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2005年11月22日 (火)

この新聞は自動的に消滅…する?

 昨日は『臭気判定士』『臭気判定士試験』なんて検索ワードでおいでくださった方が結構いらしたようで。これは、20日の日曜日に平成17年度の臭気判定士国家試験が行われたからですね。弟子たちも受験しておりまして、昨日は一生懸命自己採点をやっていましたが、そこそこ安心な正解率だったようです。やれやれひと安心。

 『脱臭能力を持った新聞紙』が開発されたそうで、先日終わったモーターショーで光触媒紙のパンフレットが配布されたそうです。ちょっと欲しかったりする。
 以前、学会で光触媒の消臭フトンに関する研究開発レポートを聴いたことがあるのですが、酸化チタンをそのまま綿に付けてしまうと、触媒効果が起こった時に綿の繊維を分解してしまうので非常に苦労したそうです。紙なら製品としての寿命が短いものが多いですから、その辺は楽でしょうね。
 しかし……。ニュースを見ても開発メーカーのHPを見ても、紫外線あてて実験していますが……。そんな理想的な条件で実験したら、そりゃ効果出るに決まってるでしょう……。それにブランク(触媒紙入れてない方)に紫外線あててないし……。あと「アセトアルデヒド99%分解」しても、においの強さはやっと半分程度の減少ですよ?。と意地悪い突っ込みを入れたりする。
 光触媒の業界でも、最近は脱臭効果よりも製品表面の浄化をメインに考えているようです。いくら紫外線使って「ほらアンモニア消えた!」って実験しても、日常生活で紫外線灯は使わないでしょ。日焼けマシンの中で新聞読んでるヒトなんていないし……。効果のある使い方は、家の中で日光があたる場所に拡げて置いておくのでしょうか?う?ん。だったら換気した方が良いような気がするなぁ……。そのうち『素敵な奥さん』あたりで賢い利用法を考えてくれるかも知れませんね。
 古紙の再生工程で酸化チタンがどうなるのか、興味のあるところです。水に流れてしまうのか、そもまま残ってどんどん触媒効果のある再生紙製品が出回るのか。そしてある時、段ボール箱を日なたに放置しておくとセルロースが触媒分解されてボロボロに……。なんてことにならなければ良いのですが……。

 済みません。雑談が長くなってしまったので、マンションのにおいは次回にします……。

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