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2006年3月

2006年3月30日 (木)

勇者の帰宅

 “ハッピーシングルライフ”の千葉由里さんが、電車の中で暴行に遭ったそうです。お気の毒です。
 女性に暴力を振るっている酔漢を見て見ぬふりをする人たち。双方に怒りを覚えます。捕まって警察に突き出されたら、真っ青になって署名のエンピツすらまともに持てないような小心者ほど弱い者に暴力を振るいたがる。もっと恐ろしい人間がその辺にいくらでもいるのに……。

「逆切れされて、もっと甚大な被害になりかねないので今後はあまり関わらないほうがいい」ですか! やはり警察は加害者の保護が第一で被害者になるような弱者には構っていられないと!
 それじゃ 『逆ギレできなくなるような対処』すれば警察は認めてくれるのか?

怒りで手が冷たくなってきた。

 本日、健康診断受診のため晩酌抜き。血中アセトアルデヒドがないのですごくさわやかです。でも朝食抜きなので気力が上がりません。差し引き勘定マイナス。血圧だけ上がったかも知れない。

2006年3月29日 (水)

桜を測る

 スタニフワフ・レム先生が亡くなられたそうで……。SF人には激しい喪失感……。何か、あとはスリランカで悠々と暮らしてらっしゃるクラーク先生だけって感じです。ホーガンの作品も最近今イチの上にあまり出ないし……。未来に暮らしているのに、全然SFしてない。

 まあ私の仕事はSFから最もかけ離れた、ローテクの粋を集めたような仕事ですので。人間の感覚でハイもローもあったモノじゃありませんから『ヒューテク』とでも言っておきましょうか。しかし科学技術が進んだような気がする現代でも代わる技術がないもので、私なんかが飛び回っております。
 そんなこんなで、昨日は都内のトンデモマンションで仕事してまいりました。宮内庁でも迎賓館でも仕事したので大概のことでは驚きませんが、このエントランス↓には呆れましたね。

(盗撮なのでちっちゃく載せる)

 場所も白金台の1丁目ってトンでもないところですが、ホテルだってこうまでムダに空間使いません。『住宅情報ナビ』にも載っていませんが、3LDKで7?8千万ってところでしょうか。
 で、お仕事ってのは、『隣の施設から厨房の排気が流れてくる』よくあるトラブルです。ゼネコンが対応誤ったので、3年にわたってモメることになり、私が管理組合への説明会にまで引っ張り出されました。最初の苦情申し立てに対して『ウチじゃなくて向こうのホテルじゃないのですか?』と最悪の応対をしてしまったのが原因です。
 『事実だとすれば大変申し訳ありません。調査してみます』と一応最初に言っておけば、ここまで険悪な事態にはならなかったはずなのですが……。

 で、何だかんだで2年もかかった対策工事が終了したので、影響がなくなった証明の測定。

 と言ってもこんな状態ですので、なにを測ってるのやらさっぱり解りません。真下には八分咲きの桜の大木が。

2006年3月28日 (火)

解決!なんでも判定団

 ですから。臭気鑑定士じゃありませんってば。臭気判定士です。
「ちょっと不快なニオイではありますが、成分を調べてみたら硫化水素が出てるんですよ。ただ、残念ながら排水由来のモノと言うわけではなさそうです。排水だったら恐らく100ppmは間違いはない所なんですが、惜しいところですねぇ。でも体に害のあるものではありません。どうか気になさらないでください」
 なんて中島誠之助ばりのワケ判らない報告やっらたウケるかな?
 いや、相変わらず「におい 鑑定」って検索ワードが来るもので。正しい検索ワード使わないとジャンクな情報ばっかり集まってきます。

 昨日『臭気対策アドバイザー』の登録手続きに行ってきました。今年の合格者は4人だそうです。合格率何%だったんだ? 環境省外郭団体の看板背負って現場に乗り込むのですから、なかなか厳しい審査です。

 え?と。何書こうと思ってたんだっけ?『紫外線不要の無光型酸素触媒新建ハウジングweb)』か。
 以前に書いたかも知れないけど(いつの間にか100記事越してるよ)シッククハウス苦情が出たお宅の屋根裏に『光触媒シート』を貼って対策しようとした住宅メーカーさんがいらっしゃいまして。当然ながら全然!効果なんてありませんでした。『光触媒』って言う名前なんだから、光が当たらない場所に施工しても意味ないってコトが判らんのか? それとも、shine光を出してshine消臭効果を発揮するとでも思いこんでいたのでしょうか?
 まあ、光触媒を売ってる会社でも「研究の末、光がなくても触媒効果が出るように改良できました!」なんてマユツバなことを平気で言うのがいる。それじゃ一体何のエネルギーで触媒として働んだsweat01 もう光触媒じゃないじゃん。

 この新触媒製品は、よくある『酸化チタン』ではなく『リン酸チタニア化合物』を使用しているそうです。『なんとか国物語』みたいな名前だな。資料申し込んでおこう。
 本当に光が不要なら、小屋裏や床下の対策に非常に重宝です。意味不明な換気扇を付けるより通気+触媒の方がよほど効果を期待できそう。
 資料が届いたら検討して、訊いてみます

2006年3月27日 (月)

石炭酸

 と昔は呼んでいたそうですが、今じゃ「何それ?『いしたんさん?』」と言われます。何しろ石炭そのものを見たこともない人だって珍しくない。私の子供の頃はどこの家にも石炭庫がありました。冬季の暖房手当を『石炭手当』なんて呼んでいたくらいです。

 石炭を密閉状態で燃やすと、可燃ガスやコールタールが出てまいりまして、残ったカスはコークスになります。そのコールタールを分離蒸留すると『ナフタリン』やら『クレゾール』が採れるんですな。消毒とか防腐剤に使われますが、最近はイヌネコよけにも使われています。

 ……誰ですか、こんなろくでもないことテレビか何かで教えたのは。近所で玄関先に撒いてる家があって、毎朝通るたびに不快なんですけど。あんな不吉なニオイ、自分の家の前では絶対嗅ぎたくありません。イヌネコも寄ってこなくなるでしょうけど、人も嫌がります。
 それに、あの独特のニオイ。何を使っても取れません。コンクリートや石材にしみこんでしまったら除去は不可能です。『クレゾール石けん液』ならまだしも、クレゾールそのものは水に溶けませんのでアセトンみたいな低臭の溶剤で洗い流すしかありません。
 イヌネコのオシッコ洗浄と再発予防が目的でしたら、オレンジ油成分が主体の洗剤を使ってみてください。予防だけなら、近江兄弟社「エアーサーバー�U」の液が結構効きます。

 何でも良いからやたらにクレゾール撒くのはやめてくれsign01 イヤなコト思い出しちゃうから

2006年3月26日 (日)

場所取りの 宴来ぬまでの 花見かな

 え?。今年は早い桜の開花と言うことで、今日あたりあちこちの公園で盛り上がる人たちも出るのでしょうかねぇ。昨夜のニュースで、どこだったかは忘れましたが、夜桜見物には寒すぎるので、鍋を囲んでいる光景を見ましたが、そうまでして花見したいか。
 北海道では花見にはジンギスカンと決まっているのだが、そーゆーのとはだいぶ事情が違うような気がする。
 花見客の狼藉ぶりに眉をひそめるのは、日本の古来からあることのようでして。平安時代の文書にも木に登ったり、せっかくの泉に手足を浸してすっかり濁らせてしまう酔客を嘆く様が記されています。『桜=ハメ外し』と日本人のDNAに書き込まれているんだな。

 で、私はそんな世間とは全く関係なく、車の中でコンビニのお握り食べながらこんな駄文書いてます。ええ、今日も現場です……。
 あっちの新築のお家の中では、型落ちで危うく廃棄処分になるところだったオゾン脱臭機が一生懸命働いてます。最近オゾン発生器が良く稼ぐこと。オゾンかけている間は何にもやることがありません。手近に桜でも咲いててくれれば有り難いのですが、ここ造成したばっかだから何もありゃしない。
 桜が見えれば、こんな昆布のお握りとカップ麺でもごちそうに……、なるわけがない。やはり、それなりの献立でなくては格好がつきません。
 3段重ねのお重に酒徳利までついた花見弁当の容器が昔からありますが、昔は遊びってモノがなかったから、花見を筆頭とする物見遊山にはご馳走が欠かせなかったのだと思うのだが。何しろ刑場の磔まで観光の物件だったそうで、小塚原近くの遊女が『このところ陽気も良くなり磔もたくさんあるので是非見においでください』と常連さんに書いた手紙が残っているそうな……。まあ結構な物見で……。

 『花より団子』とはよく言いますが、『団子より酒』ってのも間違いのないところでしょうね。小型の炭酸ガスボンベを使う家庭用生ビールサーバーもあるし。井の頭公園かどこかで、それを3台も持ち込んでいる豪快なグループを見たことがあります。レンタルしてくれるところがあるらしいです。
 どうでも良いことですが、何で『ボンベ(独)=爆弾』と呼ぶようになったんでしょうかね? やっぱ形状? それとも昔は品質が悪くてしょっちゅう破裂してたのかな?

 好き勝手なこと言わせて頂くと、花見にはビールも日本酒も合わないと思います。ビールは風情に欠けるし、日本酒は重たい。軽甘のドイツワインかいっそドライシェリーなんかが良いのじゃないかと……。それなら『イッキ』やる気も起こらないだろうし。
 しかし、それだと料理の選択幅が一気になくなるな……。焼き肉もジンギスカンも論外だな。寿司も合わなくなるし……。ターキーのサンドイッチ? ロブスターサラダとか……。花見の雰囲気じゃなくなるな……。
 いや、無粋なブルーシートなんか地面に敷くのがまず間違いだ。開削土手の雨仕舞いじゃないんだから。
 ワインやシェリーの瓶と小振りなバスケットにサンドイッチとカットフルーツ。これならベンチで充分。10人以上でなければ花見と認められないワケじゃないんだから。
 よし。今年のウチの花見はそれで行こう。……って、私はいつになったら休めるんだ?

2006年3月23日 (木)

誘因臭質

 『ネタフルアネックス』に女性の部屋をニオイで探して侵入する泥棒の話題が上がっていました。なかなか鋭敏な嗅覚を持っている泥棒らしい。タバコを吸う女性の部屋を特定できたかどうか、訊いてみたいものです。
 対策の中で『日頃から換気を良くしてニオイが出ないように工夫する』とありましたが、ちょっと疑問を感じました。在室時にどれだけ換気を行っても、身につけていた衣類や置いてある化粧品から発生する香りは、数時間もすれば部屋に拡がってしまいます。それに、24時間強制換気システムでもない限り、建物には空気が抜けていくルートが存在します。部屋の中を窓からドア方向、またその逆方向に空気が抜けていく現象はほとんどの部屋で発生します。
 ですから、換気のためにやたらに窓を開けて住人の姿を晒してしまったり、部屋の中を見せてしまうのは逆効果かも知れません。不快でしょうが、お守りだと思ってどこかでタバコの吸い殻をもらってきて玄関に置いておくのが良いかも知れませんね。

 私でも、タバコを吸う独身男性の部屋ならドアの隙間からのニオイで特定できますが、女性かどうかをわずかなすきま風で判別できるかどうか……。やってみても良いけど……。
 いかん。こんなコト書くとフジテレビに本当にやらされるかも知れない。

 てなコトをあちこち拾い読みしていたら、昨日テレビCMで見たオゾンを使用する脱臭機能付き洗濯機“サンヨーAQUA”も紹介されていました。
 へー。最終すすぎ水はオゾン浄化して繰り返し使うんだ……。大丈夫かな? それに、消臭とか殺菌で使ったオゾン、どう処理するんだろ? 機内のオゾン濃度は最高どの位なんだ?でも確かに脱臭できているらしいな……。そりゃまあオゾンだし、問答無用で効くのは間違いないだろうけど……。
 う?ん。これはサンヨーに訊いてみたくなってしまったぞ。ショールームは…、何だ大阪にしかないのか。これは秋葉原のヨドバシカメラでも襲ってみるしかないな……。

2006年3月22日 (水)

肉を焼くには天の才を必要とする

 とナポレオン様はおっしゃったそうで。確かに、焼き加減ひとつで安い肉だって美味く食える。ウナギ職人だって『焼きは一生』と言っていますしね。
 牛肉だって部位によって『ウェルダン』の方が美味いこともあれば、「牛がたき火をまたいだ程度」なんて恐るべき『オー・ブルー』って焼き加減もあるそうで……。

 いや、牛じゃなくて羊を食べようと思ったんですが。ちょいと暖かくなったし風もやんだし、昨日はベランダでジンギスカンをやろうと準備をしたのですが、日が落ちたとたんに気温まで一緒に落ちまして、とても外で楽しく食事できる状態ではなくなりました。多摩の田舎ですからまだまだ油断できません。『ベランダ焼き肉』の開催は寒さを感じず、しかもヤブ蚊が出没しない時期に限られますので、なかなか難しい。

 で、材料は準備してしまったので。仕方なく家の中で……。ジュージュー油煙出すわけにはいかないのでラムしゃぶになってしまいました。日本酒と白ワインをカップ1ずつ鍋に入れて沸かし、そこにお湯を注ぎます。あ、ベイリーブ入れるの忘れた。ジンギスカンは屋外で食うのが一番うまいって言うのが北海道人ですが、煙とニオイの心配をしなくて済むのが最大の理由かも知れません。
 羊の焼き肉にはミントとコリアンダーが欠かせないと、モンゴルでは決まっているそうですが、私の場合はローズマリーです。とは言っても、しゃぶしゃぶではどうにもならない。ベルのたれに“だいだいポン酢”足して大根おろし。付け合わせは春菊とほうれん草とクレソン。
 ところで、こっちで売っている冷凍ロールのスライスは厚すぎます。あとコンマ5からコンマ8ミリ薄くしないと食感が悪い。凍った状態からでも両面合わせて30秒以内で焼き上がる厚さでないと美味しくないのだが……。
 それからどうでも良いことですが、個人的には『生ラム』より『冷凍ロール』の方が美味いと思います。女房(茨城出身)もそう言ってます。
 しかし……、カルニチンダイエット効果であちこちにジンギスカン屋ができていますが、あの店のダクト清掃はひどい仕事でしょうね。仕事の後は当分ラム肉を見るのも嫌になりそうです。

2006年3月20日 (月)

凶風波浪警報

 昨日は暴風と言っても大げさじゃない、もの凄い春風でしたねぇ。駅前のコンビニで、風で大きく煽られたドアのガラスが木っ端みじん。幸い怪我人は出ませんでしたが、歩いているだけで危険が襲いかかってくるような一日でした。
 と……、何故か今日は休みなのに投稿モード立ち上げてるし……。このブログほとんど日課になっています。
 で……。暖かくなったものだからそろそろニオイ苦情の芽も出始めてます。『家の中 納豆のにおい』なんて検索がありましたが、これと似た案件扱っています。多分壁の中です。
 『臭気対策アドバイザー』の検索があって、googleの検索結果を見てみると協会と資格関係の掲示板、それと私のところ位しかヒットしない。どう見てもこれはアピール不足だなぁ。少し説明しないと。

 写真は本文とは全然関係なく、すっかり“家ネコ”になってしまったウチの居候。態度でかいです。

 『臭気対策アドバイザー』は、臭気判定士の上乗せ資格みたいなものです。“みたいなもの”ってのは、臭気判定士資格を持っていなくても、10年以上臭気対策の仕事に従事していれば資格審査を受けられるからです。
 何をするのかと言えば、“におい・かおり環境協会”に持ち込まれる少なくないニオイに関する相談や臭気対策の依頼を、協会に代わって行うことです。
 従来ですと協会に持ち込まれた案件は、ほとんどが協会の会員である企業や、臭気判定士にそのまま引き渡されていたのですが、「忙しくて時間が取れませ?ん!」「経験がないのでちょっと……」などと断られてしまうこともあったので、協会が直接動かすことができる技術者を持った方がいいだろうと言うことになりました。
 協会に案件が持ち込まれると、それを『アドバイザー専用サイト』に掲示して、登録しているアドバイザーが応じてくれるのを待つわけです。
 
 アドバイザー試験は、経歴(どれだけの経験を積んだか)審査、論文3題の試験、それから面接。適格不適格を徹底的にふるい分けます。何しろ協会の看板背負って現場に乗り込むのですから、いい加減な人は選べません。今年の合格者発表は24日です。今度は通っていますように、受験費用だって安くないんだから……。

2006年3月18日 (土)

イヌ裁き

 え?。今日もこんな時間に事務所にいます。これから現場。代休たまりまくってますので月曜日は休んで交通博物館に名残を惜しみに行ってきます。
 で、まあ……。昨日J?WAVEから帰ってきたら机にメモ。「東京新聞でにおいに関する記事を書いていますがコメントをいただきたい」
 何やら非常にこっち方面も忙しくなってきたようで、と思いながら電話してみると。
これだ↓
「体臭バンク」で犯人を追え=中国・南京

記者「香料会社2箇所ほど電話したのですが、香料のブレンドのことはわかるけど保存については専門外だと断られまして……」
私「におい・かおり環境協会に訊いてみましたか?」
記「クリニックの先生を紹介してもらったのですが、つかまらなくて、仕方ないので臭気判定士で検索したら石川さんのブログがあったもので電話させていただきました」

 最近このブログ、色々な方面で威力を発揮しているようです。

私「コメントって言ってもねぇ……。何を何にくっつけてるのやら。遺留品でしょうかね? マイナス18℃って言ってもどんな保管してるのだか判らないとねぇ……。ステンレスなのかガラスなのか、窒素やアルゴン充填してるとは思えないし」
記「実は警察にも訊いてみたのですが、鼻で笑われました。話にならないそうです」
私「状況証拠の一部で裁判資料とはならないんでしょうね」
記「犬が『ワン』と鳴いたら有罪じゃたまった物じゃありませんね」
私「警官と裁判官の手間を省くためにやるんでしょうかね?ワンと鳴いたらすぐ銃殺とか。どうせ弾代は被告の家族持ちだし……」

 てな具合で、コメントしたのやら雑談したのやら良く判らない。それでも記事に使ってくれるようです。

2006年3月17日 (金)

マイクストレス

いま「J-WAVE」のインタビューが終わって、ヒルズの下まで降りてきました。
ラジオのスタジオマイクは感度が良くて、息の音まで拾ってしまいます。
自然と呼吸が浅くなって、話しているだけて息が切れてしまいました。
インカム付けなきゃ良かった。

嗅ぐ方法

 春の大雨が通り過ぎまして、事務所にさわやかな朝の空気を入れようと思ったら、近所の某有名唐辛子ラーメン屋の仕込み排気が……。朝の7時半だってのにもの凄いニンニク臭です。まいったなこりゃ。消臭屋が悪臭苦情申し立てるってのも何だか格好悪いような気がするし……。それよりあそこ、野菜煮込みすぎなんだが。キャベツはも少し歯ごたえ残してほしいな……。

 そんなコトより……。また、何かニオイで困って調べてる方がいらっしゃるようなのですが…。『臭い調査』とか『においの判定』『悪臭 住まい』とかの検索がやたらに来てます。暖かくなりましたからねぇ。ウチの庭のガマも出てきたし……。

 “においの事件簿”の中での相談は無料ですよ?。


 昨日ご相談をいただいた清水さん。業者にクレームを入れる前に少しだけご自分で調べてみましたか?まだでしたら今度の日曜にでもやってみてください。

 私が行う『住宅内においサーチ』は実際のところ非常に単純なものす。コツさえつかめば経験のない人でもある程度までは可能です。

 それでは『嗅ぐ方法』
「嗅ぐためには、まず呼吸を行う必要がある。呼吸を行うためには横隔膜を胸腔より腹腔方向へと押し下げるか、肋骨全体を膨らませることにより肺の膨張を誘い、肺の内部に外気を流入させる……」って、これでは筒井康隆の『寝る方法』だ。失礼しました。
 
『臭気判定士の石川さん』式においを嗅ぐ方法

ステップ�@「第一印象をつかむ」
・初めて玄関に入った瞬間、感じた臭いを記憶します。そこの家の固有のニオイと、苦情になっているニオイをまとめて識別。まあ、これは経験積まないとムリですが。

ステップ�A「ニオイが強い場所を探す」
・ここでの『嗅ぎ方』ですが。一般的に『嗅ぐ』場合の、音がするほど強く息を吸う方式はダメです。三叉神経が刺激されてかえって判らなくなります。普通の呼吸で嗅いでください。

ステップ�B「ニオイの発生状態から見る」
・別に難しいことではありません。一度全体を換気して、ニオイがなくなったら閉めきって、どこからニオイが出てくるのか探し回るのです。これが『石川式ニオイサーチ』で、“特ダネ”で良く映されていた光景です。

ステップ�C「開けられるところは全部開ける」
・戸棚、ユニットバスの天井、押入の天井、床下収納庫があったらバスケット外してみましょう。コンセントや壁のスイッチパネルも外してみましょう。どこかからニオイが出てくるかもしれません。

 これ以上は、その家の構造や換気の仕組みなどによってその場その場で決めていきますが、この程度の調査でだいたいの発生場所は特定することが可能です。
 ニオイを嗅ぐときは、目をつぶって鼻以外の感覚をできるだけ遮断。嗅ぐことに全神経を集中するのが大事です。

2006年3月15日 (水)

半世紀の子守り

 J?WAVEからインタビューの申し込みが来ましたが、どんなコトを聴きたいのやら。

 “サントリーの嗅覚”は、あまりに面白いので繰り返して読んでいます。サントリーが初めてウイスキーを蒸留して売り出したまでは良かったが、全然売れなかったために樽の中で熟成が進み、かえって良いウイスキーができてしまったそうで……。
 そのウイスキーを仕込むための資金は『赤玉ポートワイン』の売り上げで稼いだそうです。そう言えばあの赤丸がついた瓶、昔はどこの家庭にもありましたが、最近見なくなりましたね。
 小学生の頃、自然科学や機械工学、保健医学などをマンガにした本で、『家の救急箱に常備しておく物』のリストには『ぶどう酒』が入っていました。気付け薬か何かに使っていたのでしょうか? しかし救急箱に収まる『ぶどう酒』ってどんな瓶に入ったどんな製品だったのでしょう? 正露丸のニオイが付かなかったのでしょうか? これは調べてみる価値が……、あるかな? 今度『置きぐすりの愛心堂』が来たときに訊いてみよう。

 え?と。……樽の話をしようとしていたんだ。
 ウイスキー樽に使われている木材は、アメリカンホワイトオークだそうで。伐採して自然乾燥後、丸太のまま船に乗るのか半製材で来るのか解りませんが、2年から5年乾燥させるそうです。材の状態によっては10年も寝かせるものもあるとか。
 ブレンダーさんも興味深いが、ウイスキー樽の職人さんの話も聞いてみたくなりました。
 そうして長期間乾燥させてから樽になり、ウイスキーの原酒(ニューポット)を詰められて長い仕事に就くわけですが。タンニン・ポリフェノールといった物質を原酒に移し、逆に原酒からは粗いアルコールやイオウ化合物のような不純物を取り除いて行きます。これは木でなくては不可能な仕事。
「海草のような香りのイオウ化合物」と言っていますから、恐らく『硫化メチル』のことだと思います。ごく薄い硫化メチルは『江戸むらさき』の香りがしますから。その成分が樽に詰められているうちに消えてしまうそうです。
 初めのうち「蒸発したんだろう」と考えていたそうですが、研究を進めているうちにどうやらそうではなく、樽の内側を焼いた炭の部分が触媒となって、分解されていることが解ったそうです。これはすごい。
 1丁(と数えます)の樽は平均して5回ほど使われます。と言っても1回の仕事が10年以上ですからトータル5?60年『仕事』をするわけですが、それでも木材のエキスはしっかりとウイスキーを育てるのです。
 う?ん。『木材』のことをまだまだ知っておかなくてはいけないような気がするぞ……。

2006年3月14日 (火)

ゆらぎの滴

 昨日『臭気判定士に依頼』って検索ワードで何回か来た方がいらっしゃいました。同じ人が何度も検索したのか、たまたま複数の方が検索したのか解りませんが、ぜひ“におい・かおり環境協会”の“臭気対策アドバイザー”をご利用ください。
「それほど深刻じゃないけど、でもニオイが気になる」のでしたら、どうぞここのコメント欄でご相談くださいませhappy01

 日曜日、『防花』のために部屋引きこもりしたのでいろいろ発掘できてしまいました。いつだか古本屋で買って読むのを忘れていた本も数冊。私の部屋は埋まって寝られるほど本が積み重なっているので、別に珍しいことではありません。
“サントリーの嗅覚(小学館文庫)”ってのを昨日から読んでいますが、これが実に興味深い。
 第一章はブレンダーさんを取材したものですが、“ブレンダー”になるためには水やウイスキー原酒、製品の識別や再現のテストをひたすら続けるそうです。そうすると「この製品には○○の原酒がこれくらい使用されている」とかなり正確に判るようになるそうです。そうすると“検知型パネラー”という第一段階の技術者になります。ただし、ここまで約10年。
 で、次の段階では“評価型パネラー”といって、原酒の香りや風味を識別して「これにはこんな特徴がある」「これは粗さが残っているからもっと熟成が必要だ」と言葉による表現を求められることになります。ここまででだいたい20年。
 これだけの能力を身につけて、やっと“テイスター”という“ブレンダー候補生”になれます。“テイスター”の中から“シニアテイスター”が選ばれ、それぞれの蒸留所の水や製品の品質判定を任されます。ここでようやく“ブレンダー”のすぐ下になるわけです。臭気判定士の比ではありません。

