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2010年2月11日 (木)

フェリー時代が懐かしい

 昨日は、やっぱり調査の依頼で木更津まで出張しておりました。電車で片道2時間。途中で消臭剤の選定について指導に来てくれなんて電話も入るし。なし崩しに仕事を再開している状態です。早いとこどうするのか決めなくては……。

 その木更津なのですが。ネタ写真を撮る気も起こらないほど無残に寂れておりました。さすが“地下下落率日本一”。

 『木更津そごう』が撤退した後の駅前ビルは相変わらず固定テナントが入らないようで、1階の半分はイベントスペースで空いたまま。平日の夕方近くなのに、駅前を通るのは学校帰りの高校生ばかり。

 地元の住宅メーカーの方に聞くと、東京湾横断道路ができてから過疎化に拍車がかかったそうです。京浜方面から人が来るのではなく、木更津の人が京浜方面に出ていっちゃった。

 長野は新幹線が開業したことで『仕事で一泊していく人たちが日帰りするようになった』ために景気が悪くなったそうですが。木更津は『住人が生活に利便がいいところに移って、通勤してくるようになった』のでしょうか。自治体に税金も入らなくなるし、最悪です。そのうち町をタヌキに取り返されそう。

 で、調査の方は築後10年を迎える住宅の、結露などのトラブルでした。24時間換気義務化直前の住宅は、高気密高断熱構造でありながら換気の空気量が足りない難点があります。しかもサッシが半端な断熱構造だからフレームの冷えがガラスに伝わって、ペアガラスなのに内側に結露しちゃう。

 悪いことに、頭ばかり温まって足下が寒いエアコン暖房を嫌って石油ファンヒーターを使っているものだから、暖房器具から水蒸気が出てきちゃう。これで換気が不足しているのだから、どこかに結露が発生するのは避けられません。こーゆー問題、義務化直前住宅が保証期限を迎える来年あたりから続出するんじゃないかな。

 部屋の中を素早く暖めて、暖房効果と電気代の対効果費用から見るとエアコンが最も安くなるそうです家電Watch)。

 ただエアコンは電気ストーブのような輻射熱が発生しないから、エアコンから離れた場所とか局所的に暖をとりたい場合には暖房効果で電気ストーブやファンヒーターに負けます。昨日の住宅でも床暖房を採用していれば結露は防げたのではないかと思います。

 そうそう。そのサッシに使われているペアガラスが“紫外線カット”だったのですが。家具などの日やけ防止には非常に効果があることは確かなのですが。冬場に『日光が暖かくない』という落とし穴がありました。

 冬晴れで大きな窓から陽が差し込んでいるのに、家の中が暖かくならないそうです。おまけに室内の植物が色あせる。う〜む“住宅の使い方が難しい”という事態はやはり起こっているぞ。

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