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2009年6月11日 (木)

戦争前からそのまんま?

 北海道は室蘭の近くに母の実家がありまして。母が亡くなり、向こう方の祖父母も亡くなって以降すっかり疎遠になっておりました。

 それが突然、弟の所経由で『至急連絡を取りたい』と伝言が来たんだな。

 はて。一体何事?

 その従姉妹に会ったのはもう何十年も昔、中学生だった姿しか覚えていないのですが。とにかく電話してみた。

 そしたら。

 家(母の実家)の裏にある崖が崩れそうなので、『室蘭土木現業所が予防工事を行うから市に土地を寄付をして欲しい』との申し出があったらしい。
 何せその崖。家専用の防空壕が掘られている位で、私が母と訪ねていった頃にはまだ残存していました。埋めるの大変だろうから多分今でもそのままになっているはず。
 あれがホントに崩れたら、室蘭市内に入る幹線道と室蘭本線が埋まってしまいます。

 室蘭は現新日鐵があったために、戦艦ミズリーの艦砲射撃喰らったりグラマンやカーチスにしつこく爆撃されたり、散々な目に遭った街です。しかし朝鮮戦争特需で立ち直るのも早かったらしいです。

 そう言えば。

 親父方の爺ちゃんが戦中に『銀色に光るでかい飛行機を見たことがある』と言っていたのですが。北海道を爆撃したのは空母からの小型機だけで、B29は飛来していないことになっているんだな。偵察だったのかな?

 その、母の実家は新日鐵輪西工場の中で食堂と売店を営業していたこともあって、一時は結構景気が良かったらしい。
 戦中だって親父のところはカボチャとデンプン滓しか食べるものがなかったのに、母は混ぜモノが多いとはいえまともなご飯を口にできていたそうです。

 関係ないけど私の所ではわざわざ米より高い雑穀を混ぜて飯を炊いています。


 それで。

 室蘭の家の事情が何で私に関係してくるのかと言いますと。

 『崖を含んだその土地の名義が亡くなった爺ちゃんのまま』だったんだな。


 爺ちゃん死んだの20年も前だろannoy


 さすが北海道。ハイパーにアバウトです。

 市に寄付するためには親族全員の同意が必要なのだそうですが。それが私と弟にまでひっかかるんだな。

 叔母さん叔父さんたち(母は10人弟妹)も結構『あっち』逝っちゃった人もいたり、病院暮らしだったりで、従姉妹が一人で親類縁者に連絡を取りまくって。一番最後が私だったそうです。

 母に連れられて遊びに行くと。まさに昔の大家族が暮らす家で、誰が誰の子供なのやらさっぱり解らない状態だったことを思い出します。

 従姉妹に教えられて40年近く後に初めて知った関係もあったり。室蘭の『天勝本店』の天丼は美味かったなぁ〜。とか急に思い出したり。




時代は流れる

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コメント

いや、北海道だけじゃないと思います。たぶん…(笑)我が家も青地の時効取得をしましたが、多くの家が先代、先々代の登記のままになっているので、法定相続人全員から印鑑貰う結構大変でした(笑)お寺のお墓の土地なんかもっと大変みたいです。(何代前かもわからないくらい昔の人の名前で登記されている。)

名義変更は早いに越した事ないですよね。うちも親父が先に亡くなって、その後婆様が亡くなった時は遺産相続で俺まで連絡来ましたよ。

がらさんラリーさんどもです♪これが京都だったりすると戦争前ってのは「応仁の乱」の前だったりして。歴史的に北海道はまだ面倒じゃない方なのかも知れませんねぇ。

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