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2009年3月13日 (金)

バイオ狭間の決戦

 昨日はまる一日、神奈川県にある研究所の屋上で脱臭装置の点検と清掃でした。体中の間接がきしんでおります。今日は思いっきり動きが鈍いです。

 水でもってニオイを洗い落とす『スクラバー』って機械は、でかい上に掃除ってのは微生物との戦いだからです。はっきり言って重労働です。臭気判定士って仕事の範囲を超えております。

 これ↑がスクラバー。塩ビでできたでかい塔です。ダクトがジャマで全体が写りません。
 これが建物の中の空気を全部吸い出して、水と薬で消臭消毒してから外に出すんだな。
 でも、年中一定した温度の空気が入ってきて水分があるものだから、微生物にとっては非常に良い生育環境になります。養分は空気中に溶け込んだ悪臭物質なので尽きる心配がありません。

 充填剤を掘り出す掘り出す掘り出す。真っ白いはずの樹脂の部品が真っ茶色です。これが全部微生物。塩素入れてもすぐ耐性がついちゃって効きません。

 掘り出したら酸素系殺菌剤ND350ってのをぶっかけて、しばらく寝かせます。ちなみにND350はおなじみオキシドールやワイドハイターと同じ成分を使っていますが、数十倍も濃い劇物です。

 で、いっこずつ洗う。1袋に100個は入っているから、×24袋で……2400個?(思い出して気分が悪くなる)

 タワーもよじ登って、上から薬と水を吹き込みます。

 どーっと流れ落ちてくる茶色い固まり。これ全部微生物です。クマムシたんも住んでいるかも知れませんが、顕微鏡で探しているヒマなんかありませんのでまとめて流します。

 日が落ちる前に何とか洗い終わった充填材を詰め直して清掃完了。でも1年も経たないうちに、また憎っくき微生物は逆襲に出てくるのは解っています。だが、今日の所はこれで勘弁してやろう。

 疲れた……。今日は食事の量を増やして甘い物を採って何とか一日凌いでいこう。プリンシェイク飲みたい。でもこれ昔もあったような気がするのだが……。




お仕事の後は、おいしいご飯で…

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コメント

スクラバーの中ってこんな風になってるんですね。充填材、微生物がすみやすそうな形してますね…。

moakoさん毎度です♪お子様の生育具合は順調でしょうか?恐ろしいことに。充填材は水処理の微生物担体とほとんど同じモノなのですな。微生物が湧くはずです。

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