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2010年8月 8日 (日)

スティンク・ボンベ

学会のネタでもういっこ。

 2日目には学術賞受賞者の記念公演がありまして、今年は筑波大大学院の綾部早穂さんが受賞なさいました。調べてみたらにおいに関する著書をたくさん書かれていらっしゃいます。

 『快なかおり、不快なかおり』という題で、先入観がいかににおいの評価に影響を及ぼすかというあたりを主題に、30分の講演でした。もうちょっと聴いていたかったな。

 最初に徳川夢声がラジオか何かで語った「自動車の排気ガスは。自動車そのものが珍しかった頃には好ましいにおいと感じていたが、その数が増えてスモッグだのの原因となってしまうと不快で仕方ない」という一文から始まりました。

 経験によって同じニオイが、良いニオイも悪いニオイにもどっちにでも転んでしまう好例です。100%嫌なニオイというのはやはり存在しないようで、第二次大戦中にアメリカ軍が実験的に使用した悪臭爆弾“Who Me?”は硫化水素などのイオウ化合物を主成分にしていたようです。アメリカ人が嫌がるニオイってことだな。

 戦後それをパワーアップして、国も人種も越えて全人類が満遍なく嫌がるようなニオイブレンドを開発しようとしたらしいんだな。世界臭厭爆弾だ。

 調べても出てこないけど、これとは違うみたいだな(GiGAZINE)。どっかに三ヶ月放置された牛乳の三角パックってのも結構な破壊力がある爆弾ですが。

 しかしこれが難航したそうで、そりゃそうだな。

 だいたいにおいて「有機体が腐敗したにおいが一番嫌われる傾向にある」そうですが、発酵食品のことを考えただけで『絶対悪臭』ってものは、どうやら存在しなさそうだと思ってしまいます。

 「イソ吉草酸(納豆臭)」だって嫌う人は少なくありませんが、納豆大好き人間だってやはり少なくはない。さらにそれを強烈にした『内容物が残った状態で発酵した内臓の臭い』って、字を見ただけで超臭そうなニオイを、イヌイットの皆さんは「食欲をそそる良いニオイ」と評価なさいます。食べ慣れた、しかも栄養価の高い食品のニオイだからだな。

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 まだ書くことあるけど、続きは明日。昼飯は千葉工大の学食でグルメカレー(チキンカツ)350円。チキンカツがどう考えても“でかいナゲット”だったけど、辛しょっぱな懐かし味でした。

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コメント

うむ、典型的なThis is 学食メシですな(笑)。

近々、名古屋界隈の学食メシ制覇しますにゅ♪

ぷれぷれ氏
どもなのだ♪
ウドンみたいなスパゲティあったらレポよろhappy01

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