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2006年8月 6日 (日)

蝉の声滴も惜しむやかき氷

 家庭で作るような極小なものでは無理ですが、天然氷には水がごく微かに動きつつ凍ったことを示す『目』があります。本物の天然氷を目にする機会があったら、光に透かして良く見てみると良いです。氷の中に微かに波打つ縞模様みたいなものが見えるはず。
 その『目』と平行に削っていくと、鉋屑みたいなふわふわのかき氷ができます。このかき氷はスプーンを入れる前に手で押し固めてやる必要があるらしい。
 『目』と直角に刃をあてて削ると、今度はシャリシャリのごく細かい破片状に削れます。現在のかき氷はほとんどがこれ。昔は『かき氷』と『フラッペ』で削り方を変えていたらしい。今は大きなステンレス容器の中で急速に凍らせるから、目ができないのかな?
 かき氷機なんて便利なモノが発明される以前は、鉋や包丁で氷を削っていただろうから、半分溶け始めた状態で食べるしかなかったでしょうね。清少納言はそれに“あまづら”かけて食べていたそうですが、金沢の旅館でそれを再現したそうです(産経iza)。

 溶け始めた氷は、もはや0℃ではなくなってますので味覚も嗅覚も働く余裕があるでしょうが、マイナスふたケタのエベレスト登坂中はニオイなんか感じないそうです。昨日の『世界一受けたい授業』で登山家の野口健氏が言ってました。エベレスト清掃登山やった方です。
 「登っている間は何でもかんでも凍り付いててニオイなんかしないから、下りてきたときにもの凄くニオイが気になる」それで、京都かどこかの芸者さんから“うなじの香り”という練り香水みたいなモノをプレゼントされて、登坂の途中で嗅いでいたそうです。
 過酷な登山の最中には感覚も変わってくるようで、アイガー北壁を単独で登った登山家は、寝ている間周囲で人の話す声をずっと聞いていたそうです。
 アイガー北壁って、ほぼ垂直の崖を2日だか3日かけてトンカンやりながら登らなくちゃいけないので、寝る時もハーケンに吊したシートにぶら下がって寝るそうです。実際全然眠れないそうですが。
 で、目をつぶってひたすら休息していると、周囲で人の話す声が聞こえてきて、まるでシーズンの日本アルプスでキャンプしているような錯覚を起こしたとか。……それ、確かに(?)幻聴だったんでしょうね。

 『モデルハウス症候群』の記事は月曜日に書き直します。どうも『下書き』機能を使用するとよくないらしい。これからフジテレビに行ってきます。出たとこ勝負の実験、どうなることやら……。

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コメント

今日は「自然に魅せられるブログ」でお世話になっている昆寛です。(ありがとうございます。)今度、スマッチのブログで「住宅について」投稿することになりました。よろしくお願いいたします。

師匠カキ氷って深いものだったんですね?。母校の近くの甘いもの屋さんで氷白玉宇治金時ミルクのソフトクリーム添えにめげて以来、食べていないのですが、機会があれば、○年ぶりに試してみようかな。

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