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2011年5月19日 (木)

住宅の固有臭(その③を書こうと思ったけど脱線した)

 折良くと言いましょうか、偶然なのですが。におい・かおり環境協会経由でテレビの仕事が入ってきました。やはり梅雨前ってことで、お題は『家の中のニオイとその対処法』です。

 日本デオドール社にいた頃には、数年前まで毎年のように5~6月はこんな内容の取材依頼が入ってきておりました。それだけ「需要」があったんだな、で現在も相変わらずあると……。つまり家庭内のいろいろなニオイに関して解決する技術はまだ開発されていないと。

 まあそれは言ってみれば当然のことでありまして。

 まず根本に、人間の嗅覚が持っている特性ってのがあってですね。人間の嗅覚ってのは意外に鋭い。よくニオイの現場で「私は鼻がきかないもので……」なんてことを言う人に会いますが、そんなことはない。

 ほとんどの場合、ガスクロってニオイの成分を分析する機械の感度以上に人間の鼻はニオイ物質を感知します。ニオイ苦情があってガスクロで測っても「何も検知できませんでした」って結果が出ることは珍しくありません。それもあって悪臭防止法で『嗅覚測定法』ってのが採用された。ちなみにその測定を行う技術者が本来臭気判定士の職務。

 住宅の床下に潜ってニオイ探す臭気判定士が出てきたりするなんて、環境省でも考えていなかったと思う。

 「自分は鼻がきかない」と思いこんでしまうのは、ほとんどの場合『注意深く嗅ごうとしない』『嗅いだニオイの経験が少なくて、ニオイの判別ができない』『最初から投げちゃってる』のどれかです。私が現場で嗅ぎ方を指導しますと、何となくですが解るようになります。

 それでも『ニオイの質を表現して伝える』と言うのはなかなか難しいものです。何故かと言うと“人の嗅覚の感度と特性は一人一人みんな違う”のと“経験によってニオイの好き嫌いに関する違いはとんでもなく大きい”んですね。

 あからさまに出てくるのは食い物だ。「発酵食品全部ダメ」って人もいますし、北海道人なら食欲をそそられる(ことが多い)ラム肉マトン肉が臭くて食べられない人もいる。……以前痩せる効果があるってやたらジンギスカン屋が増えたけど、痩せられるなら臭くても平気なんだな。まあそのせいで生ラム肉が流通するようになったってのも原因か。

 ちなみに私は生ラムより冷凍のロールになった肉の方が好きだったりする。

 え~。それは良いとして……。時間なくなって来ちゃった。

Ata1 製作会社との打ち合わせで、ついでに近くの愛宕山に詣でました。『チーズのお店』ってどこにあった?

Ata2  これひっこ抜いたら愛宕山崩れるのかな?

Ata3  愛宕社専属らしいにゃんこ。外でゴハンだけ貰っているようですが、お弁当を食べに来ている人たちの足元で鳴く鳴く。

Ata4  にゃんこ様お控え所。前足がかわいい。

 ……ってなことで続きは明日。

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