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2006年8月 3日 (木)

酸化することに異議がある

 家に帰ったら、ネクタイ解いて(ここ最近“クールビズ”で締めてませんが)、夕食のオカズつまみ食いしながら缶ビール開けて、それ持ったままお風呂に直行という悪癖がついてしまいました。血圧に悪そうというより完全に悪い。医者が目を剥いて怒りそうです。
 夏の晩酌は、やはりナスと鰹が良いですなぁ。鮮やかな紫に染まったナスに芥子を塗って……。誰が発明したのか知らないけど、このやりかた江戸時代にはもうあったそうです。鰹に芥子はお約束ですが、あれは食中毒防止の意味の方が強かったとか。確かにカラシ殺菌は強力です、『マスタードガス』なんて製品があるくらい……。って、あれは別にカラシで作ったガスじゃないか。『イペリット』って昔の名前で呼ぶと、いきなり怖く感じますな。
 鰹が傷んだときに発生する菌は、もの凄い頭痛を起こさせるらしいです。鉢巻きをして呻ってるところへ魚屋が謝りに来るって戯れ唄があるくらい。鉢巻きは元々治療法なんですな。時代劇なんかで病気の殿様が紫色の鉢巻きしていることがありますが、あれも病魔退散の意味。
 江戸時代は病原菌についての知識なんてありませんでしたから、慣習で知らない内に殺菌効果のあるモノを使用していたんですね。草津の温泉だってそうだ。イオウ系の殺菌能力があるお湯だから傷口の消毒になって感染症を防ぐ効果があったのですが、何で効くのか判らないものだから『霊験あらたか、○○の行者か法師様が云々……』なんてエピソードができあがる。
 発酵なんかもそんな感じで、半分くらいは神様頼み。酒・味噌・醤油にヌカ味噌なんか、知らず知らず、カビや菌の純粋培養環境ができあがってしまった状態でしょうね。
 ヌカと言えば、“TUBAKI”に対抗して“TOGIJIRU”ですか?(産経iza) カネボウ自棄になってるんじゃないだろうな? しかし平安貴族って言うより、大昔の銭湯を思い出すのだが、『ぬか袋』とか……。
 インドネシアかどこかでは、今でも米のとぎ汁を発酵させた液で女性が髪を洗っていたと思ったけど。非常に艶は出るのだけど、しっかり流さないともの凄いニオイが残るそうです。
 エアレーションして酸素補給しながら発酵させたんじゃ効果ないのかな? 少なくともニオイはぐっと少なくなるはずなんだが。酸素水足してやるとか……、1本飲んで呼吸1回の25%分しか酸素摂れないんじゃダメか……。

 ついでに、エキサイトのトピックスから落ちないうちに話題にしておく。『ケープタウンのホテルで、生ゴミミズ処理』まあ、今さら驚くようなコトじゃないけど。記事の中に「ゴミ捨て場の有機ゴミは二酸化炭素とメタンを放出する」って書いてるけど、南アフリカじゃまだ生ゴミそのまま埋め立ててるのかな? 土地が余ってるところは違うな。
 まあ、そんなコトはどうでも良いんですが。ミミズってのは面白い生物で、元々は土の中に含まれている有機分を食べて生きている。土食って、体の中で有機分を吸収して、泥ダンゴにして排出するんですね。ナマコなんかと同じ生態だ。
 で、生き物ですから酸素吸って二酸化炭素なんか排出しなくちゃいけませんが、ミミズトンネルの中で普通に二酸化炭素吐き出してたら、あっという間に酸欠で死んでしまいます。
 どうするかって言いますと、取りこんでいる土の中から石灰分を取りだして、そこに二酸化炭素くっつけて『石のオナラ』にして排出するんだそうです。窒素なんかもそうやって固定するんだろうな。だから泥鰌じゃなくて土壌は耕された上に栄養分たっぷりになる仕組み。
 ゴミから出るはずの二酸化炭素とメタンを防止して、自分は二酸化炭素固定して排出するんだから、ミミズさんに京都議定書表彰しないと。

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