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2007年2月22日 (木)

濃縮過重飲料

 ウチの近所に可愛い住宅があります……。

 まあ、何てコトない普通の木造平屋です。しかし、こうまで普通なのが既に貴重品ですな。縁の下には必ず猫が住んでいそう。周囲はすべてメーカーの規格住宅みたいなものばっかで面白くありません。いつまでも残っていてほしいところです。

 で、昨日の『濃桃天(GiGAZINE)』の続き。「香りは似てるけど味がぼやけてマズい」ってところですな。
 まず“閾値(いきち)』”て用語がありまして、『これ以上、ホンの少しでも薄かったら、もうニオイを感じなくなるぎりぎりの一線』って意味です。
 それと“ウェーバー・フェヒナーの法則(W・F法則)”、コレは専門用語使わないで説明すると『99%ニオイの成分取り除いても、人の鼻にはよーやっと半分程度に弱くなったようにしか感じない』ってコトを説明した法則です。『マーフィーの法則』とは全然関係ありません。

 ヒトの鼻は、それから舌も、特定の化学物質による刺激を受けて、それを電気信号に変えて脳に伝えます。だからどっちにも“W・F法則”が発動しちゃう。つまり濃桃天を半分程度に薄めたぐらいじゃ全然かわりないはず……。

 ところがですね。味の基本である『甘・酸・塩・苦・旨』の中では、甘味の感度って一番低いんですね。一番敏感なのが苦味。これは毒素を持った食品を食べないような自然のメカニズム。
 サバイバルテクで『未知の果物を試す時にはごく微量を口に入れ、苦味を感じたらすぐに吐き出せ』とあります。ニオイもそうだ。

 それに甘味は、舌が慣れて感度が鈍くなるのも早い。ショ糖なんて基本の糖類は、濃度上げるとそのうち甘味を感じなくなっちゃいます。
 だから先に普通濃度の『濃桃天』を飲んじゃうと、薄めた物の甘味が余計に薄く感じてしまう。薄いのから先に飲まないといけません。
 で、甘味の次に感度が鈍いのが酸味なんですな。つまりは『桃天』の味っての『舌の反応が鈍くて、しかも麻痺しやすい』ものだったのですな。

 どうも『「桃の天然水」の特徴である「天然水」に、桃のピューレを加え、まろやかな濃い味に仕上げました(JTニュース)』ってのは、甘味料や香料なんかが増えたのではなさそうですねぇ。

 う?ん……。また他のネタ書く余裕がなくなってしまったぞ……。

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