 それだけ様々な経験を重ねて解ることは、「ウイスキーを造ると言うことは、5年10年の時間を含めた自然を相手にしていること」だそうです。
 サントリーの蒸留所はそこの自然から水や空気を借りて、1滴1滴のウイスキーを搾りだしているんですねぇ。

 と聴くとやっぱり飲みたくなるわけで、久々に“サントリーオールド”の復刻版を買ってきてしまう。酒飲みってのは他愛もないものです。
 このショットグラス、森英恵デザインだそうで。手捻りの“ぐい飲み”みたいな形が面白く、気に入ってます。

2006年3月13日 (月)

猫媒花

 土曜日に『臭気対策アドバイザー』の面接試験を受けてきました。2月に筆記試験(論文3題)を受けて、その内容についての質疑です。これがなかなか難しい……。
 と言うのは、私がたくさんこなしている中小企業の工場や住宅のにおい対策は、調査も対策もそんなにお金かけられないのですね。だから調査は最低限の費用で済ませて、その分対策にお金をかけてもらうのが望ましい。
 しかし面接官の先生方は基本に則って対策を進めることを重視するので、「この場面でにおいの成分測定を行わなかったのはなぜか?」などと突っ込んできます。
 実際、住宅のにおいでそんな測定を実施していたら、誰も頼めないような高額の調査になってしまいます。前に弟子が書いているように、私がやっている調査は臭気判定士の『応用問題』でして、これは観察力と直感力に負うところが大きいのです。
 いかに現場を経験したかが大事なのだよ。弟子。今週も現場が目白押しだから頑張っておくれ。

 さて、そんなこんなで慌ただしく過ごしているうちに、我が家のささやかな桜も咲き始めまして、しかしこう風が強いと花見する前に散ってしまいそうで心配です。土日に仕事が入るものだから、毎年見に行っている谷保天満宮の梅も観そこなったし……。
 風と言えば、強風のおかげで一気に杉花粉がやってきたようです。昨日はリビングに入るたびに目の周りにピリピリと刺激を感じました。何しろベランダに面した窓は『ネコゲート』が開きっぱなしの上、暖かいものだから居候がしょっちゅう出たり入ったり。体中に花粉つけて戻ってくるようです。アメリカンカールミックスの半長毛なので花粉の付きが良いようです。
 仕方ないので自分の陣地に空気清浄機を持ち込んで、昨日は一日籠城でした。おかげでビックカメラの長期保証書を発掘できたので、調子悪くて困っていたデジカメをやっと修理してもらえます。

2006年3月10日 (金)

炎のさだめ

 ガンプラおよびガンダムに傾倒なさってらっしゃる方は、年齢に関係なく結構たくさんいらっしゃる訳で。ちょうど今日中央線の車内吊り広告に
Newtype:ファイブスターストーリーズ20周年』
ちょっと待て、もうそんなになるんかい。
 私は『ファイブスター』より『ガンダム』より『ボトムズ』が好きなんだが(サンライズびいき)、何と言ってもボトムズの人型戦車『AT』は油くさいしホコリくさそうなのだ。ガンダムなどとは大きさが違うし、どうやら一部アナログで作動しているらしい。戦闘中の速度も宇宙空間の比じゃないし、敵との距離も非常に近い。だいたいブースターふかしてヘッドオン対向で撃ち合うなんて人間のできることじゃない。スピットファイアのハインケル迎撃戦だって結構な数『正面衝突』してたって言うし……。あ、ニュータイプだから平気でできるのか……。
 ATはコックピットもモビルスーツの比じゃない狭さだから換気もメチャクチャ悪いぞ。戦闘中のオペレーターは汗びっしょりになるから中は相当くさいに違いない。火器の発射速度が結構早いから、金属の灼け臭気と煙もOAに入り込んで来るだろうし……。

 なんてコトを年期が入ったオタクが語り出すときりがないし、スマッチと関係ない……。

『建築・建材展2006』を見学してきました。いまいち面白くなかった。『JAPAN SHOP 2006』の併設イベント状態で、あまり目を惹く出品もなかった……。
ちょっと気が付いてパンフをもらってきたのがこれ。

 ビス止め、電池で2?7年も作動する火災報知器。もちろんスタンドアローンですけど。うちのマンションは古いので、各室に火災報知器が取り付けられていません。新しいマンションなんか至るところに付いていますね。1万円前後で発売の予定だそうで、詳細はこちら

2006年3月 9日 (木)

JAXAにきいてみた

 元ライブドア取締役で投資家の榎本大輔さん(34)が、ISS(国際宇宙ステーション)でガンプラを作るという前代未聞の発表を行い全世界を驚かせましたが。
 いや……、騒いでいるのはどうやら世界でも私だけのようなのですが……。まあ気になってしまったモノは仕方がない。ってんで、“宇宙航空研究開発機構(JAXA)”に訊いてみました。

 「うわ? !忙しい忙しい!」とこぼしている割りに、こんなコトになると無理矢理にでも時間作ります。人間やればできるのです。

私「もしもし。私リクルートの住宅情報ポータル“スマッチ”で住環境についてのライターをやっている臭気判定士の石川さんという者です(一気にまくしたてる)」
電「あっ……。はい、こんにちは……」
私「今回榎本さんがソユーズでISSに行ってプラモデルを作るとおっしゃっていますが、接着剤みたいな可燃物持ってロケットに乗れるのでしょうかね?それにISSモジュールの中でラッカー使ったらやっぱりまずいんじゃないかと思うのですが……」
電「え?、そうですね……。ちょっとお待ちください」

 で、筑波にあるISS広報を教えてもらい、またそこの代表の女性に上記の説明を繰り返しました。で、『有人宇宙環境利用プログラム推進室』の橋本さんが答えてくれました。
橋「え?、おっしゃるとおりです。可燃物は持ち込むことはできませんね?」
私「するとやはりISSの中でプラモを作るのは無理ですか?」
橋「細かい部品なんかがありますから、漂いだして機材の故障の原因になる恐れがありますから、多分許可されないのではないかと……」
私「モジュール内で有機溶剤出しちゃ、やっぱりまずいですよね」
橋「そうですね?。その手のガスを発散させるのはダメですね」

やはり『宇宙ガンプラ』は不可能なようです。

私「ところで、モジュール内の空調ですけど、脱臭のための機能は何かついているのですか?」
橋「え?と。二酸化炭素を除去するための装置と、活性炭フィルターがありますね」
私「モジュール内の換気は時間あたり何回で設計されているんですかね?」
橋「えっ? いや?。そこまではちょっと……」
私「あの、でっかい水滴を作る実験がありましたけど、あのときは空調止めてたんですか?」
橋「いえ。空調は止めません常に動いています」

 ということは、それほど強くエアーは動いていないってことですね。となると、やはり積極的に空気を汚染することは禁止です。で、ふと思いつく。

私「モジュール内でオナラしたら困りまよすね。やっちゃったら全部自分で吸う決まりになっているとか……」
橋「あっ。それは毛利さんが実験しました。回転してオナラ溜まりに顔を入れてみました。強烈なニオイだったそうです」

 さすがです(何が)。やっぱりこんなコト考える人は他にもいました。巨大な『握りっぺ』みたいなモノですから、さぞかし臭かったことでしょう。その後その『屁塊』がどのように処理されたのか訊くのを忘れてしまいました。橋本さん、面倒な質問に親切にお答えいただきありがとうございました。

 プラモ製作についてこれだけ障害が伴う上に、未製作のプラモはひどくかさばります。いくらパワー有り余るソユーズロケットとは言えペイロードには限りがあるし、輸送費はグラムあたりA?5ランクの松阪牛より高いはず。外箱やらランナーやら説明書打ち上げて、宇宙ごみ増やさないためにそれ持って大気圏再突入なんてムダが許されるはずもなさそうです。
 『宇宙ホビー』はスペースシャトルに黒ネコマークか飛脚マークが付く日までおあずけでしょうか。
下の写真はモジュール内の個人用睡眠スペース。
「提供:航空宇宙研究開発機構(JAXA)」

ムリです、絶対プラモなんてムリです。PSPで遊ぶのがせいぜいです。
 でも、もしかしたら700分の1の駆逐艦くらいなら……。軽巡とかはダメかな? 水上偵察機が飛んで行っちゃうか……。

 つくばにある「きぼう」の実物大模型を見に行きたくなってしまいました。

2006年3月 8日 (水)

予算不足の未来が来た

フライトスタッフではない『荷物扱いの旅客』SANSPO.COM)。そう言った意味で本当の宇宙旅行者ですね。
 まあ“あっちの会社”がこんなコトになっていなければ、もう少し取り扱いも派手だったような気もしなくもないけど、きっと本人は「ど?でもいいコト」なんでしょう。
 “ISS(写真)”に1週間滞在して作るそうですが、接着剤のニオイにやられるかも知れないし、他のクルーの迷惑になりそうな気がして心配なのですが……。
(写真:“JAXA”宇宙航空研究開発機構HPより拝借)

 涙が出るほど良い写真ですね?。“宇宙ステーション”じゃなくて宇宙ステーションを建設しているゼネコンのプレハブ事務所と言った風情ではありますが、こんな風に地球を見下ろすと「あんな狭い場所で何で色々もめなくちゃいけないんだ?」と考えてしまうそうです。先進国首脳会議はここでやれば良いんだよな。
 さて、このISSはどうだか知りませんが、今は大気圏の塵となったロシアの“ミール”内部は、秋山さんの証言によればかなり臭かったそうです。確かシャワー設備は付いていたはずなのですが、ロシアの製品ですからまともに機能する方が珍しかったのでしょうか?
 恐らく生鮮食品が限られていたため、日持ちのするタマネギなどを常食していたためではないかと思われます。
 ところで、ステーション内では臭気は抜けていきません。窓開けると『真空』が入って来ちゃいますので、内部で強制循環させてやらなくてはなりません。ってのも、ステーションは『自由落下状態』なのでご存じの通り重力が働かないんですね。水をそーっと容器から絞り出すと、空中で巨大な水滴になる映像をご覧になった方も多いでしょう。あれが、空気でもやっぱり起こるのですね。困ったことに……。
 換気システムを動かすとモジュール中に接着剤のニオイが拡散されてしまいますので、やるなら自分のスペースでってことになるのでしょうが、個人スペースなんかあるのか?
 あったとしても、接着剤を使い始めたとたんに、顔の周辺に有機溶剤蒸気が溜まり始めます。最近の模型セメントは……、タミヤセメントだと『スチロール樹脂有機溶剤、シクロヘキサン、酢酸ブチル、アセトン』う?ん、あまり感心しないなあ。やっぱりずっと吸ってたら気分悪くなるな。それにこんな可燃物は持ち込ませてもらえないだろうな。パッチンガンプラか?
 前に環境学会で旧NASDAの人に会ったことがあるから、ちょっと聞いてみようかな……。

2006年3月 7日 (火)

ミッション・インポータント

おはよう、師匠君。写真の現場は新式の下水管保守工事だ。
この作業は古い下水管に樹脂のチューブを送り込んでから熱風で拡げ、下水管の内側に保護シールドを作るものだ。道路を掘る必要がないために作業が早く、この方式による工事が都内で増えていると聞く。
そこで君の指名だが、この作業で発生する溶剤ガスを調査し、臭気の程度とその対策を考えることにある。例によってひどい臭気の現場であるため、気分が悪くなったり食事ができなくなっても当社は一切関知しないのでそのつもりで。成功を祈る。


ってなワケで、荒川区内の道っぱたからお送りしております。
謎の指令でも説明していましたけど、老朽化した下水管の補修工事で、樹脂のチューブを管の内側に貼り付けて寿命を延ばすって作業です。熱風で樹脂チューブを拡げるので、溶剤のニオイが発生するんですね。こいつをどう消したらいいのか調べて考えなくちゃいけません。

写真は、見たとおりマンホールの中。今日は1日ここにいることになりそうです。

2006年3月 6日 (月)

愚考は時代を超える

え?。
↑と書き出した時は、何を書くか全然考えていないまま投稿画面を立ち上げた証拠です。
『臭気対策アドバイザー』の筆記試験を無事通過しまして、11日に面接です。また土曜日が潰れるな……。ミディアムレアの現場も最終確認に行ってこなくちゃならないし、調査測定展示会に会合なんかの予定がみっしり。やっぱり忙しいぞ。

あんな無粋なモノはどけちまえKEN?Platz日経アーキテクチュア
ってのには私も大賛成です。
川に日光が差さないから、ただでさえ潮の干満で流れにくい川が余計にドブ化する。そもそもあの川の水源は井の頭公園と杉並の善福寺池で、あと妙正寺公園からの水が合流しているけど、どれもたいした水源じゃない。何で雨が降らなくてもどんどん水量が増えるかと言えば、下水処理場からの放流水が入ってくるからなんですね。
 かなり高度に処理されているとは言っても、そのまま飲めるような水じゃありませんので自然の浄化作用に助けてもらわなくちゃいけません……。でも、川岸をコンクリートで固められて、蓋されて日光もあたらないのでは浄化する生物だって増えません。当然ヘドロが溜まってガスも沸く。ちなみに“ヘドロ”は日本語です。
 
 だいたいその『無粋なフタ』である首都高速は機能的にも構造的にも、とっくの昔に限界ぶっち切ってます。そもそも「国民の自動車所有率がこの程度だから、全線2車線で充分だ」なんて将来のこと全く考えないで設計してるし、しかも運転なんかしたこともない人間が用地買収費用のことばっかり考えたものだから、まるでジムカーナコースかジェットコースターみたいな道になってる。
 「利用する人間はたかが知れてるし、我が国の国土は狭いから準狭軌で充分」って輸送効率のことなんか考えもしなかった鉄道省の役人と全然変わらない愚考だ。たしかこの時も用地買収に失敗して、わざわざ海の上に堤防作って汽車を走らせたんだよな。
 ちなみに新幹線や京浜急行、京成線が標準軌。東急世田谷線もそうだな。世田谷線に新幹線車両入れたら、三軒茶屋の駅盛大にはみだして、西太子堂駅越して環七ふさぐかな?どうでもいいけど……。
 さらにどうでも良いことですが、レールの継ぎ目を左右揃えるのはロシア式敷設工事、ヨーロッパ式は継ぎ目の位置をずらします。だから「ガタンゴトン」って衝撃が発生しないんです。

2006年3月 4日 (土)

油滴大敵

臭いの先生、はじめまして。
スマッチブログで「勝手に住まい系番組企画」という
のを担当している中村と申します。
実は、お家の臭いで悩んでいます。
なにかよい解決方法は無いでしょうか?
今日、カルボナーラを作ったら、
なかなか部屋から臭いが消えません。
換気しても換気してもダメなんですよ?
なんかいい方法ないですかねー?
この内容は、わたくしのブログの
「譲れない条件、料理&男」のコーナーに記しております。
よろしくお願いいたします!


 という相談が来まして。え?と、『カルボナーラ』ってニンニクは使わず生クリームとパンチェッタと卵黄だっけ?あ、それとパルメザンチーズか……。ウチでも時々作りますが、レトルトのソースにマイスタームラカミ製“ハードスモークベーコン”を入れて……、このベーコンが生でもいけて、水割り飲むと美味いんだ……。あとで買いに行こう。
 あ?っと……。それで、ペパロンチーノなんか盛大に作った日には、ニンニク成分を含んだ食用油の微細油滴が発生して、これがグリル周りやフードにくっついてニンニクの余韻をいつまでも漂わせます。
 カルボナーラの場合は、チーズに含まれる“低級脂肪酸”って成分がしつこい臭気の原因です。発酵食品からはよく脂肪酸系のニオイが発生します。それにチーズはニオイがきついほど美味しいっていう特徴があります。クサいほどワインにも良くあうし……。
 どうでも良いことだけど、我が家ではこんなでかいパルメザンを使っていたりする。

 さて、それで何で低級脂肪酸がクサいかと言いますと、これは腐敗を知らせる成分だからなんですね。『この成分が出ているモノは食べたらヤバいです』と体が知らせているんです。それで自然と腐った食品は口にしなくなって種は長らえる。
 そんなワケで、低級脂肪酸というニオイ成分はホンの少し存在するだけでも激しく臭いを感じるのです。納豆のニオイなんかが『イソ吉草酸』という脂肪酸臭気の代表です。

 え?と、講釈はこれくらいにして除去の方法。いつものように長くなっちゃったけど、今さら追記に移すのも面倒くさいからこのまま書いちゃえ。
まずレンジ周り:チーズの脂分を含んだ細かい油滴が飛び散っていますので、中性洗剤で拭き掃除。
レンジフード:脂汚れに脂肪酸がくっつきますので、これも掃除。マジックリンスプレーみたいな界面活性剤が強い製品が良いでしょう。フィルターの交換も忘れずに。

 調理するときに換気扇は回すでしょうけど、換気扇が吐き出す分の空気をどこかから入れて上げないと、うまいこと換気してくれません。吐き出す空気が少ないと、やっぱり調理の煙やニオイは部屋中に漂い出します。漂いだしてくっつきやすいモノに片っ端からくっつく。
 壁のクロスにもつくしカーテンにもつきます。特に天井のクロスなんかによく付くんです。これも拭き掃除しかありません。カーテンは洗濯か花王のリセッシュ使いましょう。(別にファブリーズでも良いですけど……)

 と……。この程度の指導は別に臭気判定士でなくたってできる。それに最近はみんな忙しいから、気合い入れた掃除なんて大晦日にしかできない人も多い。
 きゃ?!急いで消さないとお客さんが?!!なんて場合、家庭用品じゃなくてカー用品の売り場に走りましょう。最近、『バルサン』みたいに使用して車の中を消臭する製品が登場してきました。裏のラベルに“安定化二酸化塩素”という成分が書かれているモノが使えます。これを部屋の中で焚いちゃう超荒技。
 もちろん使用中は部屋の中にいられません。それに脱色が起こる場合もありますので、大事なモノはビニールで覆っておくか棚にしまってください。食品・食器もお忘れなく。もちろんペットも避難。
 これで、壁と天井とカーテンと絨毯を一度に消臭できます。エアコン回しておけばエアコンの中まで消臭できますし、ゴキブリも多分逃げます。“使用上の注意”を良く読んでお使いください。
 ついでに、もしお香を焚くのでしたら、『イランイラン』みたいな重系の香りじゃないと効かないと思います。

2006年3月 3日 (金)

この機なんの機おかしな機

<引用文><引用タイトル>Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <日立製作所>夢の循環型エレベーター、世界初の実験成功

 『乗りカゴの上下を繋いで』って……。「エレベーター繋げちゃったら上下がつかえて動かなくなるでしょ!」ってのは漫才のネタ。
 記事を読んだだけではさっぱりシステムが理解できずあれこれ想像してみましたが、まだ血液中のカフェイン濃度が低いために脳が働かない。降参して日立のニュースリリースを見たら、どうやら立体駐車場に似た仕組みらしいです。
 1個が最上階にあれば、確実に1個は最下階に行くしかない。これなら悪名高き『ダンゴ運転(全部が並んで動いている状態)』は起こりようがない。
 アメリカのどこかの会社で、もっと凄い『縦型ベルトコンベア』みたいなエレベーターを使っているところがありました。オモチャの戦車のゴムキャタピラ、あれが縦になって回っているところを想像してください。キャタピラの出っ張りのところに人が乗る方式で、登りの反対側には多分下りがあるのだと思います。ず?っと乗りっぱなしで一番上まで行っちゃったらどうなるのか、考えると恐くなりますが。あれ今でも使っているのかな……。安全基準とかどうなってるんだろ?

 だいたいエレベーターって機械の中には『いぢわるな小鬼』が棲んでいて、常に人間の心を読んでいるのです。その証拠に1階で乗ろうと思ったら必ず2台とも5階あたりで止まっていて、しかも必ず上方向に動いている。
 ダンゴ運転を発生させない制御を行っている都庁でも、やっぱりダンゴになっているそうですな。マーフィー君無敵。
 そう言えば『マーフィーの法則』ってのも一時異常に流行りましたね。「およそ人間がやることで、うまくいかなくなる可能性があるモノは、必ずうまくいかなくなる」って絶対法則です。
 世界中どこで作っても『いぢわる小鬼』が棲みついてマーフィー君の制御で動いてしまうこのくシステム、日立の技術力は打ち破れるでしょうか? でもその前に『役所』というもっと手に負えない魔物と戦わなくてはいけないんだけどね……。

2006年3月 2日 (木)

換気良好、入りも良好

ふつうに部屋の中に雪が入って、軽く積もるのです。(『サバオの日々のあわ』)

 もはや欠陥なんて悠長なこと言って居られるレベルじゃなくて、換気扇同様私の口も閉まりませんshock。北海道の話ですよannoy。外は氷点下ふたケタなのにシャッターなしすっぽ抜けの換気扇を付けるなんて。居住者が凍死したら設計から施工の会社まで責任問われるんじゃないか? とんでもない24時間換気があったものです。
 昨日は雨で、花粉も洗い落とされて楽だったのですが、今日明日は北風で山から花粉が飛んでくるようです。
 24時間換気システムであれば給気口にはフィルターが設けられているので、家の中に花粉が入り込まないはずですが、負圧が強くてサッシの隙間が音を立てるような状態ですと、どうなるのかな?
 第3種のお宅で給気口のフィルターを見せてもらったら、向こうの光が見える程度の目の粗いモノでした。よく見るタイプの給気口でしたが、虫は防げても、花粉は止まるかな??

 私の所では、フリー換気+猫ゲートなもので花粉入り放題。人も猫も花粉持って帰ってきますし。あ、居候は無事に家の猫トイレ使うようになりました。最近は天気も悪いので外出が減って、だんだん毛がきれいになってきています。
 それで、お布団の枕元には家庭用とは思えないダイキンの大きな空気清浄機。これを寝てる間中回しっぱなしです。
 昼間は超立体マスクでも装着していれば良いのでしょうが、どうにも好きになれないし、第一あれをつけて現場に入るのは格好悪い。それで各種対花粉症薬品類の愛用者となりはてる……。
先日ちょっと触れた『鼻うがい』を試してみました。

 慣れない人は、コツをつかむまでに鼻から液を吸うのが難しいそうですが、これは専用の『注入器』がついてきます。

何やらほ乳瓶の乳首みたいですが、これを鼻の穴にあてて「ちゅ?っ」と注ぎ入れると、自動的に鼻腔内を洗った液が口に出てくるそうです。ちょっとやってみます。

 ……。全く刺激がなく、甘みのないポカリスェットって感じで、若干のミントの香りがついています。多分生理食塩水でしょうね……。見事に飲んでしまいました。口の中に出てきません。私のやりかたがまずいのかな?
 スプレーよりきつくなく、それでいて清涼感はあるのですが。これいちいち飲むのはちょっと……。1本使い切る頃にはうまく吐き出せるようになるかな?

2006年3月 1日 (水)

気にすれば…、やっぱり気になる

 『カラカラ回すハムスター』状態だった2月が終わりまして、ふと脇のカレンダーを見ると……。あ、まだ2月のままだった。べりっとな……。
 え?。何だか3月も、すでにいっぱい書き込んであります。3週目までなにやら入っていますが……、だいたい電話しながら書き込むので自分でも読めないことがあります。そろそろ展示会も増えるし。あ?、建築・建材展と厨房設備機器展は見に行かないと。でもBSEの影響で、焼き肉の実演がほとんどなくなちゃったんだよな……。

 まあ……、先のことは成り行きに任せるとして。先週の土曜、ミディアムレア現場から戻ってきて、すぐに飲み会に参加。20数年前、競馬新聞をバイクで運んでいた時のバイト仲間なのですが、ついに30代の人間がいなくなりました。一番年長の方はついに還暦ですsign01皆で赤い革ジャンをプレゼントしました。飲んで喋って食って、もの凄く忙しくて騒々しい不良オヤヂの集団でした。
 それで、バイク乗りだからかどうか知りませんが喫煙者率が結構高い。約半数が煙吐いている。両隣も吸っているので私の目の前も大変な状態なのですが、これが不思議なことに気にならない。
 道を歩いていて、前を行く人の歩きタバコの煙をよけてしまう私なのですが、煙幕突破してサシミつまんで、なおかつ喋っているので間接喫煙しまくり。でも平気でした。
 20代テンションに(気持ちだけ)戻っている所為もあるでしょうが、懐かしい仲間や親しい人のタバコは気にならないんですね。まあこれはニオイも似たようなものです。

 ニオイを気にすると言えば、『薫る香りのブログ』にこんな記事がありました。以前、ホノルルのホテルで『日本人が使った部屋はケミカルなにおいがする』と現地の方から聞いたのですが、関係あるのかな? でもケミカルな体臭はありえない気もするが……。
 体臭といえば、“自臭症”の方も軽視できないほど増えてきているそうで、今年の6月に『におい・かおり環境学会(6/8?9 東京工業大)』があるのですが、『口鼻臭臨床研究会・学術集会(6/9?10 昭和女子大グリーンホール)』とも日程的にリンクするそうです。9日が午後3時から市民公開講座『においの起源とその対策?患者の悩みをどう解消するか』です。ついでに、環境学会今年の特集(特別講演)は『ホテルなどでの自社生ゴミ処理(コンポスト)』です。

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