れます。壁や天井についちゃったにおいは消臭ガスか薄い消臭剤で拭いて取ります。でもフローリングが褐色になって、合わせ目にオシッコが結晶しているような状態ではお手上げです。そこの部分は取り除いてもらわないとどうにもなりません。
 ちなみに、業務用オキシドールは毒劇物なので一般には売れませんが、バイオ剤『GB610』は販売してます。4リットルで7,200円。10倍に薄めて使うからそんな高いものではありません。(宣伝)

 ネコは元々きれい好きなのに、『オシッコ屋敷』状態になってしまうのは100%飼い主の責任です。「面倒見られないなら飼うな!」ですね。
 で、ウチの居候ネコ。ビーフのモンプチ食べません……。もしかして、魚じゃなくちゃ嫌?

2005年11月 7日 (月)

『あんまり』なにおい

 え?。我が家の庭に大ネコが居候していることは前回書きましたが……。私、実はネコ好きです……。それは良いのですが、ネコにも好かれます。それも良いのですが、困ったことに“ネコ毛アレルギー”なんですよ。
居候ネコをなでなでしてると、だんだん鼻がつまってきます……。目も何となく充血してきて……。
 嫌なら撫でなきゃ良いのですが、「ニャ?。撫でて?」と催促されるとつい手が出てしまうんです。ホントに困った居候だ。あ、帰りにドンキホーテに寄ってネコ缶買っていかないと……。

 まあ私のこんなトラブルなんぞは微笑ましい部類ですが、笑えないペットトラブルも数多く目にしています。原因はもちろん『におい』。
 ワンルームに無断でネコを飼い、放任したものだから好き勝手に部屋中にオシッコしまくって、最後には飼い主本人が臭くて逃げ出したとか。貸家で無断でペットホテルを始めて、やたらに預かりまくったものだから管理が追いつかなくなって、でかい家一軒全部トイレ状態になっちゃったとか……。
 あまりにおいがひどいものだから、リフォーム業者が嫌がって入らないなんて状態も珍しくありません。そう言えば、家の中で『○○が腐っちゃったとき』も、リフォーム業者が入る前に私達のような専門業者が入ります。もちろん、腐っちゃった『もの』は運び出した後にですけどね……。

 ええと……。ネコの話し……。でも『あんなの』は、やはり色々とネタになることが多いんですよ、『においの事件簿』だからそう言うヤバ気なのもアリかな?
 何か、雑談だけで終わりそうな予感がする。私だけ1回あたりの文がひどく長いぞ。『あんなの』は、リクルートさんのOKが出たら書こう。でもペットのにおいで裁判になったネタも間違いなく『事件』だな……。というわけで、本題に入り損なったまま今回は終わったりする……。

2005年11月 4日 (金)

ペットの置きみやげ

ペットと暮らす快適住まいの話』で、井本史夫さんが私の記事を引用なさっていました。ありがとうございます。
 犬のにおいについて、調査していた住宅で飼っているコーギーの体が午前中は『ドクダミ』みたいなにおいで、午後には完全な動物臭になっていたなんてことがありました。あれは不思議でしたね、家にトイレを置かず、散歩中に済ませるという飼い方をなさっていたので(ちょっと不安ですが)、それに伴う体調が原因だったのかも知れません。
 私のところではずっとハムスターを飼っていたのですが、先月キンクマ(♂)が老衰で天国へ行ってしまいました。あんな小さな動物でも、ゲージをかたづけると部屋の中のにおいが変わりましたね。ネズミは…。清潔な飼いネズミに限りますが、尿のアンモニア臭がにおいの主体です。ウンコはすぐにカチカチに乾いてしまうのでほとんど臭いません。
 ハムスターもやはり、オスよりメスの方が臭います。特に発情中など、手に乗せると臭いが残るほどです。飼い主は全然気にしませんが、ネズミ嫌いの人はにおいに気が付くかも知れません。
 それで。現在の我が家ですが、自主的に飼われにやってきた大ネコさんがベランダを占拠していまして、時々リビングにも入ってきてテレビに見入っていることがあります。
すでに避妊手術済みだそうで、『町ネコ』ってやつですね。洋ネコミックスらしくて耳の先端がカールしています。
 画面左上にちょこっと写っていますが、砂を買ってきて立派なトイレを作ったのですが、あまり使ってくれません。庭のあっちこっちにせっせと肥料を埋めてくれています。来年はさぞ盛大に雑草が茂ることでしょう。現在バイオ剤を使って汚染土壌の脱臭実験も行っているところです。何でも仕事に結びつける真面目な臭気判定士でした。
 そうそう、中古マンションでの動物臭に関わるトラブル、まだ書いていませんでした。相談が入らなければ次回はその話題にします。

2005年11月 1日 (火)

