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2009年8月14日 (金)

天井裏桟敷

 天井裏調査ってのは結構な力仕事でもあり、ムチャクチャ神経使う作業でもあります。何せ。

・中途半端な姿勢で安定しない。
・足を置ける場所が超限られる
・その足元にも体重かけられないから常時吊り金具で半ぶら下がり
・クモの巣状態の配線引っ掛けないように常時片手は空ける

 170センチ70キロの50歳には拷問のような作業です。

Ura_2
 まあ入るのは事務所や店舗の天井裏に限られます、住宅なんてそんな無用で贅沢な空間を残すはずがありませんから。
 写真は天井裏に入り込んでこびり付いちゃったタバコ臭を退治しているところ。白いコードが付いている機械がリサイクル品で作った『狭いとこでもオゾンで脱臭ちゃうぞマシン』です。

Ozo
 このように配管を取り付けて戸袋の奥にオゾンを送り込んで脱臭できます。

 で。お待たせしました第3種24時間換気でニオイが出ちゃった場合の対策法です。以前に伺ったお宅の調査報告書から抜粋です。

対策その1(ご自分でできる対策)

24時間換気の方法を変える:
浴室の換気システムで常時家の中の空気を吸い出す『第3種』方式の場合、浴室と洗面所だけが気圧が大きく下がってしまう構造になっています。そこで。

・普段の24時間換気は浴室からではなく、トイレの換気扇を常時回すことで行いましょう。浴室に比べると空気を吸い出す量が少ないために、外の空気を吸いこみ不足になることがありません。
 ただし、冬ですとこの方法では結露が発生する恐れがあります。寒い時期は標準の24時間換気をお使い頂いた方が安全です。

・浴室を使用するとき。入浴中は換気を使わず、入浴が済んでから換気を行いましょう。浴室換気を行っている間は、洗面所のドアは必ず開けておきましょう。
※あまり湯気がこもったり、息苦しさを感じるようでしたらおやめください。

その2(管理組合や建設会社に頼む必用がある対策)

※これらの工事には費用負担が発生する可能性があります。

�@洗面台下収納の気密化
 給排水管の修理点検を容易にするため、大きな隙間を樹脂の板で塞いでいますが、板の柔軟性が不足しているためにまだ隙間が残っています。完全に塞ぐ構造にしてしまうと点検の時に大変です。そのため。
・板状のウレタンを給排水管と底板の隙間の間にはめ込み、その上に樹脂板を敷くことで気密性を高める
 この方法と、24時間換気の使い方の工夫で止められるはずです。

�A換気の際の外気取り入れ不足を解消
「その1」の工夫を行っても相変わらず洗面所の中に建材臭が出て、キッチンの換気扇の効きが悪い場合には以下のような工事を行わないと完全な解決は難しいと思います。
   
・洗面所ドアのアンダーカットを拡げる(軽工事)
 洗面所と浴室は、洗面所入り口ドアの下にある隙間から空気を取り入れています。この隙間を大きくすることによって、少しですが吸い込み量を増やすことができます。

・洗面所にルーバーを増設する(大工事:管理組合の許可等必用)
 洗面所に直接外からの空気を取り入れることができるルーバーを設けます。
洗面所だけが気圧低下を起こしてしまう現象を防ぐことができますのでかなり有効な方法だと思いますが、外壁に新しく穴を開けたり天井裏にダクトを通したり、かなり大がかりな工事になってしまいます。

 今日はこれから『バルト9』に映画を観に行くことにしたので、解説は明日。

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