« やっぱり家具でも…… | トップページ | フリー換気マンションの暖房 »

2005年12月16日 (金)

孤立霧煙(その1)

 当人にとっては切実で真剣な問題なのだが、周囲には『お騒がせ』としか思われない気の毒なケースもあります。私が日本デオドールに来る前から隣家の臭気についていろいろと相談を持ち込んで来る人がいる。
 数ヶ月前裁判所の調停を受けて和解したはずだったのだが、またお見えになった。来てくれるのは、まあ……。構わないが、アポはとって欲しいな……。何時来ても私がいるとは限らないのだから。
 本来、相談者さんのことをこのようにネタにするのは感心できたことではないが、1時間半も無料で相談を聴いたのだから相談料代わりに使わせてもらおう。私の労賃は結構高いのだから……。

 このお方、隣家のにおいに悩まされて都内を3度も転居している。行く先々で「隣が無許可で一日中メッキの洗浄作業をやっている」そうだ。ご本人は判らないのだが、妹さにんはすぐそのにおいが判るらしい。都内でメッキの下請けってそんなに多かったのか……。
 10年ほど前に臭気測定を頼まれて、うちの臭気判定士が現場まで行って測定を行ったが、「臭気指数17(濃度50)」。
 住宅地で何か事業を行った場合、その作業を行っている建物の周辺で許容される臭気指数は「10(濃度も10)」なので、明らかに違反なのだが。問題は隣家が「ここは住居で、そんな仕事なんてしていません」と言っていること。ただの住宅であれば、役所も排気のにおいを咎めることはできません。
 区役所に相談して環境課の担当者に来てもらいましたが、はたしてその担当さんはにおいを確認できず。もちろん『作業』が行われている様子もなかったそうだ。
 普通ならそれで終わってしまうのですが、治まらないのは苦情を申し立てた方で「担当者があらかじめ向こうに電話とか入れたから作業を止めてしまったのだ!」と怒ってしまい、都の環境局に行ったり区議に直訴したり大騒ぎを始めてしまいました……。

? やっぱり長くなるので続く ?

« やっぱり家具でも…… | トップページ | フリー換気マンションの暖房 »

現場日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1489635/39730516

この記事へのトラックバック一覧です: 孤立霧煙(その1):

« やっぱり家具でも…… | トップページ | フリー換気マンションの暖房 »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック