« 魔法の視界 | トップページ | 撃ち砕け! »

2007年10月27日 (土)

粉砕せよ

 本日、管理特別委員会がございまして。年末の総会に向けていろいろと話しがまとまりつつあります。
 そんな中で、結構上下階からの騒音で困っている方がやはりいらっしゃるようです。家の中でヒールのサンダルはいて歩き回ってるとか言語道断な住人もいるらしいです。これは組合名で改善要求ですな。
 で、騒音と言えば。ひろぽんさんが『におい対策どうしたらいいのか教えて?』と言ってらっしゃいます。これわお答えしなくてはなりません。でも例によって長くなるからこっちで書いてしまいます。

 え?。ディスポーザーからニオイが発生する原因としましては
�@設置が悪くて配水管からニオイが逆流してくる
�A洗浄は不十分で破砕室に生ゴミが残っている
�B破砕ブレードに汚れがこびいりついている
�C何でもかんでも入れるものだから処理施設がパンクした

 このあたりが代表的な例でしょうか。

 設置の例ですが……。これ、そのまんま下水道に繋いでますね。これは『単体ディスポーザー』と呼びまして、下水道局に禁止されています。ディスポーザー本体から下水管に繋がるホースのS字部分が浅いと、モロに下水管の空気が吹き戻って来ることもあります。
 それで、ディスポーザーから出た生ゴミ混ざりの排水は、下水道に流す前に必ず専用施設で処理しなくてはいけません。
 これは日立ハウステックのシステムですが、これは『個液分離』と呼びまして、破砕物を取り除いたものを流しています。もっと念の入ったシステムだと、水まで一度処理して流します。

 それで、設置も使い方も間違っていないのにニオイが出る?! って時は、破砕ブレードが汚れていかも知れません。

 これ↑が破砕メカの中です。底の板が高速回転して、矢印で示している部品がゴミを周りに押しつけます。円筒には穴が開いておりまして、その穴がカッターの役割を果たします。これは『切る』と言うより『すり潰す』のですな。
 このように、実は鋭利な部品が使われていないために、肉の脂身だとか鳥皮なんかを入れると、すり潰されて全体にべったりくっついてしまいます。水を流しながらやってもあんまり効果ないです。脂だけ分離しちゃうから。
 このような時に使いたくなるのが『下水の詰まり溶かしちゃうぞ』なクスリですが、あんまおすすめできません。あんまり強いアルカリだと、ディスポーザーのシールが傷むかも知れないし、大量に使用すると処理施設が働かなくなって、マンホールからとんでもない悪臭が発生するかも知れません。

 で、臭気判定士は考える。システムに負担をかけないでこびりついた脂分除去する方法……。

 長くなったから続きは明日……。

« 魔法の視界 | トップページ | 撃ち砕け! »

家の中のニオイ(と空気)」カテゴリの記事

コメント

師匠何でもかんでも粉砕してくれちゃうほど、ディスポーザーって万能じゃないってことですね。そういえば、昔、日本だと、卵の殻、米粒などがすり潰されて流される、そいつが糊状になって排水管を塞いじゃう可能性があるんでは、と聞いたことがありますが、その心配はないのでしょうか?

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1489635/39731694

この記事へのトラックバック一覧です: 粉砕せよ:

« 魔法の視界 | トップページ | 撃ち砕け! »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック