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2006年7月31日 (月)

夏の災典

 一気に大気中の湿度が下がりました。昨日は『鈴鹿8耐』のネット中継を見ながら、ほとんど1日中部屋の片づけを行っていました。私の部屋は、油断するとすぐ本やら何やらで足の踏み場がなくなってしまうもので。
 かなり昔の話ですが、毎日新聞で原稿輸送ライダーをやっていた頃に、一度だけ8耐に出場するチームのピットヘルパーを頼まれたことがありました。同僚と二人、前日の夜中に勇んで出発しまでは良かったのですが、東名を西に進むに従って雨が降り出し、それがどんどん強くなってくる。終いにはワイパーが効かない豪雨となって時速60キロ程度でしか走れなくなってしまいました。
 何と、8耐が台風の直撃を受けてしまったのですね。予定より6時間以上も遅れて鈴鹿サーキットに着いたのは何とスタート直後。携帯なんてない頃でしたから場内放送でチームの人を呼び出してもらおうと試みましたが、規制前の耐久マシンが数十台も走っている場内の、さらに戦争状態のピットで放送が聞こえるはずもありませんでした。
 呆然とゲート前で待ち続け、悄然と鈴鹿を去ってまた豪雨の中を東京まで帰りました。しかし、ゴール(確か6時間に短縮)までサーキットにいた人たちは東名名神通行止めを喰らって、東京に帰り着いたのは翌日の昼になったそうです。

 今はどうだか知りませんが、昔は気温によってキャブレターの部品を交換しないと、パワーが出なかったりエンジンが焼き付きました。気温によって空気の密度が変わりますからね。真夏の富士スピードウェイなんか標高もあるもので、レース本番まで何番のジェットにするか大いに悩まされたものです。
 第二次大戦中にイタリア軍の爆撃機がシリアかどこかに派遣された時、その当時としては非常に高速な機体だったのですが、何と地面を這うようにしか飛べなかったそうです。
 あまりに気温が高いために空気の密度が薄く、さらに高空の希薄な空気のところまで昇れなかったらしいです。

 で……、今日も良いカンジで関係ないコト書いてますが……。“薄い空気”じゃなくて“薄い臭気”の話題です。日立さんが『絶対に臭くない?! 脱臭率99%の空気清浄機(産経iza)』って高性能空気清浄機を発売したそうですが、そう言えばこの間日立アプライアンスの人が来て、話聞いて行ったな……。
 今まで“空気清浄機”と言えば、フィルターと電気集塵ユニットの組み合わせでした。ホコリや花粉なんかはこれで充分取れたのですが、“ニオイ”となりますとホコリなんぞ比べモノにならない小さな粒子なものですから、電気集塵は効かないし普通のフィルターなんかすり抜けちゃう。活性炭フィルターやカテキンフィルターなんてのを採用した製品もありましたが、如何せん、家庭用空気清浄機に使えるような薄小型のフィルターじゃ能力も知れています。従っていくら空気清浄機を置いたって、お部屋のニオイは全然なくならないのですね。これ知らない人は結構多い。
 この『クリエア』って製品はナノフィルターを採用していますから、ニオイ粒子がすり抜けない構造ですね。それでもすり抜けちゃうアンモニアやホルムアルデヒドのような微小粒子のニオイは『ナノチタンフィルター』で分解しちゃうらしい。それでもまだ脱臭効率99%ですが。
 何度も書いていますけど、退化しちゃってるとはいえ人間の鼻は結構感度が良いモノですから、残り1%のニオイ成分を感知してまだ脱臭できてないように感じることもあります。99%のニオイ粒子がなくなっても「だいぶ良くなった」と感じる程度で、「すごい!無臭だ!」とはならないはずなのですが。まあ、一般家庭での臭気レベルでしたら99%の除去でそこそこ無臭に近い状態になるかも知れません。

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