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2005年11月14日 (月)

我慢するヒトしないヒト

 え?。土曜も日曜もあったモノじゃありません。今年の冬は特に忙しい思いをしそうな師匠ですsad
 昨日の現場は、建売一戸建て住宅で新築から8年も続いている正体不明の「発酵したにおい」でした。よく8年も我慢なさっていたものだと……。虎ノ門のビルで、何と20年も下水のにおいで悩んでいたなんて物件もありましたが。私が天井裏に潜って半日で原因を発見しましたが、私以外にあの場所まで入ったのはだけだったでしょうね……。

 住宅のにおいで時折見られる傾向として『梅雨時から夏場にかけて発生する』というのがあります。温度と湿度が高い間はよく発生して、温度湿度が下がる秋口から冬の間は出てこなくなるにおい。
 においの特性として、全く同じにおいであっても温度と湿度が高い状態でかぐと強く感じます。そして、においの元が存在している時には温度と湿度が高いとにおい発生も盛んになります。
 かくして……。昨日は、メーカーの住宅診断士と臭気判定士が休日にお邪魔したにもかかわらず、快晴の秋空の下で、においは発生しませんでした。下見に来たときは玄関入った瞬間に納豆とチーズのような低級脂肪酸のにおいを感知したのですが……。これは2年越しの案件だな……。

 メーカーと言えば、モデルルームでもにおいについて相談を受けることがあります。
 一番多いのが『建材のにおいを抜きたい』という相談。シックハウス問題で、VOC系を思わせるにおいには敏感になっているのでしょうね。もうひとつは、同じく建材ではありますが、珪藻土やセラミックと言った『呼吸する壁』がにおいを吸っちゃって、それを放散している状態。
 これはやっかいです。放散を止める手段はありますが、なにしろ止めたら呼吸しなくなってしまいます
 モデルルームとはいえ所詮「よその家」なのですから、何らかの馴染まないにおいを感じるのは仕方ないことだと思うのですが……。メーカーさんはやはり『無臭』にこだわります。「見えるようにポプリでも置いたら?」と言いたいところですが、それでは臭気判定士が来た意味がないというもの。かくして試行錯誤が延々と続くことに……。

 あ、そうだ。『無臭』と言えば……。

 ? 続く ?

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