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2006年11月 4日 (土)

使用上の注意は読まないでください

 仕事上、“MS?DS(製品安全データシート)”って書類を取り寄せたり、こちらから送ったりすることがよくあります。『何でできていて、危険性や毒性や保管や、火がついたらどうするか』とか、いろいろいろいろ細かく羅列した書類です。
 ほとんどの液体製品には『使用の際は保護具(メガネ・手袋)を使用のこと』と書いてありまして、うるさいお客さんは「無害だって言ったのに保護具がいるって書いてるぞ!」なんて文句を言ってくることもあります。
 実は、安全危険に関係なく、ほぼ全ての液体にはそう書かれていまして。もし水道水のMS?DSが存在したら、『飲用の際には、目や鼻に入らないように注意してください』と書かれているに違いありません。目に入ったらしみるし、鼻に入ったらムセちゃうから。さすがに『皮膚に付いた場合には、すぐに大量の水で洗い流すこと』とは書いていないと思いますが。
 愉快なのは『不燃性』と書いてあるのに、大体の場合その下の方には消火方法について書かれてあること。『水・粉末消化剤などを使用し、燃焼による煙を吸い込まないように風下から消火にあたること』って、だから燃えるのか燃えないのかどっちなんだ!

 で、その書類には『致死量』に関するデータが載っている場合もあります。普通は“LD50”とか“LC50”ってデータでして、要は実験動物やヒメダカにムリヤリ与えて、その半分が死んじゃう量。
 この数字が結構クセもので、『数千ミリグラム』って書かれてる場合が多い。この単位だともの凄く微量で死に至るような気がしちゃうのですが、それはラットの場合で、人間の場合だと一度に数キロ飲み込んでそれで死ぬか死なないかってコトになる。だいたい途中で吐いちゃうから死なない。
 「これ飲んで自殺しようと思っても、途中でイヤになって『こんなモノ飲むなら死んだ方がマシだ』って思っちゃいます」って説明したことがあります。
 そんな実態なので、当然食品にも致死量ってのが存在するワケでして(Excite Bit)。結構有名なところでは“ビタミンA”。子供で10万マイクログラム、ニンジンにしたら何万本だろ? でもヒグマの肝臓を食べると数切れで見事に致死量を達成できるそうです。クマを襲って肝臓を食べるのは危険ですからやめた方が良いようです。
 他には青い梅の実で、これは300個食べると消化器の中で致死量の青酸が発生して凄惨な死を遂げられます。子供なら100個。よほど空腹だってそんなには食わない。

 そう言えばさっき『日本全国マイナーごはんの友』なんてやっていましたが、“本ししゃも”美味そうだったな?。で、“フグ子のぬか漬け”も出ていまして。濃塩水に1年間浸して浸透圧でテトロドトキシンを抜いて、さらに酒粕と糠に漬け込んで酵素で毒素を分解するんだそうな。いくらフグは美味いからって、そこまでして食べたいのか?

 あらら……、引き続き携帯のネタ書こうと思ってたのに。行き着かんかった。明日にしよ……。

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