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2010年7月 6日 (火)

星のカービィ

Prehab

 工事作業員用の控え室設営が始まりました。このために駐車場から車3台が一時外部に移動です。奥のさしかけ部には残土置き場が作られています。駐車場の風通しが悪くなりるだろうな。熱や湿気が溜まらないといいのですが。

 湿気が溜まると言えば。

 『鎌倉に家を建てる』の塾長さんが扱う古民家物件で、畳のカビ発生が頻発しているそうです

 週の半分ほどしか部屋を使用せず、なおかつ締め切りっぱなしなので湿気が溜まってカビの発生に至ったようです。

 その昔の、ノラ猫が棲みついたり忍者が忍び込んだりするようなスカスカな床下であれば風も抜けて湿気もそれほど溜まることはないのでしょうが、コンクリートの閉鎖型土台ですと空気の抜けも悪く、また古い物は土が露出しているため床に湿気が伝わってしまいます。

 何せ昔の畳下は、一センチほどの板を並べただけで、その隙間から空気が抜けるような構造ですから。湿気よけに新聞紙を敷き詰めるなんての生活の知恵も、そんな構造だと生きてきます。

 

 それで、塾長さんの記事の中に「新しい畳の方がカビが発生する」との記載がありました。ちょっと考えると、「使いこまれていろいろな汚れが付着した古い畳の方がカビやすいのでは?」と思ったりもしますが、実はホントに新しい方がカビやすい。

 その原因ってのが。

�@新しい「い草」は乾燥している上に、踏まれていない分繊維が詰っていないために湿気をもの凄く吸収する。

�A新しい「い草」はまだ内部に植物由来の油分などを残しており、カビの栄養源になりやすい。

 こんなところが挙げられます。その証拠に枯れ切った藁を使った内部の『床』はあんまりカビない。空気にも接触しないからだな。

 『たからの庭』の和室では、メタノールで拭いたところ問題なくカビを退治できたそうです。本当に畳表の「い草」の表面にカビが繁殖しただけだったようです。これが、気付くのが遅れてい草そのものが変色するほどカビると、深刻です。「い草」が分解されて表面が荒れて痛みやすくなりますし、カビ臭も取れない。

 そんな状態になったらアルコールより『オキシドール』で拭くのが効果的です。殺菌漂白効果がありますので、変色した部分の色が戻ります。でも青畳に戻るわけではありませんから注意(※必ず一部でテストして脱色具合を確かめてください)。それから、手荒れしますから必ずゴム手袋をしてください。

 カビってのはほとんど不死身ですし、空気中にいくらでも胞子が漂っていて次々と援軍がやってきますので、一度やっつけたからと言って油断しているとまた発生します。除湿換気ができれば報復を恐れる事もありませんが、それほど頻繁に換気を行なうことがムリでしたらひとつ方法があります。

Virus033_2  ←コレです。

 新型インフル予防でおなじみのクレベリンです。クレベリンの主成分である「二酸化塩素」は強力な殺菌剤ですので、空気中に漂っているカビ胞子の活動を抑える効果が期待できます。「特にカビが発生しているわけではないけど、何かカビくさい」って時の脱臭にも効果があるでしょう。

 ただし強力なクスリですから、部屋の使用前には換気をお忘れなく。

 で、最初からカビを寄せ付けない方法もありまして。それにはドラッグストアなんかでは売っていない業務用のクスリを使う必要があります。

Fl50_2

 はい出ました秘密兵器。『ラングパルFL』と言います。これを畳の表面に霧吹きでかけてから風をあてて乾燥だせますと、防カビコートになります。コンクリートや水を吸い込む素材も防カビできます。

 ただし見てのとおり白濁した液ですから、黒っぽい表面にたっぷり吹いてしまうとしみになる恐れがあります。そんな時にはきれいな雑巾にしみこませて拭きます。

 ただし安全性重視の製品ですから、一度吹いたら未来永劫カビとサヨナラってほどには強力じゃありません。毎年梅雨前にこれを吹き付けておけば、そう簡単にカビは発生しないってところでしょうか。クレベリンを併用すればさらに安心です。

 あとで塾長さんのところにメールで資料送っておこう♪

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コメント

残念ながらカビの攻撃を受けたたからの庭です。
ご親切な数々のアドバイスをありがとうございます。

こちらで使っているのはアトピッコハウスさんのほんものたたみという畳です。
ほんものだから、カビも生える。
逆に言うと、新しいのにカビが生えないような畳は、いったい・・
と心配になってしまうことも。
カビも生き物、雑草と同じで、つきあい方をマスターしようと思います。

たからの庭様
どうもです♪
資料が揃い次第メールで送りますね〜。
また鎌倉を歩きに行きたいな。

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