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2007年10月22日 (月)

臭気判定士のお仕事

 私の名前で検索して来てくれた方がいらっしゃいまして。土曜日の受講者さんでしょうか。どもです。
 このブログでしか臭気判定士って技術者を知らない人は、「臭気判定士ってすンごくいろんなことやるんだな?」と思うかも知れませんが。

実は違います


 民家の床下に潜ったり、夜の庭でじ?っと観察したりする臭気判定士は、日本に10人といません。何せそんな作業マニュアルはどこにもないから。
 これから臭気判定士を目指す人が読者になってくれた(らいいな)ことですし、ちょっと『臭気判定士がいかに地味?な仕事か』ってのもお目にかけておきます。

 え?まず『におい』がこーやって↑サンプリングバッグで実験室に届きます。こんな風に採ってくることもありますし、依頼主が宅急便でバッグだけ送ってくることもあります。

 この、『においガス』を“におい袋”って小さいバッグで薄めて、パネラーって技術者に嗅いでもらいます。3個セットで、どれか1個に薄めたにおいが入っています。それがどれかを当ててもらうのですな。
 上の写真は“におい袋”に活性炭濾過した無臭空気を入れてるところ。

 パネルさんは6名いますので、『6人×3個セット×嗅いでもらう回数』のにおい袋を作らなくちゃいけません。これが結構な手間。この袋の数が実験のコストですから、袋はムダにできません。

 “におい袋”に『においガス』を注入するには注射器を使います。手前のでかいのは容積0.3リットル。病院でこんなの持ってこられたら卒倒しますな。

 このようにして1個だけに『においガス』を注入します。これは微量注射器使っていますから3000倍希釈かな? そんな薄さでも無臭の空気と比べるとはっきり判ってしまうこともあります。
 分析会社にいる臭気判定士は、場合によってはこれを一日中やっていることもあります。もしかすると床下潜ってるほうがまだ楽しいかもしれません。

床が臭いの治ります?

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コメント

はじめまして、こんばんは。突然の質問で失礼致します。臭気判定士の資格取得に興味を持っている者です。理系出身ではなく、現在は主婦で、環境関連の会社での実務経験もありません。臭気判定士の資格に合格した場合の、臭気判定士として再就職できる可能性の高低を、個人的見解で良いので教えてくださいませんか?宜しくお願い申し上げます。

庭さんご質問ありがとうございます。説明は長くなりますので、今日か明日の記事にさせていただきます。

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