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2011年7月29日 (金)

『民間防衛』に見る避難所設備

 ネットの力はやはり凄いモノで。

Dscf0400  書き込んだその夜にタヌが無事を知らせにやってきました。特に健康状態に問題もないようで、缶詰1個半平らげて引き上げて行きました。

 特に傷が増えていた様子もないので、この3日どこで何をしていたのやら。

 ところで。

 「その時」への準備が何となく心許ない市と地域の様子を見て、やはり自力で何とかしなくてはならないと再認識した次第で。防災倉庫を設置していらいちょっと緩んでいた備えを今一度確認することにしました。

 結局3:11の震災では『全カンテラに電池セット』『ブルーシート1枚とロープ使用』だけで終わりました。ブルーシートを補充しておかないとな。

Dscf0401  民間用の究極の防衛マニュアルとしては、スイスの『民間防衛マニュアル』があります。と言ってもこれが編纂されたのは1969年で、日本じゃようやく大阪万博の準備が始まった頃です。

 日本では「こんにちわぁ~♪」と、のどかな歌が流行っていた同じ時代に、スイスでは『東西冷戦:全面核戦争』に備えて、政府が全国の家庭にこれを配っていました。もちろん日本語じゃなくて、たぶんフランス語のを。

Dscf0402  これは有名な『スイスアーミーナイフ』おみやげで頂いたもの。全国民が常に有事に備えるって考えからこのような器具も開発されます。

 しかしこのマニュアルはインターネットがまだ存在しない時代のモノですので、市民が得られる情報源を『新聞・ラジオ』としています。しかしこれの有用なところは「放射能防御」が盛りこまれているところです。

 最後の方に『万一のための知識』という項がありまして。現実に核戦争が勃発して地下の避難所で二ヶ月間暮らしていくための必要資材なんかが列挙されています。

・横になったり座ったりできる設備(スポンジ・マットレスまたはエアマットレス)

・毛布、寝袋、シーツ

・着替え用の下着、衣服

・手動式の換気設備(核爆弾による地熱上昇時の扇風機と思われる)

・電話、トランジスターラジオ

・予備電池

・避難所内で使える料理道具

・体を洗う設備

・簡易便所

・脱臭剤

・水(蓋付き容器、または瓶入り)1人あたり30リットル

・手押しポンプ(消火用か?)

・防火用水容器

・消火用砂

・脱出用の道具(シャベル・つるはし・梃子・斧・ノコギリ・ハンマー・鑿・手袋など)

(※避難所が地下にあって核爆発で出入り口が埋まることを想定している)

・医療衛生用品(※)

・汚染された衣類の収納容器

・必需雑用品(皿、茶碗、食事用具、紙ナプキン、缶切り、栓抜き、懐中電灯、電池、ロウソク、マッチ、カレンダー、裁縫用具、筆記用具、トイレットペーパー、雑紙類)

・その他(消毒剤、清掃用具、ゴミ箱、新聞、聖書)

・救急必要物資(※)

 避難所にはこれだけの物資を備えておき、さらに各家庭では『緊急用カバン』を準備し、避難所に持参することを求めています。「緊急用カバン・医療衛生器具・救急必要物資」の詳細はまた明日。

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