« シュバルツさんからの相談�@ | トップページ | 地底のアラクネー »

2009年10月 6日 (火)

シュバルツさんからの相談�A

 タモリさん流生姜焼きは、『小麦粉を肉にまぶし、油を使わずに焼く』ってところにコツがあるらしいです。

 え〜と。どこまで書いたっけ?

 何しろ換気扇の排気口直下で測ったら、タモリさん流でなくても生姜焼きを作り始めたら、たちまち「臭気指数34」とか出てしまいます。何もやっていない厨房排気で「臭気指数24」はちょっと考えにくい数字です。そんな薄い排気だったら、すぐ隣の家でない限り苦情は出にくいと思います。

 しかしこのような小規模なお店で厳密に『排出口での指数24以下遵守』なんてことにして脱臭装置付けさせたら、毎日生姜焼き定食を1000食以上売らなくちゃいけなくなります。

Haikikou

 これは銀座のビルの8階屋上にある焼き鳥屋さんの排気。こんな高い場所から出しても苦情が出ちゃうんだな。

 ちなみに、厨房排気の場合には「アンモニアが○ppm」というような測定は行いません。臭気指数測定になります。

 小さな店、それもチェーン店じゃなくて個人経営の場合は、まず脱臭装置なんて付けるのはムリです。いいとこウチの『DC−4S消臭装置』がイニシャルもランニングも限界。

 ですから排気口のすぐ近くで臭気を採取しても、同じ場所で解決の方法がないためにそのデータは役に立ちません。工場であれば「改善しないと操業停止になりますよ」と言えますが、それでは小さな飲食店はたちまち暮らしが立ちゆかなくなる。

 なのでこの場合苦情を申し立てている世帯の付近で臭気を採取して、『どうやったらこのニオイがここに来なくなるか、あるいは気にならない程度に薄くなるか』を考えることになります。

 ここでもうひとつ担当者が確認しておかなくてはならないことがあります。「問題になっている排気は、この世帯以外にも迷惑をかけていないのか」って点です。周辺で何件も苦情が発生していれば、やはりお店の排気を何とかしなくては解決できない恐れがあります。

 逆に、ただ1軒の家からだけ苦情が出ている場合には「何でここからだけ苦情が出るのか」を考えてみなくてはいけません。局地的な風の流れやら、排気口とは別のニオイ流出があるとか、いろいろなことが考えられます。

 特殊になればなるほど役所の担当者では手に負えなくなる恐れが増してきます。そうなると臭気判定士に来て貰わないと実態把握と解決索の立案は難しいでしょうね。

 さて。一般的な事例で何をどうするか説明しましたが、シュバルツさんの家と問題の飲食店との距離関係、何を作っているお店なのか、お店の営業時間や他に苦情が出ていないかどうか、その辺のことも重要なデータになります。

 役所の動きがイマイチのようでしたらまた相談してください。

« シュバルツさんからの相談�@ | トップページ | 地底のアラクネー »

ニオイの相談ニオイの対策」カテゴリの記事

コメント

返事が遅くなって申し訳ございません。

やっと役所の話し合いがまとまり、
今度、臭気測定を行ってもらうことになりました。


ここで気になるのが、換気扇が3つあるのですが。

本来であれば、それぞれを測定するのが望ましいのですが
役所の予算では1箇所だけと言われました。


2つの換気扇を止めて、1つの換気扇から臭気を測定するそうです。

こういった場合も、「排出口の口径が0.6未満」の「臭気指数31」が目安となるのでしょうか?

それとも、3つあるので合計の大きさ「排出口の口径が0.9以上の「臭気指数22」が目安となるのでしょうか?

ちなみにラーメン店が独自で測定した際は、臭気指数が27だと言っていました。
後から聞いた話では、来客もなく、調理していない状態で、「うちは臭気指数内だ」と言ってるとのことでした。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1489635/39735956

この記事へのトラックバック一覧です: シュバルツさんからの相談�A:

« シュバルツさんからの相談�@ | トップページ | 地底のアラクネー »

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック