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2006年7月

2006年7月31日 (月)

夏の災典

 一気に大気中の湿度が下がりました。昨日は『鈴鹿8耐』のネット中継を見ながら、ほとんど1日中部屋の片づけを行っていました。私の部屋は、油断するとすぐ本やら何やらで足の踏み場がなくなってしまうもので。
 かなり昔の話ですが、毎日新聞で原稿輸送ライダーをやっていた頃に、一度だけ8耐に出場するチームのピットヘルパーを頼まれたことがありました。同僚と二人、前日の夜中に勇んで出発しまでは良かったのですが、東名を西に進むに従って雨が降り出し、それがどんどん強くなってくる。終いにはワイパーが効かない豪雨となって時速60キロ程度でしか走れなくなってしまいました。
 何と、8耐が台風の直撃を受けてしまったのですね。予定より6時間以上も遅れて鈴鹿サーキットに着いたのは何とスタート直後。携帯なんてない頃でしたから場内放送でチームの人を呼び出してもらおうと試みましたが、規制前の耐久マシンが数十台も走っている場内の、さらに戦争状態のピットで放送が聞こえるはずもありませんでした。
 呆然とゲート前で待ち続け、悄然と鈴鹿を去ってまた豪雨の中を東京まで帰りました。しかし、ゴール(確か6時間に短縮)までサーキットにいた人たちは東名名神通行止めを喰らって、東京に帰り着いたのは翌日の昼になったそうです。

 今はどうだか知りませんが、昔は気温によってキャブレターの部品を交換しないと、パワーが出なかったりエンジンが焼き付きました。気温によって空気の密度が変わりますからね。真夏の富士スピードウェイなんか標高もあるもので、レース本番まで何番のジェットにするか大いに悩まされたものです。
 第二次大戦中にイタリア軍の爆撃機がシリアかどこかに派遣された時、その当時としては非常に高速な機体だったのですが、何と地面を這うようにしか飛べなかったそうです。
 あまりに気温が高いために空気の密度が薄く、さらに高空の希薄な空気のところまで昇れなかったらしいです。

 で……、今日も良いカンジで関係ないコト書いてますが……。“薄い空気”じゃなくて“薄い臭気”の話題です。日立さんが『絶対に臭くない?! 脱臭率99%の空気清浄機(産経iza)』って高性能空気清浄機を発売したそうですが、そう言えばこの間日立アプライアンスの人が来て、話聞いて行ったな……。
 今まで“空気清浄機”と言えば、フィルターと電気集塵ユニットの組み合わせでした。ホコリや花粉なんかはこれで充分取れたのですが、“ニオイ”となりますとホコリなんぞ比べモノにならない小さな粒子なものですから、電気集塵は効かないし普通のフィルターなんかすり抜けちゃう。活性炭フィルターやカテキンフィルターなんてのを採用した製品もありましたが、如何せん、家庭用空気清浄機に使えるような薄小型のフィルターじゃ能力も知れています。従っていくら空気清浄機を置いたって、お部屋のニオイは全然なくならないのですね。これ知らない人は結構多い。
 この『クリエア』って製品はナノフィルターを採用していますから、ニオイ粒子がすり抜けない構造ですね。それでもすり抜けちゃうアンモニアやホルムアルデヒドのような微小粒子のニオイは『ナノチタンフィルター』で分解しちゃうらしい。それでもまだ脱臭効率99%ですが。
 何度も書いていますけど、退化しちゃってるとはいえ人間の鼻は結構感度が良いモノですから、残り1%のニオイ成分を感知してまだ脱臭できてないように感じることもあります。99%のニオイ粒子がなくなっても「だいぶ良くなった」と感じる程度で、「すごい!無臭だ!」とはならないはずなのですが。まあ、一般家庭での臭気レベルでしたら99%の除去でそこそこ無臭に近い状態になるかも知れません。

2006年7月30日 (日)

陛下と鰻とナポレオン

 昨夜、何気なく見た番組。昭和天皇のお料理番だった谷部金次郎さんが“講師”役で出演なさっていました。「来る日も来る日も、たったひと組のお客様だけに料理を作り続けてきた」と何かに書いていたのを読んだような気がします。
 昭和天皇崩御の後、今生天皇家に仕えることを勧められたものの、「私のお客様は『あの陛下』だけ」と辞して皇居を去ってしまったそうです。
 有名な『うなぎ茶漬け』が出てきましたが、一度は食べてみたいものです。確か『かね庄』の品だったと聞いた気がするけど、HP見てもそんなこと何も書いてない。向こうだから「どってことあらしまへん」なのか? 何しろ「天皇さんは仕事で東京に行ってはります」なんて平然と言い張る町ですから。はいはい、歴史が違いすぎるのは確かです。
 
 で、また鰻なのですが。食用に供され始めた当初は『丸焼きにしたやつへ山椒味噌をぬったり豆油(たまり)へつけたりしてたべさせたもので、江戸市中でも、ごく下等な食物とされていたものだ(鬼平犯科帳)』だそうで、丸のままの鰻が串に差された姿が蒲の穂に似ていたので“がま焼き”と呼び習わすようになったと……。
 それが『鰻を丸のままでなく、背開きにして食べよいように切ったのへ串を打ち、これを蒸銅壺にならべて蒸し、あぶらをぬいてやわらかくしたのを今度はタレをつけて焼きあげるという、手のこんだ料理になった(同 鬼平犯科帳)』
 てコトは、現在のかば焼きの元祖は江戸だったて事になりますね……。まあ、西でも東でも、北海道でも鹿児島でも構やしませんが。
 一番大きな調理法の違い、『蒸してあぶらを落とすorそのまま焼き上げる』が何で出来たのかと言いますと、これがどうやら川と地形の違いから来ているらしいです。江戸は関東ローム層扇状地の上にあるものだから、土質が貧しい上に川の流れが「のったり」している。あちこちで淀んだり沼になったり、どうしても濁った水の中で鰻は生息しなくちゃならない。従って身に泥臭い臭いが付くので、蒸してこれを脂と一緒に抜けば柔らかくもなって食べやすい。
 そこ行くと関西方面は山から海まで距離がないから、川は淀まないで一気に流れ落ちる。泥がたまらず砂利底なものだから鰻の身だって臭みがない。従ってわざわざ脂を落とす必要もない。こんな理由らしいです。
 京から出てきた武士が『東国は広い。見えている山に向かって、一日馬を走らせてもたどり着かない』と言っていたそうですが、確かに西国はあんまり広くない。天下分け目の関ヶ原だって、新幹線の窓から見れば「……これだけ?」の広さしかない場所です。よくあんな場所で東西合わせて16万人もひしめき合って戦ったものだと……。でも東京ドームなら3個半の客席に収まっちゃう人数なのか……。
 そう言えばナポレオンのアウステルリッツ会戦もフランスとオーストリア・ロシア連合の兵力合わせて16万人だったな、ってことは関ヶ原は国内の戦争にしては結構な規模だったんだ。後でグーグルアースで両方比べてみよう。

 しかし……。どんどん住宅とは関係ないブログになってるんだが、これでいいのか?

2006年7月29日 (土)

食(じき)を受く

 調査の依頼が立て混んでいます。平均すると週に3カ所は調査に赴いてるような状態です。調査したら、私の場合は写真付き報告書を提出しますので、一生懸命書類を作る。一般家庭向けの場合、専門用語は一切使わないのでかえって難しかったりします。
 事務仕事の場合ほとんど書類作りに忙殺されるので、昼食も最短で済ませなくちゃいけなくなる。
 西新宿小滝橋通りは、それこそ食い物屋だらけなので場所には事欠きませんが、短時間となると選択の範囲はぐっと絞られてしまいます。やはりドンブリいっこで済ませられるお店が便利。
 最近『松屋』の豚丼に豚汁を付けるのが多いです。150円で結構いろいろ具が入っているので、繊維質やミネラル源としてそう悪いモノではないと気がつきました。豚丼は『ツユ抜き』にして、その代わりにトウガラシをまぶすほど振りかけます。
 で、いつもすんごい勢いで平らげてパソコンの前に戻るのですが。店によっては島カウンターで向かいにいるお客さんの様子が見えてしまうこともあります。

 先日見た光景。割とさわやか系大学生の2人、見事な握り箸でこれまた見事な犬喰い。ドンブリの縁から飯粒吸い込む音がこっちまで聞こえてくる。先割れスプーン給食の見事な成果なのでしょうか。
 そんな食事姿じゃ女性に白い目で見られるし、就職してから周囲に冷たくされるぞ。どうでもいいけど……。
 『犬喰い』って言葉自体もいかがなモノかと言う異論もあるようですが、犬の人は別に気にもしないから構わないでしょう。
 それより、『食事の際に全ての皿をいちいち手に持つ作法の方がおかしい』と誰か言い出さないのでしょうかね? お隣の国ですと、皿を持つと『日本人のような食べ方をする』と非常にヒンシュクを買ってしまうそうです。まあ、歴史的なゴタゴタはこの際脇へ置いて……。

 実は、日本の食事作法は他国と比べてかなり異質です。

 まず、日本の食事だけ床に座した状態で行われていました。まあ、ブッシュマンの食事とかモンゴルのパオの中での食事もそうなんでしょうけど、しかし食事の器材やシステムが整った中で床に座して食事を行う風習はあまり例を見ない。
 お膳だって低いから、食器を持ち上げないで食べようと思ったら這いつくばらないといけません。これではわざわざお膳を出す意味ありませんな。どうしたって食器を手で持たないと食べられません。で、テーブルで食事をするようになっても食器を持つ習慣だけは残ってしまったと……。
 もうひとつ。食器を手で持つのは『禅』の修行から来ています。曹洞宗や臨済宗の寺で行われる食事、修行僧は全ての食器を目の高さにまで上げて食事をします。これは『食を頂くことによって修行を行うことができる。このように有り難い食に感謝と尊敬を捧げる』という意味なんですね。ちなみに、お粥の時には柄の長い匙を使いますが、ちゃんと椀を捧げ持って食べます。
 そう言えば、禅の食事は全く音を立てないで行うのですが、必ず出る“たくあん”をどうやって音を出さずに食べるのか非常に知りたかったりする。
 禅が伝わってきたのは平安時代で、鎌倉時代から武士から庶民にまで広まりました。そうなれば自然と日常生活の中にも禅の作法が染みついて、宗教がらみなものだから、そう簡単には廃れることがなかったと……。
 『いただきます』『ごちそうさま』この言葉こそ、日本人に染み込んで、恐らく抜けることのない禅から来た食事の作法です。クリスチャンの食事前の祈りは食事を与えてくれた神様に感謝するのですが、『いただきます』は食事そのものに感謝しているのですね。

2006年7月28日 (金)

爾霊山に征露の香

 忙しくてもう……、夕方には頭痛がしてます。何しろ電話が多くて、応対しながらパソコンでは別の報告書作りながら空いた手でメモ取って。で、その最中にファックス来たり別の電話のメモ持ってこられたり……。思考能力完全にオーバーです。
 事務方のストレスは現場でもの凄い量の汗をかくことで相殺されているのかな? あ、水分しっかり摂らないと。しかし水ばっかり飲んでると胃液が薄まって消化能力も低下します。こーゆう時は冷たい食事なんかすると胃が完全に動かなくなってしまいますから、逆に熱いラーメンなんか食べた方が良い。目の前に炭火持ってこられてドジョウ鍋(家とデザイン)なんてのも、熱さでもって暑さを忘れる昔の知恵だったのかも知れません。
 『マル鍋』ですと、ヒゲまで付いたおドジョウ様の姿がはっきり判っちゃうもので、女性にはとても箸を出せないかも知れません。しかし『ヌキ鍋』ですと、あのちっちゃいドジョウを丁寧に開いて内臓と骨を取って、浅い鉄鍋にきちんと並べた真ん中に笹掻きゴボウ。茶色いドジョウにネギの白と緑が映えます。これなら抵抗なく箸も出るでしょう。汗もいっぱい出るし。
 「そんな暑苦しいマネなんてとてもできない」とか言ってソーメン食べて胃薬飲んでちゃいけません。確実にバテます。

 そう言えば、『ラッパとひょうたんどっちが正露丸?』は『正露丸は一般名称』と裁定が下ったようです。あれは『征露丸』ってのが最初の名前で、日露戦争時に軍用携行薬として日本中でもの凄い量が製造されたんですね。塗り薬の『メンターム=メンソレータム』みたいに軍用と関係ない薬屋まで製造しちゃったモノで、日本中に腹薬『征露丸』が氾濫することになりました。しかし開発されてから一世紀も経って、『ウチが本家本元、似たモノ売るな』とか言われてもねえ……。
 ところで、この丸薬の有効成分は『クレオソート』です。あの独特のニオイの元。これは木材を乾留して出てくる成分で、まあ、木酢液の一部ってコトですね。グアヤコールなんて言うフェノールなんですが、全般に防腐や殺菌目的に使用されます。……何で防腐剤で下痢が止まるんでしょうかね?
 会社の救急箱にも軍隊ラッパ印が入ってますので、ちょっと注意書き見てみましょうか……。だいたい、歯の痛みが止まるってのが既にヤバいって思ってたんですが……。
 あの?。『本剤が誤って皮膚に付着した場合には、すぐに水洗いし、専門医の診察を受けてください』ってのはどーゆーコトですか? こんなモノ飲み込んで大丈夫なんでしょうか? 腸が麻痺して蠕動運動止まっちゃうから下痢も止まるのか?

 これを持たされて大連あたりに上陸していった兵隊さんは、学校の先生がせいぜいの司令官と、面子ばかりにこだわって作戦の全体を全く考えていなかった幕僚が考えた作戦(とは名ばかりの愚劣な正面攻撃)に使われました。
 投入された将兵13万人、そのうち戦死1万5千人、負傷4万5千人。死傷率46%。旅順を見下ろせる高さ203メートルのヴイソーカヤ山を最初に獲っておかなかったために、後でその麓は日本兵の死体で埋まりました。占領後に一時爾霊山と改名されたそうですが、何の変哲もない丘でしかない山には、あまりにも不吉な名前です。
 もっと愚かなことに、鉄条網と機関銃に向かって突撃させて兵隊を死なせまくる戦闘方法は、すぐ後の第一次世界大戦で繰り返されました。ヨーロッパのどの国も、極東の隅っこで行われた小規模な戦闘を研究していなかったのです。英国なんかたった1回の戦闘で、何と10万人の兵士を死傷させてしまいました。
 どーでもいいことですが、日露戦争を始め世界中で100万人じゃきかない兵隊を死なせたその機関銃は、『マキシム』って呼ばれます。

2006年7月27日 (木)

思い出は資源ゴミ

 何か最近mixiからアクセスしておいでになる方が多いです。常時何人か来るのではなく、ある日まとまってアクセスが来るんですね。何かネタ紹介してリンク貼ってくれたのかな?
 一応mixiにも登録だけは行ってはいるのですが、忙しいので何もできません。『mixi疲れ(ITmedia News)』なんて言葉もできてきたり、登録者は500万人を越したそうで、気が付いたら日本って国がそっくりmixiの中に再構築されてたりして。まさに電脳国家。

 文字の上でのコミュニケーションであれば感情など覆い隠すことは難しくはないでしょうが、携帯で話していて感情分析なんかやられた日にはたまったモノじゃありません(産経iza)。
『携帯電話で通話した相手が自分にどんな気持ちを抱いているか、すぐに分析してくれる“夢”のようなサービス』と言っていますが、考えようによっては『悪夢のサービス』なのではないのか?
 すぐにこの分析を妨害するためのツールが出来てきて、携帯に『親愛の情モード』『イライラしてるんだぞモード』なんて声をカムフラージュして発信できる機能がつけられたり。
 しかし、そこまでして何でもかんでも携帯電話に頼りたいのか? どうもコミュニケーションの手段が「そればっかり」みたいだから、携帯の電波が途切れると世間から孤立してしまったような錯覚に陥る人間も少なくないらしい。
 それに、携帯は自分が誰かと繋がっていた証しだから、使った携帯は捨てられないらしいし(産経iza)。その割りには、半年もしない内に買い換えてしまうんですね。
資源のムダだからさっさとリサイクルに出しなさい。
 携帯はただの通信道具で、壊れるまで使うってのは『変な人間』なのか?

2006年7月26日 (水)

ちょっと危険なCO加減

 土曜丑の日期間(?)でございまして、この間の日曜なんかどこに行ってもうなぎだらけでいささか閉口しました。別に嫌いなワケじゃなくて、うなぎは好物です。
 小学生の時でしたでしょうか、うなぎを初めて食べた時に「こんな美味しい魚があったのか」と本当に感動したものです。まあ、札幌でしたから美味しい魚には事欠かなかったはずなのですが、うなぎはやはり別物でしたね。
 山椒が好きになってしまったのも、初めて食べたうなぎがあまりにも美味しかったためかも知れません。しかし、あの頃と比べると今手に入る粉山椒は香りも味も物足りない気がするなあ……。
 うどんと並んで関東関西の対立が激しいのもうなぎですね。割くのは腹側か背中か、蒸して油を落とすことの是非、飯に載せるのかはたまた埋めるのか、などなど。並べるときりがありません。
 そう言えば名古屋の『いば昇』で食べた“ひつまぶし”も絶品でした。フジテレビの春日アナウンサーに教えて貰ったのだと思うのですが、他にもここを薦めてくれた人が多かったので、長い行列に耐えて食べました。女房と二人で3人前、お茶漬けにする余裕もなくあっという間に完食してしまいました。「お茶漬けにしないとだめですよ」と、後で地元の知人に怒られてしまいましたが。
 
 うなぎと言えば、やはり炭火焼きに勝るものはありません。スーパーで発泡スチロールのトレイに乗ったうなぎが美味そうに見えないのは、『焼き』のイメージが伝わってこないからだと思います。まあ、普段はそんなうなぎしか口に出来ないんですけどね……。
 アメリカでは、レンジ焼きしたリブなんかを『炭火焼き』に見せかける“食用灰パウダー”なんてモノを売ってます。レンジで燻製風料理を作ることができる“リキッドスモーク”ってのもありましたが、日本人には『イカ燻製』を連想するだけでちょっと変わった肉料理を楽しめるようなモノではないそうです。
 え?と。それで炭だ。何やら手軽な自逝アイテムとして変に見直されてしまっている木炭練炭ですが、問題なのは一酸化炭素(CO)の発生です。何かを燃やせば多かれ少なかれ発生してしまうガスなのですが、炭が良く燃えている状態では、赤く熾っている内部の火が充分空気に触れることが出来ませんので酸素不足の燃焼となってCOが出やすくなるのですね。石炭なんかでもそうです。
 そう言えば、この間猪苗代で見学した『天鏡閣』は、全室に暖炉が設けられていましたが、構造から見て石炭かコークスを燃やす暖炉だったように見えました。奥行きがなくて、火を乗せる部分が非常に浅い。で、下に格子があって灰が落ちる仕組みになっている。
 木炭で暖炉ってのも冬の福島じゃちょっと心細い気がするし、石炭じゃ煤で部屋が汚れそうだな、やはりコークスかな……。どこに電話して訊いたらいいんだ?
 『夏場もCO中毒事故に注意(Yahoo! 毎日)』だそうです。やれやれ、やっとたどりついたぞ。レストランなんかの厨房で事故が増えているらしいですね。最近のアパートでは部屋の中にガス湯沸かし器など付いていないでしょうから、まあ事故が起こる心配はないでしょうけど。
 以前、製鉄所だったと思うのですが、COが入っている排気を調べたことがありました。現場でちょっと嗅いだだけで「うわ、危なっ!」と思うほどCO的刺激を感じました。COそれ自体は無臭なのですが、酸欠状態での燃焼で同時に出てくる独特のガス臭でそれと判るんです。
 で、そいつを専用のバッグに採ってきて実験室で改めて嗅いでみると、これが不思議なことに臭わない。普通、現場より実験室で嗅いだ方がくさいのですが、これは逆。恐らくニオイのある成分が皆COに反応して無臭になってしまったのだと思いますが、それほどCOの反応はもの凄い。
 こいつを吸いこみますってぇと、血液の中に取りこまれている酸素と片っ端から結合して二酸化炭素を作ります。瞬間的に体中まんべんなく酸欠状態になりますので、ふた呼吸もすればパタッと逝ってしまいます。もし、何となく怪しい状況で人が倒れている現場に出くわしたら、急いで助けに行こうなどと思ってはいけません。慎重にひと呼吸してみて、息苦しかったり変に動悸がするようなら、少なくともそこの空気は酸欠です。救助は諦めて急いで逃げましょう。

2006年7月25日 (火)

水素畏怨指数

 この高温高湿度の時期に、日に2箇所の現場作業はキツいです。1日2リットルでは水分が足りません。3リットルは摂らないといけません。熱帯で行動する場合は1日必ず4リットル以上摂取することと、米軍の行動マニュアルで定めてあるそうです。尿が出なくなったら注意が必要だそうです。
 夏場のイベントに参加した人で、『朝から飲み物飲みまくってるのに、1回もトイレ行かなかった』なんて話をよく聞きますが、それは完全に脱水症状です。

 前にも書きましたが、我が家では防災備蓄も兼ねてペットボトルの水を箱買いしています。常時6ケースを備蓄して、普段からこれを飲んでちょっとずつ入れ替え。マンションの水道には“麦飯石”のフィルターが備えられていて、ミネラルウォーターが給水されているらしいですが、何が違うのかよく判りません。
 どうでも良いコトですが、“にゃぢ(5kg)”は水道水よりペットのミネラルより雨水が好きなようです。雨ばかりで外出しなくなったので、“にくきう”がピンク色になってきました。

 さて『家庭用アルカリイオン整水器』が人気だそうです(産経iza)。しかし、どうやら使っているのはアルカリ水だけみたいですね。酸性水は濾過した不純物と一緒に捨てられているようなのですが、酸性水って殺菌効果があるから食器や布製品の消毒にでも使えば良いと思うのですが。そんな指導してないのかな?
 酸性水アルカリ水の使い分けでは、足指の壊死なんかが始まっている重症の糖尿病患者に対して、強アルカリ水を飲用させて強酸性水に足を浸す治療が有効だそうです。pHの差異の大きさが、体内のイオンに働きかけるのかな?

 水に関するホラーではこんなのがありまして。原作を読んだのですが……。あまりおすすめしません。ペットボトルの水、飲めなくなります。

2006年7月24日 (月)

屈折視界の男

 『芋っち』たちに食糧支援を行ったついでに、休日出勤ばかりで何も出来ずジャングル化してしまった庭の開墾を行いました。地鎮祭はやりませんでしたが……。
 庭の隅に生えている山椒にも1匹付いていましたので、現在8イモが在住していることになります。園芸をやっているお宅なら害虫ですが、我が家ではゲスト扱いです。あ、『また来てね』って意味じゃないからね。できれば来てくれない方が良いんだけど。毎年山椒が丸ハダカってのも寂しいんで……。

 で、え?と……。時間もないしネタもないぞ。『節約しないで300万貯めるぞ』の熊山さんがLASIK治療を受けたそうで。18万なら新しいメガネ2個分だな……。何しろ強度の近眼に加えて乱視が入っているもので、レンズだけでも1枚5万円くらいかかります。
 もうあまりにもメガネ生活が長いもので、メガネ外した自分の顔に違和感感じてしまったり……。う?ん18万か……。
 しかしメガネ男子萌えなんて嗜好の女性もいるし、『メガネを外して、目頭を押さえてため息をつく』(RANKING JAPAN)ってのが男性のモテ姿に挙げられている。
 それに“ちょいオタ”ならメガネ男子の方が似合っているような気がするんだが。どーでも良いことだが“ヲタ”じゃなくて“オタ”なのか? “ちょい”じゃなくて“似非”とも感じられるが……。
 

2006年7月23日 (日)

芋山椒

 庭には、何もしてないのに勝手に生えてきた山椒が何本かありまして。たまに芽を分けてもらっています。
 で、季節になると黄色いのやら黒いのやらのアゲハ蝶が襲来します。目をつけられているらしい。一度なんか巨大な越冬サナギがいたし。
 今年はあんまりアゲハが来ないね?、なんて油断していたら。日当たりが一番良い塀際のが突如丸ハダカ。


いきなり6匹も沸いて出るな?!


 そこの木には6匹で食って行けるだけの葉っぱないぞ。仕方ないから鉢の山椒を緊急食糧支援として供出……。と思ったらこっちにもすでに1匹住んでる。こいつらが全部『蝶力招来』してまた来年帰ってきたら、絶対食糧難に陥るな……。
『虫攻略法』じゃありませんでした。

2006年7月22日 (土)

発光するのはホタルイカ

 昨日、弟子を連れて雨の中を川崎にある塗装工場へ。もンの凄く高い消臭剤を使ってるのに、全然苦情が減らないそうで、お気の毒。
 と、作業を終わらせて東急の駅まで戻ってきたら、携帯が鳴る。『○○○○の現場で廃水管が壊れて○○○の洪水! 緊急作業やるからすぐ戻れ!』この間別の消臭やったばっかりの現場がまたトラブったらしい。やるにコトかいて○○○の洪水ですか!?
 バイオ剤をどっさり使って、8時までかかって消臭しました。毎度あり。この間の値引き分しっかり回収させてもらいます。

 この季節、バイオ剤が良く効きます。何しろ菌の活動が活発になりますから。バイオ剤も菌ですので、菌と菌の戦いです。バイオ剤は物量作戦で敵の菌を圧倒して、ニオイが出ない状態を作るんです。極端に言えばもの凄い高速の発酵ですね。人間に利用価値がある菌の働きが『発酵』何の役にも立たなくて害になるのが『腐敗』です。
 でも、作ってしまった料理は腐敗はもちろん発酵しても具合が悪いですから、この時期に限らず保存陳列時間が比較的長いコンビニ弁当なんかはとにかく消毒剤をぶっかける。
 私なんかがよく知ってる“微生物皆殺しそのクスリ付いた手でゴハン食べるのはイヤだぞ”な殺菌剤が、ゆで卵にアジシオ振るがごとくぶっかけられます。アメリカ人なら何とも思わない当然の光景でしょうが、はっきり言って退きます。
 知人の技術者が、菌剤の種類を分けた発酵実験をやろうとしてコンビニで弁当を買ってきてぐちゃぐちゃにこねくり回したモノを疑似生ゴミとして使ったのですが、1週間経ってもカビがちょこっと生えただけで、全く発酵しませんでした。恐ろしいことに、バイオ剤の菌が死んでしまったのですね?。
 コンビニ弁当って、メチャクチャ強い『真菌』でなければとても生息できない食品だったのですね。わざと菌をぶっかけてもダメなんですから、ひろぽんさんのようにただ放置しても何も起こらないのは当然ですね……。


って、そんな状態は異常って言わないか!?

 某大手コンビニ7?○社が、期限切れの廃弁当なんかを『破砕してから廃食用油で揚げて脱水してから肥料にしている』と聞いて、何で発酵させないんだ? と激しく疑問に思ったことがあったのですが、たぶん何をやっても発酵しなかったのでしょうね。
 しかし添加物ゼロで、後から薬ぶかっけるのが難しいサンドイッチまでカビないってのはどう考えてもおかしいです。何らかの消毒が施されていない限りありえない。『材料として添加していないけど、製造の工程で消毒した』ら、同じコトだと思うのだが。法律の抜け穴かな?
 ウチではちゃんとカビるパン食べてます。ちょっとぐらいカビてもカビむしり取って食べてます。(※危険ですからマネしないでください)
 雑穀がたくさん入っている黒いパンだと、カビが見えないから便利です。(何が!?)
 ウチは真っ白い柔らかいパンは人気がなくて、黒っぽいパンか固いパンが好まれます。“○マザキの○ブルソ○ト”なんて、あれ半分空気買わされてるような気がしませんか?

2006年7月21日 (金)

箱根方面渋滞中 到着まで4日

 江戸時代に湯治に行くってのは結構大変なことで、何しろ全部歩いて行くしか方法はありませんから。どんな風にするか調べてみたら、これが結構面白い。

 まず大家のところに行って、箱根なり草津でしばらく湯治するので留守にする断りを入れます。それから荷物をまとめます。長い逗留だってのに、荷物は身の回りの品と着替え程度で足りちゃう。何でなのかは後で出てきます。
 それから大八車を借りてきて、家財道具や持って行けない衣類なんかは全部質屋に持って行っちゃう。旅費どうのこうのじゃなくて、留守中に火事や泥棒に遭わないために質屋に預かってもらうんですな。まるでトランクルームですね。
 ちなみに現金は最低限しか持たず、皆“切手”にして持参したと言います。江戸時代に“切手”と言えば通行手形を指すのだが、これはトラベラーズチェックみたいなモノかな?

 で、箱根へ向かえば品川が第一宿。川越街道を草津に向かったら板橋かな? 何日かかるか知らないけど、てくてく歩いて温泉に向かう。急ぐことはないし、急いだところで知れてますからのんびりと。
 無事向こうに着いたら宿(湯屋って言ったかな?)をとります。すると主人が帳面を持ってきて滞在中に必要な物を訊いてくる。たばこ盆から箪笥まで何でも貸してくれるシステムになっていたんだそうです。で、頼んで早速湯に入って戻ってくると、お部屋には必要な物が全部しつらえてある。
 調理道具だって貸してくれるから自分で食事を作っても良いし、そんなことしなくても飯やお菜は売りに来る。ものすごーく合理的です。

 明日はまた住宅調査、来週も4件の調査が入ってます。ここの検索も「におい」絡みでやってくる人が急激に増えました。
 やはり……、24時間換気システムで夏のトラブルが発生しているのでしょうか?

2006年7月20日 (木)

激しく同意元素

 お風呂がらみで書き残した話。
 湯治と言いますと『ゆったりのんびりお湯に浸かる』というイメージが頭に浮かんで来ますが、本当に治癒目的で温泉に浸かろうとするとなかなか大変なようです。
 『50℃?54℃(!)の湯に3分間入浴、それを日に5回』これを1週間で“一廻り”。それで体に何らかの変化が出てきて“二廻り・三廻り”で慢性疾患なんかが良くなってくる。まるまる一ヶ月かけるワケですな。
 しかし、1日に3分×5回の15分だけ湯に浸かって、あとの時間はどうしていたのやら? 『ゆったりのんびり』は間違いないけど、それはお湯に浸かっていない間のことで、お湯に浸かっている時は拷問みたいな状態でしょうね。

 え?と。それで、またシックハウスがらみの相談が来ておりまして、調査も大変ですが対策も大変。VOCの原因である素材や物品を捨ててしまうのが一番なんですが、家の構造建材だとそうも行かない。何かやって発散を止めるか、VOCが出てきたら片っ端から吸い取るか分解するしかない。生憎とこのやっかいな状態の方が事例は多いんだな……。
 それで、またいろいろと対策アイテムの資料を取り寄せて検討していたら。『空気触媒・空間触媒』なんて用語がボロボロ出てくる。
 光触媒のように外部からエネルギー供給を必要としない触媒効果で脱臭・殺菌効果を発揮するらしいのですが……。“反応”ってのは多かれ少なかれエネルギーを消費するんだが、それに使うエネルギーどっから来るの? 宇宙の波動? スカラー波か?
 もういっこの製品は、エネルギー供給は問題ないらしい。何かの鉱石を粉にしたのが原料でカリウムを多量に含んでいるらしい。
 それは良いんだけど、『カリウム40』が主成分みたいに書くのはどうかと思うのだが。これは放射性同位元素でっせ。

 まあカリウムなんて元素はそこらにいくらでも存在しているモノだけど。人間の筋肉にもどっさり含まれているし、バナナなんかはカリウムの固まりと呼んでも良い食品だな。そのカリウムのうち0.012%が放射性のカリウム40だから、そう少ない量ではありません。
 これが常時放射線(ベータ線)を出しながら、おなじみのカルシウムに変化します。別の反応もありまして、アルゴンに変わるカリウム原子もあります。こっちの方は少々ヤバくて、ガンマ線が出ちゃう。
 あ?。だからと言ってバナナを鉛で包まないように。気にするほどの量じゃありませんから。そんな心配するなら宇宙線対策のために日傘に鉛コートかけた方がよほど有意義です。
 実際の所『カリウムの触媒効果』と称しているのは、このベータ線とガンマ線の放射が引き起こしているのではないかと想像したり。
 カリウム40の半減期は19億年ですから、数年なんて短い時間じゃ目立った減少も起こらないし、そんなヌルい放射線被曝じゃ人体に何事も起こらないでしょうね。だから『触媒』と称してもさしつかえないかも。さすがに半減期間目一杯浴び続けると死ぬかも知れませんが。

 しかし世の中にはもっと物騒な放射線商品も出回っています。現在、ジャガイモの発芽防止に限定している食品への放射線照射を香辛料の消毒にも使用する検討(保坂展人のどこどこ日記)が進んでいるそうです。
放射線照射で作った脱臭剤は使ったことがありますが、デンプンを脱臭剤に変えてしまうようなもの凄いモノを、やたらに食品に浴びせるのはいかがなものかと。私は気持ち悪いから絶対食べたくありません。

2006年7月19日 (水)

びっくりハウス

 昨日、エントリーを書き上げてからすぐ世田谷は上野毛へ向かいました。築2年の注文住宅。地下1階地上3階。相談の内容は『2階の浴室が臭くて使えない、工事をした工務店の対応が悪い』と言うことだったのですが……。
 浴室のニオイの原因は、何のことはない排水トラップの組み付け不良だったのですが、他にニオイが気になる場所を聞いて行くと、トラブルが出るわ出るわ……。
 “洗面台の排水口から虫が出てくる”“使っていると洗濯機が勝手に移動する”“地下のエレベーター付近で卵の腐ったニオイ”“クローゼットの換気扇がうるさくて使えない”“24時間換気もうるさくて使う気が起こらない”

 この家は地下の天井裏に光触媒機能付き熱交換機が取り付けられています。第1種換気です(図面の上では)。1階には換気システムとは独立した外気の吸気口が付いています。2階と3階は換気システムからの給気だけ……。
 排気は? はあ……。ドアのアンダーカットから出て、階段通って地下の熱交換機が吸うんですか? アンダーカット1ミリしかないんですけど……。ホントにこの24時間換気システム、うまく働くんかいな?
 え? 納戸に換気扇付けさせたら廊下に排気するようにされた? そりゃまあ……、外に排気したら全体の換気計算狂っちゃいますもの……。 だから給気のダンパー閉めちゃいけませんてば……。ほら台所の換気扇回したら、すごい勢いで外気入ってくるでしょ。今までこの分の空気、どこから吸ってたと思います? ちょっと換気システムの取説見せて……。え? ないんですか? ここ、問題多すぎです……。
 大きなジェットバス入れたのに、あんまり浴室が臭いので使わないそうです。こだわりの浴室も、ニオイには勝てません。せめて“キレイな硫化水素”だったら温泉の気分になれるかも知れなかったのに……。

 そう言えば、『自由設計ユニットバス』を選ぶ人が増えている(日経iza)そうで、上下左右同色の樹脂でできた清潔だけが取り柄の浴室に飽きてしまったのでしょうね。最近は外光が入って長い時間ゆっくりと入れる浴室を求めるようになってきたので、モノコック構造みたいな在来ユニットバスでは不満を覚えるのは無理もないことです。
 以前調査したデザイン住宅では、当然浴室は2階。バルコニーを目隠しして、バルコニーに面して大きな窓を設けて、6畳近い脱衣所+洗面+トイレはガラス壁でほとんど素透し。脱衣所に大きなテレビまで置いて、徹底的にくつろぐ浴室にしてありました。どうせだったら、脱衣所に小型の冷蔵庫も置きたいところですな。

2006年7月18日 (火)

何とイオウか…

 土曜は現場が入ってしまいましたが、昨日一昨日と猪苗代に行ってまいりました。大学時代のサークルOB会でして、皆と会うのは何と25年ぶり。
 まあ当然のコトながら、皆さんもういい年でして。当然私もですが……。でも声も話し方も変わってないから、目をつぶって聞けば25年前の部室に戻っているような気もしました。しかしこの年齢で午前2時まで飲んで喋ってはかなりこたえます……。

 翌日は雨の中マイクロバスで猪苗代観光。ついでに日帰り温泉に行きましょうってんで、標高500mの猪苗代からさらに登って登って、1000m近い裏磐梯の新野地温泉と言うコアなところに連れて行って貰いました。
野趣溢れるって……。

溢れすぎだよ。


 露天風呂のすぐ傍が源泉で、火山ガスが轟音立てて吹き出しています。硫化水素とSOxのニオイがもの凄い。お湯はイオウで真っ白。かけ流しでオーバーフローした湯がそのまま小川に流れ落ちています。いたるところイオウで真っ白。当然上がり湯なんかありませんから、タオルで拭いてそのまま小雨に打たれながら服を着て……。面白かったけど、帰りのマイクロバスの中は凄いニオイでした。

 ところで、『タマゴが腐ったニオイ』の硫化水素ですが、“温泉ガス”と“ドブのニオイ”と表現されます。火山ガスですとほぼ純粋な硫化水素なので、分析屋なんかは『キレイな硫化水素の臭い』なんて表現するそうです。
 火山がらみで出てくる場合、あと混ざっても二酸化イオウ程度ですのであまり重たいニオイにはなりません。ちなみに家に帰ったらアンダーシャツからまだ二酸化イオウのカホリが……。

 で、これがドブから発生しますってえと、硫化水素と一緒に同じイオウ化合物ながらメチルメルカプタンですとか硫化メチルが出てきます。こうなると重ったるい『汚い硫化水素』のニオイになるワケです。だいたいの場合他にアンモニアだのアミンだのが混ざりますので、ガスの主成分は似ているのに全然違うイメージを思い浮かべてしまうんですね。

 ちなみに、相模屋旅館って所にお世話になったのですが、内湯もなかなかワイルドで良い感じでした。パソコン持って何か執筆しながら、1週間くらい湯治逗留してみたいです。

2006年7月15日 (土)

チョイヨーイ

 忙しくて庭を解放区にしていたがために、我が家の庭は現在民主藪蚊共和国の猛攻に晒されています。緑地帯ではないベランダに出る時すら、チャフ(虫除けスプレー)とフレア(蚊取り線香)を使用しなければ危険きわまりない状態です。
 うっかりすると、ウッドデッキの上にはナメヒディンのゲリラが出没していることもあり、ベランダに出るのは命がけです。

 そんなワケで、写真は大型のフレアシステム(隣にあるレギュラーサイズと比較)と、ナメヒディンに使用する火炎放射器(冷線砲兼用)システムである。

 これで、夜空に照明弾が輝き、105ミリ榴弾砲がひっきりなしに轟けば我が家の庭はベトナム戦争当時のサイゴンです。てなワケで、“バーベーバー”も用意しました。最近は“バーバーバー”と呼ばれることがほとんどですが、開高御大がサイゴンのキャフェで「バーベーバー!」と注文していたのだから、他に何と呼びようがある?
 どうでも良いことですが、ベトナムで「1・2・3」は「モッ・ハイ・バー」と発音する。これを知っていたために命を拾った人もいるらしい。
 幸い藪蚊に刺されてもマラリアには(現在の所)罹らないので、バーベーバーをたくさん飲んで誤魔化してしまえ。

 その昔、演劇に傾倒する大学生だった折。暑いので窓を開け放って、網戸なんかないから蚊が入り放題、でも安酒ガバガバ呷りながら演劇論を戦わせていたので皆気にもならなかった。しかし気がついたら、蚊取り線香なんか焚いていないのに周囲に蚊が落ちまくり。
 タバコの煙と、アルコール濃度と演劇濃度高すぎの血を吸ったために、中毒して皆お亡くなりになってしまったらしかったです。

日比谷入り江に蟹を獲る

 江戸の昔から東京湾は埋め立てが続いておりまして。家康公が放ったらかしだったおんぼろ江戸城に赴任なさって来た頃は、今の東京駅あたりが波打ち際だったそうです。
 それから埋めて埋めて、ひたすら埋めて、江戸が大都市になったら廃棄物まで持って行って埋めて、現在の皇居端から中央防波堤外側海面処分場までは何と10キロメートル。これは日本の巨大化をわかりやすく示すバロメーターでしょうか?
 そのためかどうか知りませんが、『これからのマンションは断然豊洲(livedoor News)』だそうで、もしかして元は海だったってこと忘れて、豊洲を内陸だと思ってませんか?
 IHIが引っ越してドックの巨大スペースが空いたものだから、やたらあの辺の再開発が進んでいます。ららぽーと豊洲なんてのもできるそうで、しっかり仕事やってきました。何をやったかは秘密。それからあの辺のマンション、ゴミ置場にはもれなくデオドール消臭システムがついています。
 それは良いとして、月島をはじめとして現在開発中の芝浦アイランドとか、みんな海の中に立ってるんですけど。液状化とか津波とか、本当に対応できるのか?
 波にさらわれたり液状化でマンションがひっくりこけたりとかはないだろうけど、周囲がみんな水面下に戻っちゃって、海面からマンションだけにょっきり建ってる状態を想像しちゃうんですが。

 まあ、『直下型地震でも東京湾内での津波は50センチ』と都の防災会議(PDF)は言ってますから、心配はないような気が……。
 でも、どうも『湾内を震源とする巨大地震』について、随分と楽観しているような気がするのですが……。
 東京湾北部M6.9って、ほとんど浦安あたりを想定してるし。M7.2だって習志野か千葉で、湾内じゃない。湾内のアクアラインが通ってるあたりのプレート接触面が原因で、震源ここなんですか? 2005年の湾内地震って羽田沖じゃなかったっけ? 9日にも湾内でM3.4の地震が発生してますが。う?ん……、何か不安を感じます。

 あくまでも可能性ですけどね……。東京湾には結構大きな川が流れ込んでいます、これが昔々から土砂なんかを東京湾に運んでいまして、その土砂は湾内海底を流れて相模湾に運ばれて行くそうです。相模湾は結構深いところなんですが、この底に膨大な東京湾からの土砂が堆積して海底の扇状地を作っているらしい。
 その土砂は、さらに『相模トラフ』って海底の谷を通って日本海溝に少しずつ運ばれて行くらしいです。日本の国土が日本海溝に飲み込まれて行ってるワケだ。
 何かで『入り口に伊豆大島が立ちふさがり、しかも湾の入り口が狭いから東京湾に巨大津波は押し寄せることはありません』って書いてあるのを読んだのですが。
 でも相模湾海底って、関東大震災の震源だったんですが……。その堆積物が、もしどっと相模トラフに崩れ落ちていくと、巨大な『海底地滑り』です。海底が一気に数十メートルも下がるので、海面もすごい勢いで低下します。で、反発して“クフ王のピラミッド”みたいな巨大三角波が発生。外洋からの津波じゃなくてモロに湾口で巨大津波が発生するのですが、だれかこれの被害想定してるのかな?
 『日本沈没』リメイク公開で、かなり不吉な想像してみました。

2006年7月14日 (金)

∞Multiplies

 え???。 暑いです……。きっぱり外に出たくありません。
 帰りの新宿駅なんか地獄です。日中に溜まった経済摩擦が……、じゃなくて……。朝の8時にもう脳が熱持って沸いてます……。え?と、日中の熱と売店や両側の駅ビルからの排熱+電車のクーラーからの排熱がホームに流れ込んで、昨日の夕方は局地温度36℃は絶対間違いなかったですね。
 で……。そんな温度になりますってぇと、家の中どこも満遍なく培養槽状態になります。乾燥していない場所は間違いなく菌の楽園。

浴室のにおい「気になる」44% 原因は壁や床の汚れ 花王が意識調査(フジサンケイビジネスアイ?iza!)だそうでして、もっともなコトです。『温度・湿度・養分』が全て揃ってますから。あ、わんこの耳の中もですか。大変……。『塩化ベンゼルコニウム』撒くわけにも行きませんから、大変ですね……。
 ウチのお風呂も、何やらタイルの目地が薄赤くなってきました。土曜日は大殺菌大会だな。おや、別のiza記事でもカビネタやってるし……。

 しかし引用した記事、『対策としては床や壁の掃除頻度を上げることや、浴室内の消臭が必要と指摘している。』
 ……ずいぶん漠然とした対策だこと。『消臭』なんて言ったら、ウチじゃロクシタンの巨大セッケン(写真は小さいサイズ)使っているもので、これで立派に消臭になちゃってます。
 消臭だけ行っても赤カビ黒カビはどんどん∞増殖しますので、ちゃんと殺菌しましょう。塩素剤ばっかり使っていてもそのうち効かなくなりますから、重曹磨きしたり、時々は酸(酢)も使いましょう。でもやりすぎるとタイルの目地が傷みますからほどほどに。ウチみたいに35%の過酸化水素なんか使ってはいけません。

 菌が増殖するのはお風呂や流しやわんこの垂れ耳の中だけじゃなくて……。なかなかシビアに怖い場所でもひっそり増殖しています。サクライさんのところではこんなモノも増殖しているそうです。(ぎゃぁぁぁぁ……)
 麦茶のポット、お子さんの水筒。ちゃんと消毒して使っていますか? 私は常々『水出し』のお茶や麦茶に不安を感じていたのですが、やっぱり増殖しているそうです(サイキンのオハナシ)。
 やはり水出し麦茶は45%程度のエタノールを体積比10%ほど混合して、消毒してから飲まなくてはいけません。エタノールはやはり同じ麦から作ったモノが良いようですな。『ウイスキー麦茶で割ってアカプルコ』なんてコマーシャルがあったけど、あれはトリスだったか?

2006年7月13日 (木)

死んでも知らんぞ

 某住宅メーカーから『モデルハウスが臭って困ってるからちょっと来て』と呼ばれてしまいました。モデルハウスのニオイトラブル、これで3箇所目。
 行ってみたら、すでにどこかが調査して、『2階の天井に貼ってある木材が原因です』と言ってベイクアウトやって行ったそうです。
 “ベイクアウト”ってのは、家の内で思いっきり暖房かけて温度上げて、材質に含まれている揮発性の有害物質をあぶり出しちゃう作業なんですが、はっきり言って効きません。『60℃に保ったまま1週間』なんてことを実施すれば効くかも知れませんが、何かが自然発火するかも知れないのでおすすめしません。普通の家にある暖房器具でできるベイクアウトは壁紙ぐらいにしか効果がありません。

 で……。その会社、2階より1階の方が臭いことには気が付かなかったのか? しかも部屋によって臭いの強さが明らかに違うんだが……。

 モデルハウスの仕様だからなのかも知れませんが、1階2階にキッチンがありました。どうやら2階がメインで、1階のキッチンはサービス用らしい。それでも結構な設備でしたが。アイランドキッチンにそのままダイニングテーブルが繋がってるので、タバコ吸ってもすぐに換気扇が吸ってくれますな。他の部屋では吸えません。24時間換気で家中にニオイが拡がりますから。
 で、タバコといえば、『今世紀中にタバコが原因による死者10億人』(産経iza)だそうで、誰かが新大陸発見したがために世界中に梅毒とタバコが蔓延ちゃったのですが……。その誰かの名誉剥奪した方が良いんじゃないか?
 間接喫煙の害が思った以上に深刻で、もう他人がいる場所で喫煙した人間は傷害罪で逮捕されそうな勢いですな。ニコチンを摂取したかったらニコレットか“噛みタバコ”噛むようにすれば良い。と思ったら、西部劇に出てくるようなクチャクチャやる噛みタバコは輸入認可が降りないんですか。まあアレは日本人の味覚でこなせるようなシロモノじゃないそうですが、でも最近は日本人の味覚も怪しくなってきたから、どうかな……。
 輸入されているのはスヌースって、言ってみれば『舐めタバコ』だけ。でもスヌースですらひどい目に遭ったヒトがいるようですが。スヌースと同じトコロに粉を吸飲する“嗅ぎタバコ(sunuff)”についてのHPもありますな。


しかぁし!



 スヌースは口腔ガンの発生率がすんごく高くなるそうです。嗅ぎタバコは、口喉ガンになりやすいそうです。紙巻きタバコは肺ガンになるし……。要はタバコ葉の毒性がいかにトンでもないかってことですな。まあ他人巻き添えにしないだけ紙巻きタバコよりマシではありますが。
 こうなったら、生のタバコ葉を刻んで塩で揉んで、炊きたてのご飯に混ぜ込む『タバコ飯』ってのはいかがでしょうか?

2006年7月12日 (水)

『ここにミサイル捨てるな』

 駅前にある巨大『7&i』なんですが、雨が降りだすと“悲しき雨音”が流れます。確か三越かどこかは“雨に唄えば”が流れて、お客様に渡す商品を対雨仕様にする決まりになっていたそうですが、スーパーでは何のために知らせているのやら。
 そう言えば唐突に“サザエさんのテーマ”が流れるのも良くあるのですが、あれは何の合図なのだろう? 電話して聞いてみようかな……。関係なさ過ぎるか。

 で、これも関係ありませんが。世間で大盛り上がりの『将軍様の豪華絢爛花火大会』。将軍様にすり寄ろうとしている隣の小国は見当違いの非難をこっちに向けておりますが、北から攻め込まれて木浦あたりに追いつめられるまでこっちを非難し続けるのかな? どーでもいいけど。
 ビミョ?な国際関係は『いかに膠着状態を作り出すか』が肝ですから、バランスを崩されたら相手も同じだけ分銅を積まなくちゃいけません。軍事でバランス崩したのだから、それに対して積まれる分銅がキナ臭いのは当たり前のこと。重要なのは膠着状態に戻すことで、積んだ分銅を相手に投げつけることではありません。投げちゃったらまた積むの大変だし……、もう二度と積めなくなっちゃう可能性だって高いし……。
 『伝家の宝刀』は、抜かないで相手に持っていることを知らしめることが一番利口な使い方。抜いたらナマクラだってのがバレるかも知れないし、抜かないでおけば拝観料だって取れるかも知れません……。
 スカッド改を6発ってのは、危なくて基地にも置いておけなくなったもんで「この際一緒に撃っちまえ?!」ってのが本当のところだったんじゃないかと……。
 だって液体燃料ミサイルってのは弾頭のあるなしに関わらず非常?に危険なシロモノなんです。JAXAのH2ロケットだと液体水素と液体酸素使ってるからまだ良いんですが(コンポジット燃料のブースターは別)。これがスカッドになりますと『ケロシン、硝酸、非対称ジメチルヒドラジン、赤煙硝酸』なんて剣呑な成分が並びます。(Wikipedia
 イラン・イラク戦争じゃ、これが双方から計600発の撃ち合いになったって言うから凄まじい。
 何しろ安定しているとは言え、硝酸もヒドラジンも凄い腐食性物質です。カネにモノを言わせて買い込んだ中東と違って将軍様のところは人民の手作り工芸品ですから、工業能力の問題がクリアされないと非常に賞味期限の短い製品ができあがります。このたびデビューの新型ミサイル、華々しく失敗してるらしいし。あ?恐ろし。
 で……。山の中に穴掘って埋めようにも、発射機から降ろそうとしただけでヒドラジンが漏れて作業員が死ぬかも知れないし、分解したところで国内で何かに流用することもできないし、「いっそ撃っちゃえ?。あ、凄い、まだ飛ぶんだ?! 将軍様のご威光だ?!」

 と、思ったら。スカッド改だけじゃなくて『SS22改』も飛ばしたんかい!(産経iza)あれは固体燃料だから賞味期限がずっと長いぞ。生産ラインがまともだったらの話だけど。しかも個体ロケットの排気は液体燃料よりもっと毒性が高い塩化水素だぞ?。どうせどっかに売る気なら『低公害ミサイル』なんて愉快なモノ作って見せろ?!

2006年7月11日 (火)

芳しきは自らの放ちたるモノ…

 中野の迷惑悪臭オヂサンが、よ?やっと逮捕されたようで(産経iza)。自分では「ぜんぜん臭くない」と言っていましたから、拘置所で他人のトイレ臭でも嗅がせてやればよろしいのではないかと……。罰として都内にある清掃工場のピット、1個ずつ掃除して回ること(たぶん死ぬな…)。
 あれで何で「臭くない」なんて平気で言えるかってぇと、自分がやってるコトだからなんですな。『周囲を困らせてやる』って意識にプラスして、前にも何かで書いた『自分のオナラは結構平気』って感覚も加わるものだから、他人なら逃げ出す臭気でも何とも思わなくなってしまうんです。

 家の中のニオイでも、原因が判らない場合は不安も加わって非常に不快なモノですが。原因が判って、しかもとりたてて害はないと知ってしまえば、不思議なことに許容できてしまうなんて事例も珍しくありません。
 そんな事例が『しんのすけ』さんの友人宅ですね。1Kタイプの居室9畳にユニットバス。換気しても30分で『樹脂・ゴム・ワックスみたいなニオイ』がこもってしまうそうです。
 タバコ臭が残っていたくらいですからリフォームしたてではなさそうだし、築19年だったらほとんどの材質臭は抜けているはず。30分でニオイが出るとなれば、たぶん発生源は室内に露出していますね?。

 それでは次なる調査手段です。
 暑いけど、エアコン止めて窓開けて換気しちゃってください。で、外から部屋に入ってニオイを感じない程度になったら、窓なんか開けたまま『壁のクロス』『フローリング』『天井(可能なら)』と、1個ずつニオイを確認していってください。
 続けてかぐとすぐ判らなくなっちゃうから、1個かいだ後は窓から顔出して外気で鼻をリフレッシュ。以前書いた自分のハンカチフィルターなんかでも良いですよ。
 それぞれに問題のニオイが薄?く付着していると思いますけど、どれかひとつ「あ、ここ強い…」って感じる場所があるはずです。クローゼットなんかあったら、その扉の裏表も確認してください。これで判らなかったら、私が行かないと見つけられないですね?。フローリングの接着剤が怪しいような気がしていますが、フローリング貼り替えていませんか? 判らなかったら大家さんにきいてみてください。クレーム申し入れるなら、事態が深刻化する前に1度は入れておいた方が良いです。
 それから暫定の対処法ですが。う?ん、原因が判らないとなぁ……。とりあえず、エステー化学の『備長炭入りドライペット』を部屋の四隅に置いておきましょう。何もしないよりずっとマシですから。エアコンに後から取り付ける脱臭機能付き汎用フィルターもありますので、量販店などで聞いてみてください。

2006年7月10日 (月)

第473回運営委員会

 予想していた通り、『イーノーズモバイル』『におい探知機』なんて検索ワードが来ています。昨日の“鉄腕DASH”で、『世界のくさい料理、1日でいくつ食べられるか!?』なんて企画をやりまして、食べるついでに双葉エレクトロニクス製“イーノーズモバイル”でニオイを測っていました。
 くさやにウォッシュチーズにお決まりのシュールストレミングス。ドッグカフェで、店中のわんこが腐れニシンのニオイに誘われて、『ちょーだい』しに来たのが笑えました。
 何で臭い魚つながりで鮒鮨が出なかったのか判りませんが、遠いし高すぎるからかな? どのみち発酵エイには勝てないでしょうけど。
 エイや深海性の大イカは、体液の中に元から大量のアンモニアを持っています。そんなモノを発酵させるものだからアミンなんかが発生して、それはそれは凄まじいニオイになってしまいます。最初に食べたヒト、良く生きてたと感心します。
 それはそうと、何で呼んでくれなかったんだろ。それにあのセンサー、たぶんレンタルだったと思うのだけど、あれ使えなくなったんじゃないか?

 え?と、それで……。マンションの自治会委員の順番が回ってきまして、土曜の夜が委員会でした。さすが築30年のマンションです、『第473回』です。
 “自治会”と言いましたが、ここ、法人格の管理組合が存在していません。当然、組合長なんて人もいなくて、代表さんは3ヶ月ごとの持ち回りです。ちなみに、経理や広報、環境といった委員職がありますが、東側棟と南側棟の住人が交互に務めるシステムが複雑怪奇で、いまだに理解できません。そんなワケで、マンション管理の売り込みに来ても、営業さんは誰に話を持っていったらいいのか判りません。
 それ以前にこのマンション、77世帯の結構な規模でありながら全国のマンションデーターベースに載っていません。何で知っているかと言いますと、長谷工に訊いたから。
 もう20年近く働いてくれている管理人さんが82歳で、いつ高齢を理由に退職してもおかしくありません。で、私が前回の委員を務めたときに、ちょっと管理の委託を打診してみました。そしたら……。

 見積すらしてもらえませんでした。

 確かにリスキー過ぎます。骨董だしセキュリティー皆無だし、不相応に大きなスーパー入ってるし、消防設備だってガタが来てるし庭にはガマが住んでるし……。
 で、その時の委員で私を含めて3人が調査にあたってマンションの専有面積や管理マニュアルなんかをまとめて報告書に仕上げたのですが……。

誰も読んでくれていませんでした。

 報告書出したのは去年の8月だぞ、1年間放ったらかしかい! 管理人が倒れたらどうする気だ? 委員会で些細なコトはうるさく突っ込んでくるけど重大なコトは放置ですか。
「このような重要なことは時間をかけて……」

って時間かけすぎ!!

 かくして。広報の役を引き受けたので、また何やかやと開始しなければならないコトになりました。代表をやってくれと言われたのですが、管理費出納の代表印を預からなくてはいけないので、共働きの我が家では出納が滞ってしまう恐れが大ということで辞退しました。
 う?ん。また書くネタが増えてしまった。『しんのすけ』さんからテストの結果が知らされてきました。スキーのワックス……。べた雪用かな粉雪用かな? 返答は明日。
あ、いま気が付いたけど、これで200記事だぞ。

2006年7月 8日 (土)

ニャによ!

 『Myネコ写真』が流行っているらしいので、乗ってみたりする。いつもの“にゃぢ(5kg)”ですが。

 黄色いのはにゃぢの玩具になってしまったナメ退治用のヘラ。ちなみに片方の耳の先が欠けてるのは、ノラ時代に不妊手術された時の『済み』印らしいです。

 バトラー先生は『コロッケ通』だそうで、『ミンチが申し訳程度に入っている基本的なイモのコロッケ』を好まれるそうです。全く同意でございまして、コロッケはシンプルなほど美味いですね。
 もう一段シンプルに、マッシュポテトだけのコロッケも良いモノです。ただしこの場合、“十勝産男爵イモ”や“農林二十九号キタアカリ”なんて良いイモを使ってはいけません。中身は“雪印マッシュポテト”を使い、バターやミルクは入れない。お湯で練ったイモ粉のみ!
 こいつを尾張名古屋の敷島パン製業務用食パンに挟んで、中濃ソースをパンに染みるほどかけて喰うってジャンクなのも悪くありません。ジャンクと言えば、『じゃがりこマッシュポテト』なんてスーパージャンクな料理も発見しました。
 ちなみに、かけるモノはソースか醤油かウスターか中濃かなんて議論もあったりするけど、これにハマるとまた『何の関係もないエントリー』になるので自粛。

 さて。6日にアップした『しんのすけ』さんのご友人が困ってらっしゃる悪臭の件です。ちょっと調べてみましょうか。
�@お部屋の窓もドアも開けて、換気扇も回して15分ほど換気。
�A換気扇を全部止めてからドアと窓を閉め切る。で、ちょっと散歩。
�B30分ほどして帰ってきたら、部屋の中に悪臭が出ていないかを確認。
 ここでニオイが発生していたら、ニオイの元は室内に露出しています。ニオイが出ていなかったら次に進みましょう。
�C窓なんか閉めたままキッチンの換気扇を回す。
�Dどこからニオイが強くなってくるか、部屋の中動き回って調べてみる。
ハンカチなんかで時々嗅覚をリフレッシュしながらやってくださいね。
 『ゴムかと思った』ニオイの質がくせ者ですね。何となく発生源の見当はつきますが、この実験の結果についてコメントがありしだい続きを書きます。

2006年7月 7日 (金)

炭酸水素ナトリウム

 天ぷらソバのかきあげは『さっくり』であるべきなのか『しっとり』している方がいいのか(Exicite Bit)なんて論議がなされております。この間の『バスタオルは何回使うのか』ってのもなかなか凄かったです。何かタオルメーカーの社長まで出てきていましたが、商売利害絡めちゃいけません。実利がなんにもないことを真剣に論じるから面白い。
 で、歯ごたえを全面に押し出す『さっくり』は、どうにも味や品質を食感でごまかそうとしているような気がしてしかたがない。良い例がコンビニのパリパリ海苔おにぎりで、あの海苔は味も香りもぜんぜんない。食感だけ。
 良い海苔なら、たとえシナシナになっていてもそれなりの香りがあるものなのですが、パリパリしていても香りがないってのはいかがなモノか? 新橋駅そばの“せとうち旬彩館”で売ってる袋詰めの海苔なんかただ乾しただけのゴワゴワで、板状になっていない製品です。食感なんかほとんどありませんが、味と香りがもの凄?く良い。底に残った最後のカスまで美味しいモノです。安くはないけどぜひ一度ご賞味あれ。
 かきあげの食感だけを良くしたいなら、粉に『炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)』を重量比0.1%ほど混合すれば良い。
 一般的には『重曹』と呼びますが、こいつを入れたかきあげは歯茎に痛いほどの食感を楽しめます。水に溶けた状態で65℃以上の熱がかかりますってぇと、二酸化炭素を放出して炭酸ナトリウムの結晶を作るんですな。だから粉製品は良く膨れてしっかりした塊になる。
 でも、入れすぎると汁にも溶けない頑固なかきあげができてしまいます。ソバを食べ終わってもまだ箸が貫通しないとか。一度こんなモノを『冨士そば』で出されたことがあります。あのかきあげで店員殴ってやれば良かった。

 関西風のダシが強く薄味の汁だとちょっと合わないこともありますが、東京風の『真っ黒汁』は衣と油が溶け出すと俄然旨くなります。良く利用する『かめや』の汁がそれで、かきあげが入ることを前提として味付けしてあるとしか思えない。

 ここは大元が上野池之端にある料亭なもので、立ち食いソバと言っても侮れません。汁は1日3回作り替え、蕎麦は小ロットで頻繁に茹で、茹で置きはほとんどありません。
 で、ここはソバの上にかきあげとネギを乗せ、その上から汁をかけます。強制『しっとり』ですな。あ、タイミングが良いとかきあげが“ジュー”と鳴る揚げたてが出ることもあります。ここで衣の甘みと油が溶け出すことで、初めて『天ぷらソバ』が完成するわけです。
 あ、ここは温泉タマゴを使い始めた元祖です。『月見』を頼んでも「生で」と言わない限り温泉タマゴが入ります。私個人としては、生卵が入ると汁の味が薄くなり、しかもぬるくなるので好みではありません。
 って……。重曹から掃除の話に持っていこうと思ったのに、立ち食いソバの話で終わってしまったじゃないか!
『しんのすけ』さんへの回答は明日書きます。

2006年7月 6日 (木)

『しんのすけ』さんからの相談

 毎度のことながら、案件山積みです。次から次と考えなくちゃいけませんので脳味噌疲れます。最近はギャバ入りチョコレートが欠かせません。
 何か、船橋の方で「新築マンションの値が下がるから近くの川を消臭してくれ」とか言ってるし。マンション建てるにあたって、ニオイ環境のお墨付き出す仕事でもやろうかな……。

え?と。『打つべし×3』のコメント欄に相談が……。

 先月、知人が築19年の分譲賃貸マンションに引っ越しました。入居前の下見ではタバコの残り香があったのですが、この程度なら、抜けるだろうという判断で契約したようです。

しかし、入居直前になって、部屋に充満しているのはタバコの臭いとは別の臭いでした。私も何度も足を運んでるんですが、なんというか・・・初めは、ゴム系の臭いかとおもったのですが、そうでもないようだし。
とりあえず、壁紙と床(フローリングシート)を重曹水で拭き掃除したり、個人で考え付く者は一通り試したのですが、どうしても臭いが取れません。
というか、最初は壁紙が原因だと思っていたんですが、そうではないらしく、今は、いったいどこが臭いの原因なのか判らず、対処方法すら考え付きません。

友人は、対抗策で茶香炉で日本茶をあぶってますが、仕事から帰ってくると、もとの臭いで充満しているのが現実です。

部屋の臭気の原因を探す、いい方法はないでしょうか?
最近では、部屋に帰ると頭が痛くなると言い出す始末・・。

一部略しました。

 『後から別のニオイが出た』らしいですね。『ゴム系』何か作業が行われたのでない限り、そんなニオイが発生する理由はありません。また、そんなにいつまでも残るものでもありません。ん?と、探す方法ですか……。それでは次の記事に書きましょう。これから品川に行って調査してきますので……。

2006年7月 5日 (水)

食事涼法

 何だかログインもできない状態が発生していましたが、私のパソコンが異常なのか? 案件過多でデスクトップに作成途中のワード文書出しっぱなしだしなぁ…。以前に「実行ファイル置きすぎ!」って注意されたこともあったけど、マイドキュなんかに格納したら短期記憶7個から外れて過去ログに落っこちちゃう。
 ってな状態で、また朝の7時前から事務所に来ていたりする。一応ウィルススキャンなんかかけながら書いたりして……。一層負荷がでかくなる、自分と一緒だ。
 食事もロクに時間取れませんので、朝も昼もほとんど仕事しながらです。絶対体に悪いな。『早食いは肥満の元』とは良く言われていますね。『満腹を感じる前にどんどん食べちゃう』からだってのは何となく解らないでもないけど。

 早食いしなくたって毎食満腹になるまで食べていたら、そりゃ太るだろ。

 必要な食事量を先に決めちゃって、あとは必須栄養分なんかが足りているかどうか考える。足りないようならコンビニで機能性食品を追加する食事だったら太らないはずなんだが……。あとは毎日目が回るほど仕事するとか。
 『冷たい食事』は基礎代謝が上昇しないから太りやすいなんてこの間の“あるある”でやっていたな……。でもザルソバ食べても汗かくヒトってのは一体何なんでしょ?

2006年7月 4日 (火)

打つべし。打つべし。打つべし。

 九州の方では大変なことになっていますが、東京は『梅雨どうなったの?』って感じです。ダムの貯水量大丈夫かいな。
 こう暑いと冷房に使う電力消費量も増えてきて、何年か前に猛暑と夏の高校野球が重なったために都内の電力供給が追いつかなくなった出来事を思い出します。今は省エネ機器が増えたから大丈夫かな?
 と思ったらそうでもない。『原油高で事業所が自家発電中止(産経iza)』するところが増えてきたそうで、すでに中規模原発1発…、じゃなくて1基分の電力消費が増えたらしい。原発って新規の建ったっけ? その分の電気はどこから出てきたんだ?
 常々、『安全だって言うなら、何で都内に原発作らないんだ?』と思ってるのですが、中央防波堤処分場が埋まったらそこに原発建てたらどうなんでしょう? ビックサイトから見えちゃいますけど、別に景観がどうのって文句言う人いないだろうし。あ、湯気出るから羽田空港からクレームつくか。
 今朝のコンビニの寒さ、何か別の意味で痛かった。

 で、日曜日にアップしようとして消えちゃった記事。
 以前に書いた『すごい超査』されちゃった横浜の料亭なんですが、調査に先立って床下のパイプなんか切りつめたり、使用してない排水槽のチェックを行うってんで、土曜日の早朝に行って参りまして…。
何が発生するか分かったものじゃありませんから、一応防毒マスクなんかも持って行きました。そしたら……。


たった30分で原因見つけちゃいました



 しかも床下入らないで。
 いや……。何と言ったらいいのか……。一体何しに来たんだ○○○○は? 現場を何も見ないでセンサーだけ動かして帰ったのか?
 調査はまず、『視る・嗅ぐ・観る・考える・もいっかい視る』でどうやったら目的に合った調査ができるかを計画します。この段階で、今回みたいに目的を果たししちゃうこともありますが。
計画ができたら、あとはひたすら『視る・視る・嗅ぐ・嗅ぐ』で情報を集めます。
 関係ないけどイージス艦なんかの防空プログラムは『撃つ・撃つ・見る』です。モサドなんかで使う“タプ・タプ・ショット”をミサイルでもやるわけですな。モサドが使っていたピストルは22口径ショート弾のさらに弱装弾なので、費用がケタ違いですが……。

 で、床下に流入減不明の風が吹くなんて不可解な状態に、連中は気づきもしなかったんだな。換気扇だらけなにの給気口がないことに気が付けば、その時点である程度の状況が理解できたんだが……。え? 床のここ壊して下見るから、次の日曜日に来てくれ?

2006年7月 3日 (月)

昔、政治の仕事に関わることは『井戸塀』と呼ばれた

 自分で観て、笑ってしまいました『ピカピカまんぼ』。スタジオでは前後の順番バラバラで録っていくので、その場ではどんな進行になるのか良く判りませんでした。(ナゼに泥棒?)
 編集されればパキパキとテンポ良く進んでいるように見えるのですが、リハ入れて4回撮り直したシーンがたったの5秒かいな……。

 我が家では、庭に入り込んできた野良ネコを手なずけて(もしかして逆?)、家ネコ(5kg)として保護してしまったのですが、世の野良ネコの数があまりにも多くなったようで、とうとう環境省が対策のガイドラインを作ることになったようです(産経iza)。
 すでに自治体で『地域ネコ制度』を作り、ネコについての責任の所在と糞なんかの管理を行っているところもあるそうです。充分にエサを与えて入ればゴミを漁ることもないでしょうし、去勢すれば“春の大合唱”も起こらないはずですよね。だから、庭のカナチョロ獲って来なくていいから、にゃぢ(5kg)……。

 「野良ネコなんかに税金を使って……」なんて苦言が出そうですが、税金の使い途に関してなら赤坂に建設中の超豪華議員宿舎に文句を付けた方が良いと思うのですが。高輪と青山の旧宿舎を廃止して、赤坂を立て直すにあたって統合したために高層マンション化したそうなのですが。統合改築にあたってよ?やっと『(1)入居は議員および同居する家族らに限る(2)東京23区内に住居を所有する議員は入居できない』って条件がついたそうです。

 ってコトは……。今までそうやって使ってた議員がいたんですね?

 民間マンションですと月賃料5?60万円の4LDKが、何と7万円で貸し出されるそうですが。国の財布には随分余裕があったのですね?。増税の必要なんてどこにあるんだ?


2006年7月 1日 (土)

今日も仕事だ酸素が不味い

 『イブニングファイブ』が終わったあたりからアクセスが増えまして……。しかし、また検索ワードのトップは“臭気鑑定士”ですか……。
 今日の『ぴかぴかマンボ』が終わったら、また臭気鑑定士で検索がくるんだろうな。臭気判定士って特殊技能者をもっと知って貰いたくて土日ぶっ潰してるんですが……。まあ、全然興味持ってくれないよりはマシか。今度から名刺にも「鑑定士じゃありません」って書いておこうかな。

 え?と……。何書こうとしたんだっけ……。いかん、疲れ切ってて頭が働かない。コンビニ酸素でも吸わないと……。これ、ガスに香料が入っているわけじゃなくて、“アロマシート”って香りをしみこませた紙をマスクに取り付けるだけなんだな。付けなかったらただの95%酸素だ。こんな濃度じゃ香料も酸化されてすぐ消えちゃうわな……。
 高圧酸素チャンバーで疲労回復なんて記事をどっかで読んだけど、うっかり何か持ち込むと大変なコトになりそうだな。ホカロンなんか燃え上がるんじゃないだろうか。
ということで、書こうとしたネタ思い出せないまま現場に向かいます……。

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