« 賢作さんからの質問(その1) | トップページ | 吐き出すのは煙だけではなく »

2006年1月12日 (木)

賢作さんからの質問(その2)

 え?と……。朝の8時だってのに、既に48人もおいでになってるのはどうしたことでしょ? 「オススメブログ」さんが紹介してくれたおかげでしょうか、ありがとうございます。
 タバコはね?。大変なんですよ……。以前にも住宅調査を行っている時に「お父さんのタバコはここで吸ってもらっています」と、部屋の隅に空気清浄機が据え付けてありましたが。奥さん、甘いです。
 確かに清浄機のフィルターと電気集塵機能でもって煙とヤニは取れますが、ニオイ成分までは取れません。それに家庭用空気清浄機にモロにタバコの煙吸わせるのは、掃除機でジャリを吸い取っているようなもので、あっという間にダメになってしまいます。
 試しに清浄機の中を開けてみたら、案の定「うげ……」な状態になっておりまして。回せばタバコのニオイをまき散らすような状態に……。まあ、これだけの物質がお嬢ちゃんの肺に入らなくて良かったですねと……。その後お父さんがどのような愛煙家生活を過ごしているのか、私の知ったこっちゃありませんが。(蛍の光窓の外?♪)

 で、アクセスしてきたURLがみんな流れてしまいまして。質問の内容が判らなくなってしまいました。仕方ないので覚えているモノだけ……。
賢作さんからの質問�A

『浴室 におい』
 最近の24時間換気や乾燥機能付きでなくても、浴室は念入りに換気されるはずなのですが……。まあ、適度な湿気と温度が保たれやすい空間ですから、人間だけでなくカビや微生物にとっても非常に快適な環境なのですね。梅雨時になると朝のバラエティー番組でよく取り上げられるのですが、『ニオイの原因はカビ(微生物)』です。

 浴室用洗剤の種類の多さを説明するまでもなく、完全なカビ退治はかなり困難です。しかも、前にも書きましたけど、住宅の中には常時60種類のカビの胞子が漂っています。クリーンルームにでもしない限り、これはどうにもできません。
 それで条件が良い浴室にやたらにカビが発生するわけなのですけど、それを退治するカビ取り剤が若干問題で、ほとんど全部が『次亜塩素酸』です。効果を高めるために若干の水酸化ナトリウムを加えている製品もありますが。どうしてみんな『次亜塩素酸』を使うのかと言いますと、殺菌と漂白が同時にできて、そのうえ安い薬品だからです。洗濯に使用する昔ながらの液体漂白剤も同じ成分ですね。
 確かに「シュッ」とやって数分後には黒カビも赤カビも溶けてなくなったようには見えますが、実はただ色が抜けただけでカビそのものは残ってる場合もあります。何しろカビってのは超しぶとい生物ですから、じきに耐性ができて同じ薬じゃ死ななくなってしまいます。清掃工場に発生するハエみたいなものです。あそこのハエ、○ンチョールじゃ全然死にません。
 そんなワケなので、カビは脱色されて見えなくなってるけど実はしっかり生き残ってたりする状態が発生します。別の製品に換えてみても、やっぱり主成分が『次亜塩素酸』なので効果は全く変わりません。これでは塩素のニオイが抜けた後にイヤなニオイがまた出るはず。

 どうしたら良いのかと言いますと、清掃工場が耐性ハエに行っているのと同じ手段しかありません。『違う成分のクスリに換える』んです。カビ取り剤の注意書きの下あたりに成分が書かれていますので、塩素系じゃないものに換えてみましょう。(あまり数はないと思いますけど…)
 もし違う成分のものが見つからなかったら、薬局やドラッグストアで『オキシドール』を買ってきて使ってみてください。これは霧吹きでは使えませんので、浴室の床とか洗面器の底とかに限られます。100ccくらいを適当な容器に移して、そのまま薄めないで赤カビが気になる部分にかけてみてください。
 「シュ?」っと泡立つはずです。カビが酸で灼かれて溶けている状態です。泡が消えたらスポンジなんかでこすって、水で流してもう一度オキシドール。泡立たなくなったらカビがなくなった証拠です。なかなかブラシなんかが届かない浴槽下の隙間などにも流しこんでみてください。浴槽下に空間がある場合には、赤カビの巣窟になっている恐れが大です。ただ、オキシドールは黒カビには効果が「いまイチ」かも知れません。あ。それからオキシドールは『次亜塩素酸』の製品とは絶対混ぜないでください。とんでもなくガスが出ますから。

 ところで……。その掃除用のスポンジにも凄い量のカビがくついている恐れがあります。カビ○ラー使ってるから大丈夫じゃありません。死なないカビになっているかも知れません。オキシドールぶっかけても、なかなかスポンジの中まではしみこんでくれません。
 そこで、です……。さっき『オキシドールは床だけ』と書きましたので『壁とか天井どうするの?』思った方もいるでしょうけどここで説明。済みません、も一度ドラッグストア行って『逆性セッケン液』って言うのを買ってきてください。多分オキシドールと一緒のあたりに置いてあるはずです。『塩化ベンゼルコニウム液 オスバンS』という白い樹脂の瓶があると思います。
 それを洗面器一杯の水に瓶のキャップ1杯くらい入れると、強力な消毒液ができあがります。間違っても原液のまま使わないでくださいね。お風呂掃除スポンジをそれに浸してカビ退治。薄目にして体を洗うスポンジも消毒できますよ。
 これを100倍くらいに薄めた水で壁や天井を拭いてください。ただし、普通のセッケンやシャンプーが残っていると消毒効果が台無しになりますから、あらかじめ壁なんかはブラシで良く水洗いしてください。霧を吸いこむと強烈にむせますので、霧吹きでの使用は厳禁です。傷口の消毒にも使う薬なのですが、目に入らないように十分注意してくださいね。

 消毒が終わったら薬をしっかり洗い流した後で浴室内を乾燥させてください。まあ、これで最低1ヶ月くらいカビは出ないでしょう。これでダメなら、もう後は専門のカビ退治屋さんを呼ぶしかありませんねぇ。

 え? 私の家ですか? いや……、え?。近所の薬局でどっちも売り切れだったもので……。来週にでもやろうかな……。

« 賢作さんからの質問(その1) | トップページ | 吐き出すのは煙だけではなく »

ニオイの相談ニオイの対策」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1489635/39730855

この記事へのトラックバック一覧です: 賢作さんからの質問(その2):

« 賢作さんからの質問(その1) | トップページ | 吐き出すのは煙だけではなく »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック