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2009年4月18日 (土)

8掛けじゃダメ

 え〜。ニオイってぇのは非常〜に難しいモノでして。「このニオイが普通なのか問題アリなのか、判断できる人間がいない」ってんで臭気判定士が忙しい思いをしています。

 何せここでも何度となく書いているように。『人間の鼻の感度は皆バラバラ』『好みもバラバラ』『経験によって同じニオイでもOKになったりNGになったりする』ってな具合で絶対ラインが存在しません。
 法律的な絶対ラインは定められていますが、それは工場や農家が外部に迷惑をかけないためのものであって、自分の家の中で発生したニオイが普通なのか異常なのかを決める基準はどこにも存在しません。だから臭気判定士が(以下略)。

 でまあ、そんな面倒なニオイですから。退治するのもやっぱ面倒なんだな。何しろ人の鼻ってのは結構敏感なセンサーでして、機械で計ることができない濃度でも『何か臭う』ってなってしまいます。侮れません。
 そんな人間の鼻ですから、100あったニオイ物質が50にまで減ったとしても感じるニオイの強さは全然変わりません
 良く、モノを知らない機械屋が新型の脱臭装置を発明して『何と○○の濃度が半分に!』なんて得意になって宣伝したりするのですが。

 そりゃ全然効果がないってことだぞ。

 だったら80%減ならどうかって言うと、「ちょっと減ったような気がするな〜」って程度です。企業がこの能力の脱臭装置を導入するかどうかは、予算と苦情のレベル次第。8割落とせばクリアできる場合だってある。

 で、これだ『オナラのニオイを8割カットするパンツスキマウィンドウズ)』

瞬感消臭HPより)

 問題なのは8割カットが「おならのにおい物質」なのか「臭気濃度で8割減」なのか記事には書いていないところ。
 臭気濃度8割減なら『臭気濃度1000が200に低下』ですから、「おお、何か知らないけどこんな布だけで結構脱臭できてるじゃん」と評価できないことはありません。
 濃度100のオナラなら20ですから全然問題なくスカせます。でも事前に濃度が解るわけありませんので、当然出たとこ勝負になるのは仕方ない。

 しかし実験でアンモニアだの硫化水素だのガスを通過させて、そのppmの濃度が8割減だったのなら「ダメじゃん、やっぱ全然効かないよ」となってしまいます。
 ソースのアサヒドットコムには書いてないし、メーカーの説明ページ見ても何だか解らないデータが書かれているだけなんだな。どうやらアンモニアの除去率を示しているらしいけど、これはデータとして評価できるモノじゃないな〜。

 これわ、電話して聴いてみるしかないかな。




かけすぎ注意!

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コメント

おならの臭い対策は、やはり腸内菌叢の改善が早道ですね。同好会向けの複合微生物製剤、有升。お試しあれ。ムイさんとこから来ました。面白いブログですね。ちょくちょく、寄らせていただきます。

yokuya様ようこそおいでくださいました♪バイオマスのお仕事だそうで。ニオイとは切っても切れないものですね。もしお困りのことがあったら是非ご相談ください。

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