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2006年2月22日 (水)

イヌハナ

 大忙しなもので、朝の7時に会社に出てきて書いております。
『イヌゴエ』の彼が、もし本当に犬並の超敏感な嗅覚であったならどうなるのでしょうかね?
 恐らく、あんなカゼ用マスクなんかではとても襲いかかる様々なニオイを防ぎきれずに、早速防毒マスクを購入せざるを得ないでしょうねぇ。もし、同じニオイをず?っとかぎ続けても鼻が利かなくならない『嗅覚順応』が起こらない体質だったら、きっとテレビの全チャンネルを1つの画面に重ねて映っているのを見ている状態でしょうね?。ゴチャゴチャぐちゃぐちゃ、訳ワカメ。
 重なり合わさったニオイの中から探すべき目標のニオイを拾い出してトレス(追跡)できるのでしたら、まさに犬並みの嗅覚。
 と言ってもですよ……。人間の嗅覚細胞は約一千万個、犬の嗅覚細胞は約2億個。レーダーで言えばアンテナの大きさが20倍も違うのです。だから犬の鼻はあんなに長い。彼が本当の意味で犬並みの嗅覚を持っていたら“イヌガオ”になってしまいます。
 で、それでは『犬男』って全然別のお話になってしまいますので別の可能性。人間の嗅覚細胞を作っている遺伝子は、実は62%は働かなくなっているそうです。霊長類は例外的に全ての“色”を判別する視覚を発達させましたので、代わりにあまり使わなくても良い嗅覚の一部を「ブレーカー下ろしちゃった」んですね。嗅覚細胞の遺伝子はあるけど、ダミーなもので実際は働いていないんです。
 これたまたま100%働いている状態だとすると、やっぱり『グチャグチャテレビ』を見ることになります。“イヌハナ”の20分の1のチャンネル数ですけど。これを脳が処理できるかどうかが問題です。
 脳の中で視覚情報との取り合いとかはこの際放っておくことにして。やっぱり脳だって、「ど?でもいい」情報処理なんかやりたくないんですね。これは勤勉クンも怠けクンも一緒。さしあたって危険もなければ興味も惹かない情報に構っていられるほど脳はヒマじゃない。
 だから嗅細胞が1000万×347種(におい受容体)×αの情報を上げてきても、脳はその99.9%をそのままシュレッダーに放り込んで切実必要な情報だけ決済に回す。これが“鼻がバカになる”って状態で、恐らく情報量がドッと増えても同じコトでしょうね。
あ、もう出かけないと……。

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