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2009年12月10日 (木)

虫も殺せぬ

 『イギリス人を幸せにするにおい』ってのは

  1. 焼きたてのパン
  2. 清潔なシーツ
  3. 刈りたての芝生

 だそうです(らばQ)。

 以下「花の香り」やら「コーヒー・バニラ・チョコレート・フィッシュアンドチップス」なんてのが並びますが、「ガソリン・火をつけたばかりのマッチ・ゴムのタイヤ」なんてのはガレージワークが大好きなオヤジ共の意見でしょうか? きっとMG-AやBに乗っているに違いない。

 そういえばMGは1980年に生産が中止されてしまったのだが、小さなワークスが部品を製造し続けているのでイギリス中回れば完全に1台分の部品が揃うなんて話もあったけど、今でもそうなのか?

 元記事の中にも書いてありますが、特定のにおいを「好ましい」と感じる主な理由は、子供のころの幸せな思い出が起因しています。つまり経験。

 『ゴムタイヤのにおい』は、私はあまり好きではありませんが、子供の頃にパパの車整備をちょっと手伝ってほめられた記憶があれば、それは良い思い出に繋がって『好ましいにおい』になるのでしょう。私の親父が乗っていたスクーターの排気は好きでした。

 しかし。いくら経験や自分が関わっているからと言って、殺虫剤のにおいが好きだって人はあまり聞いたことがありません。モロに毒物ですからね。しかもそれが一日中家の中に漂うとなりますと、これはもう迷惑としか言いようがありません。

 先日相談を受けて伺ったお宅でのお話。羽虫が出たので消毒業者を呼んで、浴室の洗面台と壁の隙間に殺虫剤を散布してもらったそうです。

 そこまではまあ良いのですが。

 業者が念を入れたのか、洗面台の隙間に散布機のノズルを差し入れてたっぷり撒いてしまったらしい。洗面台の背板とかを復旧したのですが、その後も殺虫剤のにおいが強くてバスルームが使えない状態になってしまったそうです。

 これと似た極端なトラブル事例として。外断熱で小屋裏と床下を通気させる設計の住宅で、虫が発生したので小屋裏に大量のクレゾールを散布してしまった事例があります。

 何で虫が出たのにクレゾールを撒いたのか判りませんが。小屋裏の空気は全体に回る設計になっているので、強烈なクレゾール臭が家中に広がって、その家は人間が住める状態ではなくなってしまったそうです。

 『クレゾールまみれになった家まるごと』はどうにもできませんが、洗面台の裏程度なら何とかなります。下はスラブだから染みこんじゃって除去不可能だから、パーマーシールドで塗り固めちゃう。

 どうも消毒屋さんは、自分たちが撒いているモノが『毒物』であることに慣れすぎているような気がします。そーゆう物質は閾値が低い(薄い濃度でも臭ってしまう)ので、いくら密閉空間に撒くと言ってもちょっと漏れ出しただけで感知されてしまいます。

 しかもそれを窓がない浴室の洗面台に行うと言うのは、配慮が足りないと言わざるを得ません。もっと考えて仕事してくれ、たっぷり殺虫剤吸っちまったじゃないか。

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