« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

2011年6月27日 (月)

これであなたも住宅臭気調査技術者

Dscf9807 臭気判定士会の『平成23年度意見交換会』用講演資料がよーやっと出来上がりました。第1回目は7月9日の大阪、新コスモス電機さんの会議室をお借りして開催されます。

 東京での開催は11月19日、場所は四谷です。臭気判定士会の会員でなくても参加費2000円で聴講できます。申し込みは上のリンクから。

Dscf9808  現代住宅の構造からその問題点、トラブルを起こしている住宅の特徴的な症状とか。とにかく私が得た知見を全部公開します。……と言っても持ち時間は1時間半しかないので、100%ではなく70%ぐらいかな?

Dscf9809  読み上げる原稿はA4にぎっしり18頁、約2万5千字あります。メモとる人は腱鞘炎にならないよう気を付けて下さい。

Dscf9810  私の前に講演なさるのが『祐川環境カンファレンス』の祐川さんで、においセンサーを使った留守宅での臭気発生調査などについてお話しされます。データいっぱい。私の方は発表するデータそのものがありません。

 pptのプリントで大丈夫なのかな? レジュメ作った方が良いのだろうけど、苦手なんだよな……。まだ2週間あるからやってみるか。

2011年6月25日 (土)

宮城は遠い……

 昨日は王子の北とぴあで、におい・かおり環境協会いよる『被災地における臭気問題の現状と課題について』という』緊急セミナーが開かれました。

 臭気対策アドバイザー=においの探偵としては何をおいても参加しなくてはなりません。

Dscf9802 ニオイ問題については協会がやらずにどこがやるって話です。しかし、如何せん被災地の面積が広すぎる。1隊や2隊の調査チームを送り込んでも。現地の被害のホンの欠片程度しか見てくる事はできません。それだけでも相当ヤバいってことは判りますけど。

 当初20名で開催されるはずだったのが、応募があまりにも多くて急遽会場を広い場所に変更することになたようで、50人近い会員や企業が詰めかけました。

Dscf9803 被害を示すサンプル。腐った魚を埋めたところの土。サンプル容器に入った上に3重のパックで厳重に封印されていましたが、パック1枚だけにするともう激しく臭います。容器のフタを開けるなんてとんでもない激臭気 。

 しかしこの埋め立て。『埋め立て処分』じゃなくて『埋設保管』で、一次的な処置でしかないらしい。……ってコトはいずれ掘り出して海に捨てるとか? 地下水汚染を防ぐために地中にビニールシートを敷いた上に魚を乗せてるけど、それじゃ分解も脱水もしないと思うのだが。しかも梅雨で雨水がしみこんだら溢れるじゃんか。堆肥混ぜ込んで発酵分解が正しいと思うのだが……。

 てっきり『協会としてコレとアレとやるから、人と資材の供出よろしく』となるかと思っていたのですが、まだそこまで進んでいないようです。協会とは別に立命館大学と山口大学の先生方がボランティアを募って調査に赴くようですが、今月末か……。来月10日過ぎなら都合が良いんだけど……

2011年6月23日 (木)

現場からニオイをお届けします

 あまりにもやることが多すぎて、昨日なんか記事のタイトルを入れ忘れてアップしてしまいました。

 以前に『スマッチ!』のオフ会の時に「何で毎回凝ったタイトルを付けるんですか?」と聞かれたことがありました。何でと言われても……。だって、タイトルだってウケを取りたいじゃないですか。

 ウケを取ると言えば、今来月の9日に大阪の新コスモス電機で開催する意見交換会(案内PDFこちら)でお話しする講演原稿を書いているのですが。やはりお客……、じゃなくて聴講者の笑いを取ろうと目論むあざとい表現を用いようとするので困ります。

 東京での開催は11月19日、四谷のハピネスケアです。臭気判定士会に入っていなくても参加費2000円で聴講できます。私のは『住宅構造の変容と空気的環境の変化~におい調査の観点から』というカタそうなタイトルですが、これでどう笑わせる気なのでしょうかね?

 さて……。とうとう『GiGAZINE』がブログのトラックバックを受けなくなってしまったんだな。その代わりにツイッターのツイートがぶら下がっている。主力はツイッターなのね。まあいいや。

 サムスン研究所とカリフォルニア大学が『においが出るテレビ』の開発を行なっていて、そのニオイ発散モジュールの開発に成功したらしい

 『においの元となるのはアンモニア水溶液のような液体で、細い金属のワイヤーに電気を通すことで液体をガス化することでにおいを放出する仕組み』だそうですが、それってただの加熱蒸散じゃないの? 特殊なシリコンケースが熱と香りが発生した時に、ごく小さな穴から放散する仕組みらしいが、どんな凄い仕掛けなのやら。韓国製だから爆発はしないと思うけど。

1 そう言えば昔、こんなのがあったな。パソコンで香りを配信しようって試み。

5  コントローラーはこんな。6種の香料をブレンドして、いろいろなシーンに合わせた香りを発散するものでした。

2  これでどれだけのシーンに対応できたのか、自分で扱ったわけではないので不明です。

3  ミントと乳香、あとは難だったか忘れた。某有名なショップの製品が使われておりました。

4  当然分解する。

6  ネットからの情報に連動してってのがキモですから、コントロールのユニットが大きい。

7  発散のシステムは何のことはない、ポンプとソレノイドバルブの組み合わせだな。香料ボトルにエアを送り込んで気化させて混合するんだ。でも上に穴が6個開いていたから、個別に出てきて本体カバー内で混合になるのか。

 サムスンの実験も、結局「どれだけの香りを配信できるか」って部分がネックになるだろうな。コンテンツに合わせて個人持ちの発散ユニットで自分で香りカートリッジを買いに行く人が果たしてどれだけいるのか。

2011年6月22日 (水)

 昨日の午後、突然「梅雨時のご家庭でのニオイ対策についてコメント撮影をお願いします。鶴橋で」って依頼が来まして。

 鶴橋って大阪じゃないか! 今すぐ出ても着くのは7時近いぞ! とかワタワタ準備を始めようとしたら「近くで臭気判定士の人手配つきましたので、いいです」

 おい!やたらめったら声かけまくるな!annoy

 大阪にすぐ行けて、そこそこ話ができる臭気判定士って言うと滋賀県はO社のK君か? 出張旅費の立替が多くて困ってたから良いけど。

 おかげで仕事が進まない進まない。講習会の原稿を8割書上げて、パワポの簡易版みたいな『キングソフトプレゼンテーション』を使っています。持ち時間1時間半だけど、収まりきるかな……? A4の40文字×36行8枚で1時間ちょっとだから、何とか時間内に収まるか。まあ後の方の講義だから押しても大丈夫だろ。

Dscf9523

 鹿児島の続き。これは到着直後の昼飯。ラーメン屋でも問答無用でダイコン漬けが出てきます。

Dscf9526 量は多いけど味はいまイチ。麺柔わすぎ。鹿児島の『くるまやラーメン』みたいなものだったのかな?

Dscf9641  最終日。鹿屋からの帰り鹿児島湾まで出て桜島を望みます。もちろん手前のじゃなくて、遠くで雲に隠れてるのが桜島。

Dscf9643  飛行機の時間が迫っていたけど、鹿児島神宮に詣でます。地元の神様には挨拶しておかないといけません。

 変わった構造です。ここは楼門じゃなくて拝殿らしい。でも左右に回廊みたいな構造が繋がっています。大隅一ノ宮だから、勅使だけがあそこを使うのかな?

 ちなみに神社の柱は、角柱が略式で人間が入っても良い場所、丸柱のところが神様専用スペースです。

Dscf9642  拝殿の先にまた拝殿があって、奥が本殿です。もうちょっと良く見たかった。9月にまた行く時は霧島神宮にも詣でてじっくり見ないと。

Dscf9648  本殿の裏手から、山の上にある末社のお稲荷さんへの参道が続きます。これが以外と距離があった。

Dscf9647  参道と言うより山道です。質実剛健な鉄の鳥居が続きます。塩ビの鳥居はあちこちで見たけど、鉄の鳥居は初めてです。

Dscf9646 参道が途中で駐車場へ向かう道路で切られていて、さらにこんな風に末社だか摂社だかがあるので困惑。

 そう言えば一の鳥居前にも祠があって、車で前を通過しなくちゃならない。 何と言っていいのやら、表現に困ります。

Dscf9644  「参道凡そ百五十米」と書いてありましたが、結構な高低差があるので体力消耗時間消耗は3割り増しってところでしょうか。思ったより立派な稲荷社でした。

2011年6月19日 (日)

鋼鷹たちの休息

 コメント頂いております皆様、済みません。毎日記事を書くだけで時間がなくなって、お返事できておりません。

Kan1  で海上自衛隊鹿屋基地の資料館です。これは太平洋戦争中の旧海軍の魚雷。

Kan2 はるばるやって来た目的はこれ。

Kan3  2004年かでお台場の船の科学館に展示されていた『二式大型飛行艇』です。60年以上も昔に、日本はこんな飛行機を作っていたのだから。見るたびに誇らしくなります。

 GPSもないのにハワイまで行って爆撃してそのまんま帰ってきたっていうのだから凄い。ちなみに雲が多くてハワイのどこに爆弾が落ちたのか判らなかったらしいけど……。

Kan4  ちなみに、現在も現役で働いているこの飛行艇のご先祖。新明和工業製US-1救難飛行艇。現在は“US-1改”のUS-2に順次交代しています。時化の海にも降りなきゃならないので、機体は15年くらいしか保たないらしい。

Kan5 二式大型飛行艇と並んで点字の目玉。復元された三菱重工業製零式戦闘機。館内の展示はここだけ撮影可能です。

Kan6 海底に沈んでいた比較的原型を保った残骸を修理したもので、元のパーツも展示されていましたが、引き上げ当時の写真を見ると『52型丙』に見えるのだが。レストアされた機体は『甲』になっているな。何でだ?

  零戦の先の展示は硫黄島の戦いと、鹿屋から飛び立って行った特攻隊パイロットの展示でして……。

 千数百人ものパイロットの名前と写真が壁一面に並んでおりました。『神風特攻隊』を知らない人は少ないでしょうが。単なる言葉や「トッコータイ」という記号ではない、名前も顔もある『彼ら』を見てしまうと……。

 私以外誰もいない館内で、一人静かに 涙に暮れました。

Kan7  これは現在のP3Cの前に飛んでいたP2J対潜哨戒機の実物コックピット。川崎重工業のマークが付いております。

Kan8  非常時対応マニュアルも置かれていますので、素人がいじくって何かが起こっても安心です。しかしこの機体、ターボプロップトターボジェットエンジンの両方を積んでいたのですが、どう使い分けていたのかいまだによく判りません。誰か知ってたら教えて。

Kan9  アナログの恐怖。メーターとスイッチの海。さて、鹿児島空港へ向かわねば、ずーっと一般道を行って山越えがあるから大変だぞ。

2011年6月18日 (土)

みの神さあ

 志布志市有田にあります『星の栖』(※注:お風呂が“混浴”になっていますが、一般家庭のユニットバスのことです。確かに混浴ではある)

Mizq “大草原の小さな家”って風情ですが、周囲は全部湿地です。何しろここ谷間だし。なかなか良いお宿でしたが、どうもシーズンじゃない今だから取れたようです。3室しかありませんから。

 お部屋は全部和室で、『ビーナス・ジュピター・ネプチューン』と、なぜか全部英語読み。何か微妙にバランスが取れていないところが微笑ましい。

Miz1  周囲が湿原なので、近くにこんな具合に水源地があります。そこここでほのかに火山ガス系硫化水素が香っておりますので、温水もちょろちょろ涌いているのではないかと思われます。

Miz2 二酸化硫黄とかを含んで、とんがった感じがする硫化水素が火山系。メチルマルカプタンとかを含んだ「どよ~ん」としたのが下水系の硫化水素です。

 奥に水源と、守り神さんの岩が見えています。

Miz3  『普現堂湧水源』です。神さんは注連縄が朽ちてちょっと機嫌が悪そうだったので、撮るのは遠慮。

Miz4 忍野八海とまでは行きませんが、昨日までの滝雨にもかかわらず非常に澄んだ水が流れております。

Miz5 水棲植物が実に美しいです。皮肉なことに現場では一日として晴れたことはなかったのに、現場を離れたとたんに陽光が差しました。水の神様が「おはんな良く働いた(あんたは良く働いた)」とご褒美をくれたのでしょうか。

 時間はないわ連日土砂降りだわの最低最悪な条件で、お客さんに「まあ……、ここまで取れていればOKか」と承諾を貰えたのだから、あの現場では上出来な仕事ができたんだな。

Miz6  で、田舎道を1時間半走って鹿屋にやってきました。数年前にこっちに引っ越した“彼女”に会うため。

2011年6月17日 (金)

しぶしししぶし

Dscf9568_2  超広大なのに期日は超タイト、加えて天候最悪。いままでこんな困難な仕事はなかった現場が終わりました。

 「煙のニオイが残ってるんじゃないか?」と心配するお客さんを安心させるのは、技術と経験に裏打ちされた、自信をもった技術者の説明です。Dscf9569  で、帰りにまた道の駅とか覗いていたりする。他には何も見るものないから。この巨大なダイコンが60円ですか?

Dscf9570  マルちゃんたまご麺コク味噌? こんなの知らなかったぞ。

Dscf9572  「酒のおつまみコーナー」なのですが……。

Dscf9573  こっちではチキンラーメンつまみながら焼酎飲むらしい。ベビースターではやはり量が足りないと言うことか?

Dscf9574  激しく気になるのだけど、きっと喉が灼けるほど甘いに違いありません。

Dscf9575 本日のお宿は志布志市の民宿。

Dscf9577  とても可愛い建物です。でもここ湿地帯。心配になりますが、コンクリート杭を100本以上岩盤まで打ち込んであるそうです。ご主人は元住宅メーカーの営業マンだそうで。

Dscf9585  非常に凝った造りです。二重壁で湿気を排出して、基礎が湿気るのを防いでいるそうです。竣工図面見てみたいな。……とかこんなところまで来て住宅のこと見ているし。

Dscf9589  夕食の地元の刺身と、うどんが特に美味かった。朝ご飯、何かパンが有名らしいけど。お米がすごく美味い。

Dscf9590 当然おかわりしました。

 今日はオフで、鹿屋の海上自衛隊資料館を見に行きます。あとはだら~っと。超難仕事のプレッシャーから解放された喜びを味わいます。

2011年6月16日 (木)

まだ九州で晴れを見たことがない

 また鹿児島に向かっております。

Dscf9518

 機のドアが閉まるまで携帯が使えるようになりました。

Dscf9528  そして昨日まで天気は悪くなかったのに、今日は豪雨です。現場はほぼ屋外なので、臭気対策作業も効果の評価もかなり困難。ベテラン臭気判定士の知識と技が求められます。

Dscf9545 お宿はまた宮崎県は都城市。鹿児島市街は鹿児島湾をぐるっと回るかフェリーに乗って行かねばなりません。いずれにせよお金も時間ももったいない。

Dscf9546  お昼のラーメンがイマイチだったので、晩飯もラーメンになった。と言うか他には飲み屋しかない。この、関東じゃ見かけない細いモヤシは歯ごたえが良くて良いな。時間があったらまたスーパー覗いて調べてみよう。

Dscf9552  そして明日は注意報が出るほどの大雨。明日が本番なんだけどな……。

2011年6月14日 (火)

東電を信用していないから停電に備えて非常灯の検討続行

 ずっと検討しているマンションの災害時非常照明、次なるテスト品が届きました。『NEO LED19灯充電式電球E26』だそうです。

Dscf9511  中国製で1個770円って値段ですから、何にも期待していません。ちゃんと光って爆発しなけりゃ上等です。この、パッケージの使用例で使われているソケットが、見事に裸電球用だってあたりがポイント高いです。

Dscf9512  プチプチに包まって、やはり取説も保証書もMS-DSも黒龍江省でこれを作っている美少女工員さんからのメッセージも何も入っていません。リモコンの形状が箱のとは違いますが、ちゃんと入っているだけマシだと思いましょう。

Dscf9516  20~24時間の充電で12時間使用可能だと書いてあります。まあ倍に水増ししているとしても6時間光っているなら良いか。10倍にされていたらちょっと困るが。

 ACモードにすると、ソケットに取り付けている間は充電して、電気の供給が止まると自動で点きます。DCモードだと自動点灯はなしでリモコン操作になります。懐中電灯として使用あいたかったらACモードにする。

Dscf9514  充電ちう。チャージランプの色が違うが気にしないでおこう。ちゃんと点いているし、今の所爆発しないし……。しかしレンズのカットが安っぽくて嫌だな、事実安物だから仕方ないんだけど。

Dscf9515  点灯させますと。案の定レンズカットと言うか、この場合レンズじゃなくてプラスチックのカバーでしかありませんが、その模様がモロに出ます。しかし、思ったより明るい。これなら廊下や階段の停電時非常灯として何とか実用になる。

Dscf9517  リモコンも5メートル離れた位置でちゃんと作動しました。しかしこのリモコン電池の交換ができないのだが……。まあたぶん使わないから良いか。爆発しそうにないし……。

 電球のソケットで取り付け可能で小さいのが良い。前の42LEDは大きすぎて天井に取り付けするのが心配でしたから。

 まあ普段使いにしようとすれば難だらけだけど、マジ非常用として770円ならそう悪くない品物じゃないかな? 油断は禁物だけど。

★電球ソケットに取り付け可能充電式自動点灯19LED非常灯(リモコン付き)★

2011年6月13日 (月)

「1エンジェル」は1000フィート

 気流が悪い時に飛行機に乗っておりますと。空気がいかに固いモノであるのかが良くわかります。

Q1 車で石に乗り上げたような衝撃が来るんだな。おまけにヒコーキの場合、「ストン」と落ちるトラップがあります。巡航高度に来たようですが、まだ上に雲があります。

Q2  おお瑞雲が……。じゃなくて日輪だな。

Q3  缶ビール200円って、ずいぶん良心的じゃないかと思ったら。250mlだった。まあ良いか、ちょうど良い量だ。

Q4  太陽が着陸態勢に入ったようで、高度落ちてます。

Q5  高層の雲から雨が降っているらしい、気流でもって横に流れているようですな。面白い風景。中央右に富士山が出ています。

Q6  太陽は着陸したようです。夕焼けバックにほぼ同じ高度からの富士山頂。えーと、3776メートルだから1万2千フィートで。空軍式だと“エンジェルス・ワン・トゥー”か? どーでも良いことだけど。

 さて今週また鹿児島に行かなくてはならないのだが、少しは晴れ間が出てくれないかな……。

2011年6月12日 (日)

「じゃっどん」は怪獣ではない

 九州四国はこれから最悪の雨になろうとしていたようでした。

1 たまにワイパーが効かないレベルの滝雨に遭いました。こんな中で建設途中、屋根もできていない場所の臭気対策を考えなくちゃいけません。こっちも手間かかるな。

2  全然観光地じゃありませんので、おみやげ買うところもやっぱり道の駅。

3  地域の奥さん方が作ったようなお総菜が並びます。地方柄鶏料理が多い。

 ここの草餅。畑仕事の合間に食べる農家の軽食って雰囲気で非常に美味しかったです。

4  さすが鹿児島は鶏卵もでかい……、ってダチョ卵じゃないか。これも名産? しかもお勧めの食べ方はタマゴかけゴハンですか? タマゴ1個につき飯を何升用意したら良いんだ?

5  どこにも寄れなくて温泉にも入れなかった腹いせに、地元のスーパーまで襲撃する。この“母ゆずりこいくち”で刺身を食うと、人によっては普通の醤油が物足りなくなります。

6  この『味のマルタイ屋台ラーメン』は、北海道東洋水産『マルちゃんダブルラーメン』と並ぶスタンダード袋麺の名作です。個人的な全国スタンダード№1『日清出前一丁』の上を入ってます。東京ではあまり手に入らないのが難点。

9  で、走っても走ってもこんな状態。非常~に疲れます。霧島神宮に詣でる気力すら出なかった。

7  出発直前、ますます雨は激しく風も強く。767もボンバルディアも、離陸直後に煽られる煽られる。(※機のドアが閉まるまで、携帯もデジカメも使用可能に変わりました

8  当然スカイマーク737もジェットコースター状態。ベルトは常時お締めください。

 ……来週また行かなくちゃならないんだよな。

2011年6月10日 (金)

南行浮楽

 ニオイの業界に限ったことではないかも知れませんが。私は唐突に「明日ちょっと○○まで行ってもらえない?」と頼まれることがあります。最長不倒(?)距離は「明後日喜界島に来てもらえませんか?」って件でした。

Dscf9375 今回はそこまで距離を伸ばしませんでしたが、「明後日鹿児島」って中々長距離弾道弾的依頼が来てしまいました。デフコン2です。しかし、初めて使ったけどスカイマークって安いな。

Dscf9384 鹿児島空港から高速を低速で走って移動します。何しろ対面通行ですから。

Dscf9385 メシ食うところがありません。あっても混んでる。道の駅で地元惣菜を買います。ひじきメシと地鶏炭火焼と何か揚げ物。これだけ買っても670円。

Dscf9386 『テンプラガネ』ってのは、ふんわりしたさつま揚げにサツマイモの千切りが入っています。これが中々美味いのに120円。300円の地鶏焼きも肉がごっそり入っていて、11時半に食べたのに7時を回ってもまだお腹が空かない有様。

Dscf9401  宿は宮崎県は都城市。おかげ祭りだそうです。明日現場に行く前にお参りして行こう。

2011年6月 8日 (水)

断熱リフォームは慎重に

 いつものように省エネでベランダに出て仕事をしようと思ったのですが……。

Dscf9286 タヌに場所を取られてしまっているんだな。これで私が出て行ったら、雨の中に追い出すことになってしまう。しかしこの写真だとシッポがまるっきりタヌキだな。

 『Business Media誠』 にこんな記事が上がっておりました。

 「高気密高断熱住宅」は新築では当たり前になってきたと思いますが、ドイツの住宅に比べてまだまだ改良の余地があるらしいです。

 そう言えばドイツじゃ原発を全廃止することに決めたらしいから、住宅の暖房省エネはさらに推進されるんだろな……。ドイツ人は何でもやり始めたら止まらないから。建物のエネルギー性能を示す証明まで発行するんだから。

 そこ行くと日本人は何となく進んでいるような止まっているような、良く見ると後退していたりとか。ドイツから見ると非常にもどかしいでしょう。

 ドイツでは窓が最もエネルギーロスが大きく発生する部位であるとして、非常に高い断熱性能を求めているそうです。現在は2重ガラスでも充分ですが、今後は3重ガラスがスタンダードになって行くらしい。しかしガラスで熱遮断しても窓枠はどうするのか、単体のサッシで断熱を行なうのには限界があるからやはり3重ガラスの2重窓とするのか。

 日本国内でもサッシを換えて断熱性能を上げることは普通に行われていますが。……これがちゃんと考えないでただ断熱性と気密性の高いサッシに交換しちゃっている現場を見かけます。当然ながら『私が見る』ってことはすなわち『トラブってニオイが出ちゃってる』ってことです。はい。

Dscf2534  築30年くらいの住宅で、床下には調湿材を敷いて床下換気扇も取り付けてあります。

Dscf2532  攪拌換気扇だけじゃなくてちゃんと吐き出し換気扇も付いています。床下には全く問題はありません。でも家の中にカビが生えまくって大変なんですこのお宅。

Dscf2577  畳を上げると、こんなカビ。畳が湿気を吸って重いです。

Dscf2569  さっきの畳のところを下から見るとこう。ベニヤ板貫通してカビがこっちにまで浸出しています。釘なんかみんなサビちゃってます。これ床板ひっ剥いで畳も交換して、家の中全部消毒しないとヤバいです。

 床下には問題が起こるはずのない湿気対策が行なわれているのに、何で家の中が湿気だらけカビだらけになっちゃうのか? ここまでの話しの進行からして皆さんお察しのとおりです。

 高性能サッシだけ付けて他に断熱対策を何もやっていなかったから。

 窓からの熱漏れがなくなって、確かに家の中は暖かくなったけど。今まで隙間風で排出されていた湿度もそのまま残留することになちゃった。そーすると余分な湿度はどこかで結露します。家の中で一番温度が低い場所。このお宅ではベニヤ一枚で外気と接触している畳の下に全部結露しちゃった。

 リフォーム後に冬夏を越したら、もうこんな状態です。古い住宅で一部でも断熱性能を上げたら、今までバランスが取れていたものが崩れます。サッシを換えただけで、もう24時間換気が必要になってしまいます。

 ……ってコトは。せっかくサッシで断熱気密性能を上げたのに、壁に穴を開けて換気扇を回して外気を入れて。

 これでは何のために隙間風を追放したのか、判らなくなってしまいます。建物全体のことを考えてくれる業者じゃないと、長持ちさせるためのリフォームが家の寿命を縮めることにもなりかねません。

2011年6月 7日 (火)

バイオ粒子で平和を守る

 節電のためにベランダにパソコンと資料を持ち出して仕事をしております。何故かって言うと家の中は陽が入らないので、リビングの奥の方は昼間でも照明が必要なんだな。

 のんびり仕事をしているような雰囲気ですが、頭の中はアレやコレやでワヤです。被災地の悪臭解決のための動きが始まっておりますが、あっちこっちから声はかかるけどなかなか実働には至りません。やはり情報が限られていることと、費用の問題なんだろうな。

 一番大変なのは漁協の冷凍倉庫に積んであった膨大な亮の魚が腐ってしまった件だろうけど、既に4月7日に環境庁が緊急的に海洋投棄を認める告示を出していたんだな。でも宮城県沖合い50海里って……、船着場もぶっ壊れた小さな漁港はどーしたらいいの?

 先日ビッグサイトで開催されていた環境展でも、準備のために消臭資材として使えそうな物を展示している業者に相談してみました。そしたら食品系産廃業者が既に石巻あたりで作業を始めているらしい。堆肥化プラント屋さんでしたが、「もしもの時は堆肥分けてね」と頼んでおきました。

 堆肥でもってどーするのかと言うと、におい・かおり環境協会がリーフレットを出しておりますが(※PDF注意)、海に捨てられない魚は埋めちゃうしかありません。でもただ埋めただけじゃ激しく臭いますので、分解を促進する手立てを講じておかなくちゃいけません。

 協会のやりかたでは「黒ぼく土・腐葉土で覆う」となっておりますが、重機がなくてそんな穴なんて掘れない場合には、とりあえず完熟堆肥でもって覆ってしまう方法があります。堆肥の中には土以上に大量の微生物がいますから、結構高速で分解してくれます。

 でも雨が降ったら流れちゃうから、とりあえずそーやって重機の手配がつくまでの暫定処置としておく。畑に散乱してもう腐っちゃっている魚なんかはそーやって分解させて、後で土に鋤きこんじゃえば良い。

Oote1 で、昨日は調べ事で大手街の下水道局中部事務所に行ってきたのですが。……なんですかこのムダに頑丈そうな足引っ掛けドアは?

Oote2  防水隔壁ですか? 東京駅の横なんだけど、ここそんなに水出るの? それともポンプ場が併設だからそこからの出水事故用か?

2011年6月 5日 (日)

軟鋼不落

 いろいろとやらなくてはならないコトは多いのですが、國學院大學で市民向け神道文化セミナーが開催されているので聴講に行きます。年に1回しかやらないので。

Dscf9222 300人ほど入る教室が、かなり埋まっておりました。年1回と言っても、6月の土曜に1講義ずつ計4講義です。今日は國學院大學神道文化部の茂木教授が「米作りを民俗学的宗教学観点から見る」と言う内容です。

 『田に土で「里」』『田に道が繋がり、その端に祠や社がある様を表す丁で「町」』。そして田は水を運ぶ川がなくては成り立たず、川は山から水を与えられる。だからお祭りの時は山から神様が下りてきて御旅所に留まるんだな。そして田から山への垂直線は最終的に天に通じると……。

 次回は11日で、伝統文化リサーチセンターの杉山名誉教授による「弥生・古墳時代から続く鏡・剣・玉のまつり」です。

Dscf9246 帰りに文献を捜しに新宿ジュンク堂へ寄る。おや『臭気判定士試験関連参考書』のコーナーができてる。2冊しかなかったけど……。

Dscf9258  この間建築学会図書館で閲覧させてもらったこれ。もう一度読み込んで考える。場合によっては大同工業大学の先生に話しを聞かないとならんかも……。

2011年6月 4日 (土)

浮揚家族

 最近、来ないと心配される『タヌ』です。L字シッポ。手からカラアゲ食べるようになりました。揚げ物が好物だったからこんなにでかくなったのか?

Dscf8910 女房によると『トラ』と呼んだときの耳反応が一番良いようで、柄そのまんまの名前であっちこっちで呼ばれているんだな。

Dscf9165  夜遅くなってもやって来ないと、一番気をもむのがこのヒトです。待ってます。

Dscf9166  「ニャによ。 べ、べつに心配ニャンか、してニャいんだからannoy

Dscf9169  ちなみにタヌ在室時は、このようにひたすら無視しています。このどツンデレ。もしかするとタヌを養っているいるつもりかも知れません。

2011年6月 3日 (金)

プリンセス・トヨトミ

 消臭剤ってのも使い方ひとつでして、いわゆる“芳香剤”であっても消す相手のニオイ質によってはニオイも芳香剤も判らなくなるほど消えてしまうことがあります。清掃工場なんかでドラム缶で使っている業務用消臭剤ってのがそれです。

 だから『消臭プロ』も使い方によってはちゃんとニオイを消せます。20倍に希釈して使うのだから、使いすぎて消臭剤のニオイばっかりになることもないでしょう。

 スタジオの実験には全く立ち会っていませんので、タバコや生ごみに対してどの程度効果があったのか私は確認しておりません。あーゆうニオイ原因物体には20倍じゃなくて10倍希釈ならそこそこ効くかも知れません。

 あ、そうだ。『夏場に家を長期間空けるとき、排水口にベビーオイルを垂らす』時には、ちゃんと排水口を掃除してからにしてください。あんな汚れた排水口にオイルを垂らしたら、余計に臭ってしまう恐れもあります。

 さて。

Dscf9162

 万城目学氏原作の“プリンセス・トヨトミ”を観てきました。テレビドラマになった“鹿男あをによし”が有名ですが。この方、非常にブッ飛んだお話しを考え出します。“鹿男…”なんか全く知らない人にストーリーを説明したとしても「何ソレ?」と目が点になるだけです。

 私は原作を読んでから映画を観たのですが、後で読んだ方が良いです。何が起こっているのか解らなくて混乱しているうちに、事態はさらにさらにムチャクチャな方向に進んで行く。「これは……。これは一体何なんだ~!」と頭を抱えた方が楽しいから。映画パンフも帰りに買った方が良いです、ムチャクチャな世界に放り出された混乱に身を委ねましょう。

 万城目氏の作品は“鹿男……”もそうだが、「小さな何かを、非常に長い年月にわたって伝えていく」ってことがテーマらしいです。しかしその個人にとって小さな何かは、外の世界には非常に重要なもの。喪われたら、誰も二度と取り戻すことはできない。

Dscf9159  バルト9で観たので、帰りに並びの『追分けだんご』に寄る。小倉アイスから昭和が立ちのぼっております。

2011年6月 2日 (木)

日本建築学会的室内臭気

 ひろぽんさんから著作をいただきました。ありがとうございます。

Dscf9139

 『買った後のトラブル対処法』の項で、「どうしても我慢ならぬニオイのトラブルは専門家に相談」ってことで、“においの事件簿”を掲載していただいております。重ねてありがとうございます。

 しかし……。『家を買う』ってのは大変なことなのだな。当然ながらお金のことから地盤から、家を買うその地域の開発や衰退なんてことまで。考えれば考えるほど解らなくなりそうです。そーするとやはりその道の専門家に聞くのが一番良いってことになる。

 しかし専門家でも、ちょっと立場が違うと意見がかなり違っていたりすることもあります。昨日調べに行った建築学会見解の“室内臭”について。

 一番「ん?」と思ったのが建材臭についてのデータで。建築学会では「非容認率20%」ってものを基準にしています。どーゆうものかと言いますと、『100人に嗅いでもらって、そのうち80人が「許せるレベルのニオイ」と判断する』ってことです。

 つまり2割の人がダメ出ししても残り8割の人がOKならそのニオイは室内で感じられても問題はないと言うこと。

 その非容認率20%のラインを何種類かの建材で求めているのですが。

 『ベイヒ材 臭気濃度60』『ナラ材 臭気濃度80』『合板 臭気濃度100』『コンクリート 臭気濃度10』『畳表 測定不能』

 ……何で畳表が測定不能になるのかな~。と読んでみたら、どうも1000倍とか、薄いのから始めてどんどん濃いニオイを嗅いでもらって、非容認率20%のところを探していく実験だったようです。

 それで、薄めていない畳のニオイそのまんまを嗅いでもらったら「非容認率20%を割り込まなかった」ので測定不能。……実験手法は正しいけど、何か納得が行かないものを感じるぞ。何だ?

 濃度曲線グラフが画かれていて、合板の線がやたら寝ているので濃度が高めになるのは解る。このパネル集団は畳のニオイに慣れていなかったのか? 何とも理解し難い結果だ。合板がどんな物だったのかも良く解らない。コンパネだったらもっと低く出たんじゃないかな?

 建材はまだ2ケタ3ケタだから良いのですが、やはり生ごみや排泄物臭だと数値が1ケタに下がります。「5」とか「7」とか。普通の嗅覚測定法では測れません。建築学会ではこれを濃縮して測っているのですが。プロセスしたニオイって、絶対元とは違っているんだよな。濃縮果汁還元ジュースとフレッシュジュースで風味が全然違うように。

 う~ん。これをどう摺り合わせたら良いんだ?

住まいのプロが教える家を買いたい人の本

住まいのプロが教える家を買いたい人の本
著者:中川寛子
価格:1,554円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

2011年6月 1日 (水)

住宅の固有臭(また脱線して時間がなくなる)

 ワタワタしている間に6月になってしまいました。今月中頃までに『住宅のニオイとその調査方法』を書き上げてしまわなくてはいけません。かなり焦ってまいりました。

 しかし現場はそんなことなどお構いなしにやって来ます。現場だけじゃなくていろいろいろな技術的問い合わせやらも。で、今日は朝から『におい・かおり環境協会』に行って、個人会員の継続手続きと、以前の学会で行われた講演要旨集を閲覧させてもらいました。

 室内のニオイに着目しているのはニオイ業界だけではありません。建築方面や空調方面も快適さの評価基準としてニオイに着目しています。でもそれぞれの学会や業界がバラバラに研究をやっているものだから、結果としてあまり良くわからない状態になっています。

 そうそう、デオドラントの世界と臭気判定士の関係も、はっきりさせておかないとマズいんだよな……。

 そんなワケで、講演要旨集をいくつかコピーさせてもらって。携帯でぐぐってあちこちに電話入れます臭気判定士。良い具合に青島食堂の開店待ち時間を使います。

Dscf9042  久しぶりの青島食堂しょうが醤油らーめん。(ネギ・チャーシュー半増し)

Dscf9132 食ったらしょうが醤油のニオイ引きずりながら田町へ移動。300円納めて建築学会の図書館に突入します。

Dscf9130 専門図書古文書の山です。燃えます。しかし目的である建築学会で編纂したマニュアルを見つけ出して読み解くだけでも数時間を要すると思われるので、今回はガマンです。

 でも『春日大社の修繕報告書』なんて魅力的なモノを見つけてしまったので、また行かなくてはいけません。資料閲覧の目的を書かなくてはいけないので「純粋な好奇心」って書いたら塩撒かれて追い出されるでしょうか?

 次は空調学会を襲撃だな。

 6月3日のテレビ東京、朝8時4分からの『ものスタ』で、またお家の臭気調査をやらかしております。まりもタンも映るかも知れません。

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック