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2010年4月 5日 (月)

甘い咆吼

 防災備品のラジオです。今や絶滅危惧種の『ラジカセ』。ドンキホーテで1,980円。

Dscf7903

 何せ、『カセットテープ』ってのが過去のモノになってしまいました。ビックカメラなんかではまだまだ棚には並んでいますが、売り場の入れ替えが激しいドンキではこの1種だけでした。

 最初「真性ラジオ」を探したのですが、今では「ラジ専」ラジオってのは高価な機械だったことに驚きました。イヤホンで聴くタイプのものは安いのですが、スピーカー付きの機種は高性能ラジオしかないのですね。“スカイセンサー5900”が懐かしい。

 防災用としては「ラジ」さえ使えれば良いので、とりあえずこれを2台。当然中国製なので、長期保存に耐えてくれるかどうかがやや心配なところです。

 中国と言えば。

 上海万博の準備が順調に遅れていたり、大干ばつが起こっていたり話題に事欠きませんが。

 北京ではごみが増えすぎて、毎日1万8千トンが出てくるらしい。しかも焼却・再資源にまわるごみはたった4%で、残りは全部埋め立てられているんだな。(レコードチャイナ

 日本だと埋め立てる場合にはごみ層の上に確か50センチ以上の土を被せて、その上にまたごみを乗せてと土の分解能力が発揮できるような埋め立て方法が執られています。

 中国がそんな面倒なことをやるはずもない。……だってごみ収集車だってただのトラックにごみの袋山盛りしているんだもの。汚水流れまくりだな。

 当然ごみの腐敗臭もとんでもないことになっているようで、その対策のために秘密兵器が開発されたんだなEUROPA)。

Deodorantcannon

 ……何だ。丸山製作所で作っている“スパウタースプレイヤー”じゃないか。『 ドイツとイタリアの技術を元に中国企業が開発している。毎分十数リットルの芳香剤を噴霧し、50m先まで甘い匂いを送り届けることが出来るという。当局はこの機械を100台投入し、当面の悪臭問題の解決策とする考えのようだ』(ニュースより引用)

 ……ちょっと待て。「甘い匂い」って芳香剤噴くのか? 消臭剤はどこが協力したんだ?

 家庭用の『芳香剤』の効果ってのは、「悪いニオイよりもっと強い良いニオイで悪いニオイをわからなくする」もので、これは「悪いニオイ+良いニオイ」で結果としてニオイは濃くなってしまいます。

 記事にも書いてあるけど、悪いニオイは消えるわけじゃない。芳香剤の選定間違えると、ひどく気持ち悪いニオイになったり却ってキツいニオイになったりします。『毎分数十リットル』もの芳香剤を撒きまくるのですから、処分場周辺だけじゃなく近隣の町まで「甘い匂い」が充満するのではないかと。

 まあニオイの好みや感じ方は国や人種によってまちまちなので、中国だと「甘い匂い」が家の中まで入ってきても平気なのかも知れない。

 こんな場合は『感覚中和剤』を使った方がいいのだけど、ごみの量がとんでもないからムリか。バイオ剤の雨でも降らさないとダメだな。

 心配なのは。お決まりの賄賂や汚職でもってとんでもない成分の薬を大量に撒いちゃったり、芳香剤でもって土壌や水に取り返しの付かない汚染が出ちゃったりとかが起こることです。合成精油ですからVOCです、BODもCODも上がりまくります。

 「“無事に済むわけがない”に全部」

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