住宅の固有臭(その原因①)
風が強いためなのか、昨夜も今朝もタヌが来ません。せっかくタヌ用缶詰を開けて用意していたのですが。そしたらにゃぢが安いタヌ用を食べてしまった。
それ、160g×3個で175円とか普段の半額以下のモノなんだけど、珍しかったらそれでも食べますかにゃぢさん。
にゃぢは風があっても日なたの誘惑には逆らえないらしいです。昔にくらべるとずいぶんお腹がぺったんこになりました。
で、『住宅のニオイ』です。講義のための思いつきメモ。
よく現場でお話しすることなのですが。住宅=家には人が住み続けるにつれて、それぞれの『固有臭』ってものが出てまいります。
これは避けようがない。人が何もせず部屋の中にじっと座っていたって、その人の吐いた息、常時体から発散される微量の汗でもって部屋の中にある空気はどんどんニオイ添加されて行きます。これは別に加齢臭出ている人だけじゃなくて、誰だって起こります。だから気にしなくても大丈夫。
それ以上に固有臭に影響を及ぼすのが食生活。つまり食材や調理ですな。当然四川風が好きなら唐辛子&ニンニク&華椒の独特臭が発生しやすい。オリーブ油とニンニクの組み合わせもなかなかしつこいです。
特に大量の油を高温で使う場合にはオイルのミスト(超細かい油滴)が発生して、換気扇でも吸いきれなくて部屋に拡散する現象が発生します。だいたいコンロなんかの対角線にある部屋の天井隅に溜まることが多いようです。それはクロスやらカーテンにしみついて、独特のニオイになっていきます。
食品でも、人間用のではないモノもありまして。ペットフードなんか代表的なものです。動物は視覚情報より嗅覚でもって食品を認識する割合が高いですから、それぞれ“わんこフード”や“にゃんこフード”には食欲を刺激する香料が添加されております。最近のフリスキーカリカリの“バランス”は以前より香料が強くなっている気がして仕方ないのだが……。
加えて御ねこ様は気まぐれに日に何度もお召し上がりになりますので、常におカリカリがお皿に出ていなくてはお叱りを受けてしまいます。なので御ねこ様がいらっしゃる家はどうしたってカリカリ臭が常時漂います。これがエアコンに付着するものだから、その年最初に冷房を使うと、エアコンからもの凄いフリスキー臭が出てくるんだな。
かように、食品がらみで発生する固有臭は無視できない影響力があります。しかし最近の住宅には24時間換気システムって機構が装備されていまして、常に一定量の空気が吐き出されて入れ換えされています。考えてみるとそうそうニオイが溜まるものではないのですが……。
その辺の勘違いとシステムの限界を、明日お話ししましょう。
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