« マイナーと言っても程がある | トップページ | “傲慢”の裏面は“忠実”らしい »

2006年8月13日 (日)

木綿の夏


 夏の間、ポケットの中にはいつもこれが入る。
 汗の吸いがもの凄く良いし渇きも早いと、フジテレビのスタッフに教えられた。試しに警察学校で剣道用の物を買ってみた。確かに、もの凄く具合が良い。
 使い心地は良いのだが。この『平常心』と染め抜いた渋い手拭い、拭いたところが青く染まるのが困りもの。何度洗っても色が落ちる。恐らく剣道の防具の下に被るための物だろうが、青い汗が流れるんじゃないか?
 写真右側一番手前、黄土色のは京都三条“永楽屋”で買ってきたもの。他と比べて、同じ木綿とは思えない柔らかな使い心地。柄は、解りにくいが『鼠の落語』。ウケを取ろうとする癖があるので、愉快な柄になってしまう。赤い猫柄との間にあるのは、アランジアロンゾの『ぱんだ』女房のお土産。猫柄も買ってもらったんだな。コレも色が落ちるので、他と一緒には洗えない。一番左の柄はなんと『おにぎり』だ。おや? そう言えば一枚足りないぞ。どこ行った?
 以前はタオルハンカチを使っていましたが、なかなか乾かないのと臭くなってしまうため、今は和手拭い以外使う気になりません。これなら軽く拡げて手に持っているだけで乾いてくる。

 同じく木綿で、家にいる間はバミューダパンツを愛用しています。こっちはお見せしたくない。庭に出ると蚊に刺されますが、まあマラリアになる蚊はいないし、ジーパンの暑苦しさと比べれば少々痒くたって平気。刺した蚊はみんな急性アルコール中毒で死ぬだろうし……。
 しかしこれで外出するのは、自分としては抵抗があります。これしかボトムがないとなったら……。夏だってのにごわつくウールのハイソックス、ごついキャラバンシューズで下を固めなくてはいけません。これなら上はポロシャツで何とか格好付く……、ってポロシャツ嫌いだから持ってないんだよな。仕方ないからVネックのアンダーTに白いコットンシャツ、長袖のを雑にロールアップして。これでトロピカルハットでも被れば、ちょいと町までビールを飲みに来た探検家に見えるような気がする。
 『半ズボンは幼児性の象徴』なんて産経izaのコラムに書いている作家さんがいるのですが、子供用の尻のすぐ下で切ってある半ズボンと、バミューダーパンツの区別も付かないで何を言ってるんですかね?
 確かに。日曜の夕方、家族と一緒にスーパーの食品売場にいる弛緩しきったお父さんは見苦しい。変にハデなTシャツ着て、サンダル引きずって歩いている姿など威厳も何もあったモノじゃない。しかし、それは『半ズボン』のせいじゃないだろ? 作務衣だったらOKなのか? 作務衣着ててもやっぱサンダルで、弛緩しきった『がに股』で歩いてたらみっともないぞ。
 ホテルやコンサート会場に『半ズボン』で出てくるマナー違反は認めるが、衣類の機能性ゆえの快適に甘んじて緊張感をなくしているのと、『半ズボン』の幼児性ってのは何の関係もないと思うのだが。無理なこじつけしたって、全然わかりやすくないぞ。

« マイナーと言っても程がある | トップページ | “傲慢”の裏面は“忠実”らしい »

ニオイも香りも関係ないコト」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1489635/39731108

この記事へのトラックバック一覧です: 木綿の夏:

« マイナーと言っても程がある | トップページ | “傲慢”の裏面は“忠実”らしい »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック