« リフォームの盲点(その1) | トップページ | リフォームの盲点(その3っていうかまた続き) »

2006年1月17日 (火)

リフォームの盲点(その2って言うか続き)

 昨日は『ひとの家のにおい』って検索ワードで3回参照されましたが、何か参考になりましたでしょうか?

 家の中のにおいによらず、人の鼻(嗅覚)は「何もにおわない」って状態でも常に臭気濃度2?3(2倍から3倍に薄めて本当に感じられなくなる)のにおいを感じています。専門家が『バックグラウンド』と呼んでいる刺激ですが、だいたいこのレベルのにおいは慣れて(順応=マヒ)しまっているため判りません。
 ある程度の強さがあるにおいでも、一日中かいでいたら判らなくなってしまいます。これは体の防衛策。順応が起こらなかったら、他人の体臭が気になって夏の満員電車なんか乗れません。マジで。
 ですから、馴染んでしまった自分の家から他人の家に入ると、この『バックグラウンド』の質が変わってしまうんですね。すると脳は“環境が変わったぞ”という注意信号を発信します。すると、本人は意識しなくても体は緊張状態に入り、いろいろな感覚が鋭くなって、においがもっと気になってしまう……。

 ご自宅であっても、におい環境がちょっと変わると判ってしまうものです。以前、フジテレビの『特ダネ』の取材で、「子供の部屋に原因不明のにおいが発生している」家にお邪魔して調査したことがありました。
 いつものようにはいずり回って調べると、薄いエスニック系の香料を感じました。異常と言えるモノではないのでサーチを続行したのですが、他には何のにおいも感じられません。“エスニック”をたどってみると、ぬいぐるみや古着を入れた段ボール箱に行き当たり、その箱から香料(たぶんお香)がにおっていました。聞いてみるとまさに気にしていたのはそのにおい。バザーで買い物をしたときに会場から持ってきた箱だったそうです。
 このように、ちょっとしたにおい変化でも『バックグラウンド』に関わると非常に敏感になります。でもこの調査、ネタとしては面白かったのですがインパクトに欠けるのでボツになりました。

 それで……、よーやっと昨日の続き。

 分譲住宅を購入した直後は床の冷たさに悩まされ、ある時からは原因不明の臭気に悩み続けた奥さん、『特ダネ』を見て電話を取りました。(ここで昨日の記事に繋がります)

 室内が暖かい冬の間に結露が発生しているに違いないと見た臭気判定士は、時折小雪がちらつく中、再度床下に突入します。床下点検口が狭いから、これはフジテレ連れてきてもカメラ入れないな。あ、便所コオロギ発見……。

 う?ん。やはり外壁に沿って滴が垂れています。これは、上(居住空間)から落ちてきてますね。床のコンクリプレートに結露してるかと思ったけど、それはないな……。おや、何だあれは?

うは?!結露って言うより水が湧いてる。壁もびしょびしょ。これは何が起こっても不思議じゃないぞ。
 もはや臭気判定士の仕事ではなくなってきた気がするこの現場、さてどうする?

? たぶん続く ?

« リフォームの盲点(その1) | トップページ | リフォームの盲点(その3っていうかまた続き) »

ニオイの相談ニオイの対策」カテゴリの記事

コメント

家の台所が臭います。もう本当にいやになります。においって、気分がよくなったり悪くなったり本当に左右するものだなぁっておもいます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1489635/39730858

この記事へのトラックバック一覧です: リフォームの盲点(その2って言うか続き):

« リフォームの盲点(その1) | トップページ | リフォームの盲点(その3っていうかまた続き) »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック