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2006年9月24日 (日)

稲黄金 出雲の蕎麦かな夏休み

 なんつぅ?無茶な題なんでしょうか。戯れ歌にしてもひどい代物ですな。でも、9月も後半に突入して、台風連発が始まってからよーやっとの休みなものですから仕方がない。

 秋分の日でございまして、言うまでもなく秋の空ですな?。大社の日の丸は十畳分はあるでかい旗でして、とても人力じゃ掲揚できそうにありません。

 これは午後になってからの撮影ですが、実は朝の8時から行っておりました。朝御饌(あさみけ)と言いまして、神様に朝食をお供えする儀式を見るために宿を7時に出発しました。
 人のためではなく神様のための儀式ですから、ショー的演出が全くなされておりません。拝殿……。と言っても拝殿だけでちょっとした神社並の建物なのですが、腹に響く太鼓と朗々たる笛の音の中、禰宜さんがいくつもの三宝を淡々と運び入れて神前に供えます。神様との生活。

 宿は開かれて1300年の『玉造温泉』に取りまして、『玉井館』という築100年近い木造三階建てでした。風情たっぷり食事もたっぷり、特に鰻のかば焼きを赤飯に乗せ、笹で包んで蒸し上げた一品に感動。

料理に余計なモノが写っていますが、心霊写真ではありません。気にしないでください。ネット口コミで調べたら、玉井の別館の方は本館より1ランク上の宿だそうで、本館の食事は別館から同じ物を運んでくるらしい。これはお得。シーズンオフのツアーとは言え、安い安い。

 上の写真は温泉街の真ん中を流れる“玉湯川”に設けられた遊歩道。真ん中辺に小さく人が見えますが、足湯が設けられています。玉造はこの川沿いに非常にこぢんまりと在る温泉街。あんまり古すぎて俗化できず、射的もスマートボールもありません。
 川沿いをキャンドルで飾る素朴なイベント期間中でしたが、こうナトリウム灯のオレンジ光があったのではやや興ざめの感じもあったりなかったり……。旅館で提灯を貸してくれる(オレンジ日和)はずだったのですが、借りるのを忘れてしまった。
 その代わり、『なんにもない』と時間だけはたっぷりあります。ポットに紅茶入れて、この“川の足湯”に浸かりながら一日のんびり本でも読んで過ごしたいです。ここなら年に1度来れないこともない。

 もういっこ。出雲で秀逸だったのがこの蕎麦屋。出雲名物割り子そばですが、奥にあるのは蜆の潮汁。“おはぎ”はサービス。あんまり気に入って、空港への行き帰りに寄りましたもので……。

 典型的な田舎蕎麦ですが、蕎麦の甘味が良く出て実に美味い。それよりも、蜆がこんなに濃厚な味だとは知りませんでした。身を残すのが惜しくて、器にみっしり入った小さな蜆を徹底的に掘ってしまいました。

 客席はこんな具合に、農家の座敷です。生育促進剤か何かのサンプルまで置いてあります。一番多いお客は近所の人たちだってコトですな。周辺をウロウロしてようやっとたどり着いた時に「どうやって知りました?」とマヂで尋かれましたから。

 周辺にある農家が、だいたいこんな雰囲気の建物でした。軒下に、樹皮を剥いたまんまの丸太を使っているような感じです。鬼瓦ではなく、端に見えるのは恵比寿様。
 え? 店の名前と場所ですか? 下手するとお昼で売り切れちゃう店なので、ケチくさいけど教えられません。

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