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2009年3月30日 (月)

セカンドハンズは優れモノ


 武蔵境駅前の桜並木、良いカンジで咲いてまいりました。昨日は何かイベントも行われていたらしいです。

 しかし、全国的にソメイヨシノ種の高齢化が進んでいるらしく、幹に瘤ができる病気が流行っているとも聞きます。この並木も何本か植え替えが行われるらしい。……もう月末になるんだが、今月中にやるんじゃなかったのか?

 それはそうと……。先月から今月にかけて『新築住宅の2階トイレだけが臭う』というトラブルの調査依頼が続いています。
 それはそう珍しい案件ではないのですが。去年一昨年はその原因が汚水配管と便器の接続部のパッキン不良だったのですが、今年は『建材(合板)臭の侵入』ってパターンに変わってきました。

 こんなところから漏れ出してくるんだな。

 ほとんどのトイレは狭いから、特異なニオイはすぐに判ってしまう。しかもマズいことに、壁内に使われる強度用の合板は何となくアンモニアに似たニオイがするんだな。
 なので皆配管の漏れを疑ってあっちを調べこっちを調べ、便器を外したり1階のと交換したり、大変な苦労を強いられて。それでも原因がわからない。

 こーゆう苦労を見るにつけ「新築より中古住宅の方が良いんじゃないか?」と思ってしまいます。

 昔バイクに乗っていた時に、「ド新車よりも腕の良いライダーが乗っていた中古の方が絶対良い」と言う考えがありました。
 新車にはどうしても面倒な『慣らし(深夜の首都高10周)』や『初期故障』が付きもので、何よりそのバイクの『癖』を誰も知らないのが難点です。
 そこ行くと、良いライダーが乗っていたバイクは新車故の不具合も出尽くし、程良く使い込まれたエンジンはそう簡単に故障しません。
 何より、その車体がどこが壊れてどう直したか。高速コーナーで段差踏んだときにどんな挙動を起こすか、知り尽くしている人間がいるワケです。これは自動車保険にも匹敵する安心です。

 住宅も、ただの『建造物』にヒトが数年暮らすことによって『住宅』になって行くわけで、新築故のニオイだって何年も使われているうちに抜けてしまいます。不具合があれば手直しされているでしょうし、年数を経ることによって却って各所の使い勝手が良くなるものもあります。
 人が住まなくなった住宅が『廃墟臭』を漂わせ始めることの速さは不思議なほどですから。使われることによって家はどんどん良くなるものなのでしょう。

 まあぼちぼちと、景気の影響もあって『中古住宅だってそれなりにメリットあるんでないの?(誠)』という考え方も出始めたようです。ホームインスペクター(住宅診断調査士)の需要もこれからなんだろうな〜。




居心地のいい場所で

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