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2010年8月 7日 (土)

放電脱臭プラズマン

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 ここ数年、『におい・かおり環境学会』は大岡山の東京工業大学で開催されておりましたが、今年は津田沼の千葉工業大学になりました。

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 最近の大学は、どこもこんなビルになっています。こんなのがもう一棟建設中でした。

 楽しみにしておりましたオーガナイズどセッションは、ダイキンの「ストリーマ放電」、パナソニックの「静電霧化」、シャープの「プラズマクラスターイオン」、サンヨーの「ウィルスウォッシャー」。それぞれ独自の技術を解説して、会場から質問を受けるというものです。

 ダイキンとシャープが放電、パナソニックとサンヨーが水を使った脱臭です。それぞれいろいろな実験を考えて効果の確認を行っているわけですが、パナソニックが行った実験結果がちょっと面白かった。

『6畳間でタバコ2本を燃焼させて臭気を作る。スタートの臭気強度が4.4(口頭発表まま)、空気清浄機を3台運転して30分後に強度2.3。窓開け換気を行った場合強度1.8まで低下』空気清浄機は脱臭装置ではないということがよく判ります。

 で、プラズマクラスターは放電分解によってプラスとマイナスのイオンを同時に放出しちゃうから、あんまイオンが濃い状態にするとイオン同志の再結合が起こってしまうそうです。

 そーすると脱臭効果が発揮できない。ガンガン使っても無駄な電気を消費するだけなんだな。何事も適度に使わなくてはいけません。

 サンヨーのウィルスウォッシャーは、目新しい技術じゃないけど汎用性がありそうだと思いました。ビルの空調室外機の中に加湿ユニットとして組み込めるのがいい。水道水を電気分化して次亜塩素酸とOHラジカルを含んだ水にしてそれを気化発散させるんだな。

 質問票は出さなかったけど、せっかくだから挙手して訊いてみた「加湿装置としての使用も可能であるとなっていますが、熱交換コイル前に設置してコイルの消臭消毒ユニットとしての使用は可能でしょうか?」

 そしたらやはり同じことを考える人がいたらしくて、現場で同様の相談を受けたことがあったようです。しかし次亜が発生するので金属資材の腐食劣化を懸念があり、まだ検討段階だとのことでした。充分行けると思うんだけど。とりあえず資料を取り寄せておこう。

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 “サイキンのオハナシ”のmoakoさんにお会いしました。今回は弱酸性次亜塩素酸水溶液による消脱臭実験の共同研究者としていらしていました。

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 お願いして絵を描いて貰いました。おだおだ〜♪

 ところで。

 思いつきで(いつもだけど)つけたタイトルでぐぐってみたら。こんなの出て来た。どこがプラズマなのでしょうか?

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コメント

どうもどうも。
昨日はお会いできて嬉しかったです。

はじめての学会参加でしたが、アットホームかつマニアックで面白かったです。
今回の会場の1号館、20階からの眺めは素晴らしかったです。富士山とスカイツリ―がよく見えました。

次の参戦はいつになるかはわかりませんが、またお会いできる機会があったらいいですね。
それまで、面白いネタを書き続けられるよう精進いたします。

moako様
どうもです♪
お会いできて嬉しかったです♪
まだ小所帯の学会ですから、かなり身内が寄り集まって
開催って雰囲気になってしまいますね。
それでも「濃ゆい」ことは間違いありませんね〜。
コアな実験、これからも期待しています〜。

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