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2011年3月25日 (金)

「石膏が危険な訳じゃ…」の続き

辛酸なめ子さんの記事で「有事だと思うと体が臨機応変に対応してあまり寒さを感じなくなりました」のところを「体が臨界反応」と空目してしまいました。謹んでお詫び申し上げます。なお『不謹慎である』等の苦情は受付いたしませんので悪しからず……。

 それで、浦安遠征で一回空いてしまいましたが石膏の続き……。あ、さっき浦安市長が「ガスと水道は1週間から10日で完全復旧、でも下水道は一ヶ月」と言っていました。何か国からも被災住宅に対する救済措置があるそうですが、一ヶ月もトイレやキッチンを使えないのでは『5LDK庭&車庫付き、風呂なし台所トイレ共同』みたいな状態です。これはひどい。

 えーと……。どこまで書いたっけ?『石膏は硫酸カルシウムで、「CaSO4・2H2O」って組成になっているらしい』か。

 乾燥した状態では当然何事も起こりません、石膏には。何せ不燃材ですし。化学式で見えるように石膏は最初から水を抱いています。

 ただ石膏が外部からの水に濡れて、しかも酸欠の環境に置かれると話しが違ってくる。『硫酸塩還元細菌』って酸素がないところに棲息する微生物が酸素の代わりにSOを使って活動して、有機物を分解してくれる。それはそれで環境の浄化には役に立っているのですが、こいつら二酸化炭素じゃなくて硫化水素を吐くんだな。

 なので。硫酸塩還元細菌タンは密閉された地下室や土の中に埋めこまれた石膏ボードのSOを使って活動して、どんどん硫化水素を作ってしまうわけです。

 これが歯科医院の石膏トラップの中でも起こっているらしい。しかしそう簡単に酸欠状態になるのか疑問もありますが、掃除をさぼって大量に石膏が溜まったり、前回書いた『アルジネート』ってアミノ酸の一種が好気性細菌に分解されてトラップ内の酸素が消費されちゃうって可能性がある。何せアルギンZの元だから、そりゃ元気に働くでしょう。

 しかし強烈な硫化水素が半年間も定期的に発生していたら、あちこち腐食が始まっているかも知れないな。エアコンからも出てくるってのは、トラップのどこかが硫酸でやられちゃっているんじゃないか? 空調屋も呼んでもらった方が良いかな……。

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