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2005年12月 1日 (木)

人が知らない大仕事

 ちょいと佐賀県まで行ってきました。順調にマイレージが貯まっている師匠です。焼酎ブームはまだ続いていまして、メジャーメーカーもマイナーメーカーも増産一方なようです。ところが、来年からは『食品リサイクル法』が施行されるので、各メーカーとも今まで単に『産業廃棄物』として業者に処理を任せることが多かった焼酎粕を自社内で何とかしなくてはならなくなりました。
 この工場では液状の焼酎粕を堆肥に混ぜ込み、微生物による消化を利用してほとんど全てを水蒸気と二酸化炭素に変えてしまいます。だから処理工場からは何も出て行きません。家庭用生ごみ処理装置の巨大版ですね。
 ただし。巨大なだけあって、発生する水蒸気やガスも半端な量ではありません。しかも微生物が活動した後のガスですからいろいろとにおい成分を含んでいます。実は「におい+水蒸気たっぷり」というのは、脱臭屋が最も嫌うものなんです。活性炭はすぐびしょびしょ、触媒に通してもすぐ詰まっちゃう。しかもこのような設備は排ガス量も多いから装置は大きくなる。でも生産設備じゃないから予算はあまりかけられない。
 それで、可能な方式を探していくと『液体消臭剤噴霧』しか残らないんですね。


 この装置は、5000倍に希釈して使える特殊な消臭剤を自動的に薄めて吹き続けます。一度補給すれば1ヶ月くらい自動で動き続けることが可能です。お値段600万円なり。
 住宅とぜんぜん関係ないけど、人知れずこんな仕事もやっていたりする……。

 東京ガスからメールで回答が来ましたが……。う?ん……。電話してもうちょっと話してみます……。

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コメント

石川様、初めまして今日は。ご活躍、興味深く拝見しております。質問をさせていただきたいのですが…。先日、日比谷の方へ出て、日比谷○ャンテと宝○劇場のある通りに行きましたが、通り中にバキュームカーの排気臭が充満していました。あまりの強烈な臭いに、驚いて周囲を見回しましたが、作業車はいませんでした。なにかビルの排気なのでしょうか?あそこまで臭うようでは、思わず「これは臭気判定士さんの出番!?」と思ってしまいました。なにかこのような事例をご存知でしたら、お教え下さい。宜しくお願いします。

「ひょのいち」様、質問ありがとうございます。街中の『バキュームカー臭』はビルの排水によって起こるものがほとんどです。次の記事で詳しく説明いたしますのでお待ちください。

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