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2007年4月13日 (金)

こころを飼う

 『子供の科学 5月号』に『科学のお仕事?なりたい!臭気判定士』ってタイトルで記事になっております。

 なかなか的確に臭気判定士のお仕事を紹介していただいております。例によって脱線しまくりの私の話をこれだけにまとめて、しかも子供に理解できるようにかみ砕くのは大変な苦労だったのではないかと。
 得意の“這い歩きサーチ”の写真も載っております。できれば豪華な住宅の中なんかでの写真を載せたいところでしたが、考えてみると撮っているのが私自身なので、自分が写っている写真なんてほとんどないんだな。
 そんなワケで。たまたま某病院の厨房を調べる依頼が来てたので、業者の人に頼んで撮ってもらいました。も少し窮屈な場所を這っていた方が画になったのですが……。
 ワンルームマンションなんかも調べたことはありますが、これは実に調べにくい。

 特に独身男性喫煙者の部屋なんか、何が異臭だかそうでないのだかほとんど判別不能。ちなみに上の写真は私の部屋じゃありません。

 狭いところは狭いなりに調べにくいのですが、ここまで小さな住宅を調べろと言われても困ります(GiGAZINE)。2.6mのキュービックな住宅って……。ほとんどバンガローじゃん。面白いけど閉所恐怖症なヒトは住めないな。ペットはハムスターくらいしか飼えなそうだし……。
 ペットと言えば……。伊東市の市営住宅でのペット騒動が全国に波及しているそうです(livedoor&J-CAST)。
 きっかけは『ペット禁止であるにもかかわらず12匹もネコを飼ってた老人が、市から注意を受けたことを隣室のタレコミと思いこんで、ノコギリ持って襲撃かました』って事件がありまして。それを重く見た市がペットを厳しく取り締まり始めたのですが。

 この『ノコギリ襲撃事件』を起こした80歳の男性には同情の余地はありませんが、気の毒なのはそのあおりを喰らう格好になってしまった隠れペットを飼ってた住人たち。 
 当然、『住宅を出て行くか、ペットを手放すか選べ!』ってコトですからね。地方都市の市営住宅なんて、子供が皆遠くへ行ってしまって独り年金で暮らしてるお年寄りが多いでしょうから、引っ越すなんてまず無理でしょう。
 で、『ペットを手放す』ってのは。引き取り手がなければ『野良暮らし』か『保健所行き』ですからね。承知できるはずもない。するってーと、心優しいお年寄りは「ペット抱えてホームレスになれ」と。今まで真面目に納税してきた人間に、行政は優しいですな。

 一人暮らしで外へ出て何かをする機会も場所もないと、孤独故のストレスが次第に蓄積します。
 何かの機会……。特に隣室た上下階に新しい住人が入った時に発生する事態なのですが。その人が気の良い方で、すぐにうち解けて世間話などできる仲になれば何の問題も起こらないのですが。
 付き合いがほとんどなく姿を見ることもない場合、次第に不安が募ってきます。特に一人暮らしの女性の場合、非常な弱者ですからね。
 そうすると、それが更なるストレスになって様々な精神的症状となって現れてきます。曰く、「監視されている」「1日中昼も夜も隣が何か作業をやっている」「24時間絶え間なくにおいを出している」など……。

 これは恐らく『統合失調症』の初期症状です。隣室から24時間漂ってくる“におい”で悩んでいても、私がいる間は「今日はにおいませんね……」となるのです。誰かがいることによってストレスが緩和される、あるいは気がそっちにとられるのでその“におい”が感じられなくなる。
 要は何か気が紛れることがあれば発症しない可能性が非常に高いのではないかと思われます。小鳥でも何でも、手をかけてやらねばいけない生き物がいると全然違ってきます。それが感情のやりとりが可能な犬猫なら、いっそう良好です。
 と言うワケで、前にも言いましたが公営住宅は独居老人に限ってペット飼育を認める規則にした方が良いと思う。

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