ちょいと雑談

<引用文><引用タイトル>日々 (´・ω・):体臭

 調べものをしていたら、↑こんなブログの記事を見つけまして。それでちょっと思い出したコトがあったのですが…。
 まあ、その前に。こちらのブログで管理人さんが書いていることは事実ですね。特にキムチや醤油、エスニック香辛料。以前韓国に旅行したとき、金浦空港から外に出たまさにその瞬間にキムチの香りを感知しました。まあ、どこの家でもベランダにキムチの瓶を置いているのだからにおわない方が不思議です。
 醤油のにおいでは、昔アメリカにあった日本人街が醤油と味噌のにおいで不興を買っていたそうです。そう言えばゴジラ松井が食べるお握りのにおいがチームメイトから苦情になったなんてエピソードも聞いた記憶があります。アメリカ人にとって、ご飯の炊けるにおいは吐き気を催す悪臭らしいそうですから。……ってコトは、ニューヨークの地下鉄でご飯炊いたらテロ行為ですか?

 思い出したコトってのは、先日遅い夏休みを取って、ホノルルで3日過ごしてきたのですが、10月11日の記事にも書いたように、現地で「とくダネ!」見ていた方と雑談する機会があったのですが……。どうもハワイの人たちにとって『日本人臭』は醤油じゃないようです。
 今や醤油は『ショーユー』で通じますし、向こうでも作ってるみたいです。もう醤油のにおいは特別なものではなくなっているでしょうね。少なくてもハワイでは。
 それで、ホテルの従業員さんが感じる『日本人臭』は、「ツーンとした化学物質っぽいにおい」だそうです。日本人の荷物、それにチェックアウトして何もなくなった部屋でもそれは感じるそうです…。
 臭気判定士の石川さん推理するに…。『パラジクロロベンゼン』の疑いが濃厚です。代表的な商品名が『パラゾール』。はい、衣類の防虫剤、タンスの中のにおいです。今でこそ無臭の製品も出回っていますが、価格の安さからまだ愛用している人も多いでしょう。特にお年寄りは、一度馴染んだものはなかなか変えたがりませんから。
 で、芸能人でもない限りそう頻繁に外国に行けるはずもありませんから、旅行カバンも旅行用の服も普段はずっと押入やタンスの中にしまわれるわけですね。そして押入やタンスにはお決まりのパラゾールと…。う?ん…。私もパラゾールのにおいがするかどうか、訊けばよかったな…。今度行った時にもあの女性いてくれると良いんだけど…。

youさんへの回答(その1)

師匠です。youさんからのご相談の回答編です。

 「エアコンドレンから音がする」「隙間の風切り音」「玄関ドアの開閉が重い」。これはかなりのマイナス圧になっている状態ですね。一戸建て住宅でしたら床下や天井裏の空気を取り入れることができますが(これが「においトラブル」になることもあるのですが…)、鉄筋コンクリートのマンションですとそうも行きません。窓や配管を通すための開口部分しか空気は通りません。
 新築で購入間もないのでしたら、メーカーに無償手直しを要求できると思いますが。…その前にちょっと点検しておいてくださいね。
�@「フィルターのみの換気口」は開いてますか?閉まってますか?もし閉まっているようでしたら、全て開けてからキッチン換気扇を回して、負圧の状態がどうなるか調べてください。
�A浴室回りの24時間換気が、本当に強制24時間なのかどうか。タイマーで制御できませんか?
�B「負圧ダンパー」は調整できるタイプでしょうか?できるタイプなら最低の作動圧にしてみてください。

 マンションを設計する側の考えと、現場でマンションを作る会社の技術的コスト的な都合、それから実際に住む人の都合はそれぞれ全く異なります。
設計会社:「ちゃんと設計プラン通りに施工して使ってくれないと…」
工事会社:「そんな工事無理だよ。コスト下げろってうるさく言っておいて…」
購入者 :「何かするたびに、あっちこっちのスイッチ入れたり切ったりなんてできないよ…」

 『設計者の理想はオペレーターの悪夢』って言うのは昔からよく言われることですが、コンピューター制御が当たり前になってからは、人間の目や腕が何百倍にも増えたようなもので、『悪夢』を見ることも減ったらしいです。
 ただしこれは機械の話。デジタル家電は増えまくってますが、マイコン制御ハウスはまだまだ発展途上のようです。でなけりゃ私がこんなに忙しい思いしてません。

 で…。先に挙げた�@�A�Bを点検確認していただいた上で、負圧がまったく変わらないようでしたら外気取り入れが決定的に不足しています。メーカーに申し入れて改善してもらわなくてはなりません。その場合、「サッシをもっと気密性の高いものにする」「エアコンドレンのトラップを交換する」などという工事はダメです。負圧が強くなって事態を悪化させるだけです。
 「同時給排気型換気扇」に換えて、それでも不足している空気を何とかするために、外気の吸入口を増やすしか方法がありません。
 ただし…、です。外気の取り入れを増やすってコトは、前にも書いたように『冷暖房効果の低下』というありがたくないオマケがついてきます。換気口を増やした場合には、これからの季節、家の中の一部分だけ寒いなんて現象が起こるかも知れませんが…。「ウォームビズ」で省エネに協力するってことで…。

?もう1回続く?

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