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2011年7月31日 (日)

「民間防衛」で見る緊急物資(緊急用カバンの中身)

 昨日は朝からちょいと近場を調べ歩いておりまして。以前書いて出版社に応募した作品の叩き直し。一次選考通りませんでしたので、今度はもっと書く世界を狭く深くします。

Bubai

 そんで歩いて歩いてこんな場所を調べ回ることになる。分倍河原の周辺ですが、「分配」やら「分倍」やら、多摩川の氾濫の後で口分田を倍に増やしたなんて説明がなされておりますが。この「分梅」の地名の由来は不明だそうです。

 その地名と、過去この辺に存在した神社が関係してるんじゃないかと、勝手に考えておりまして……。

Anasawa  ちと離れた京王よみうりランド駅の近くには『穴澤天神社』があります。

 何の関係があるかと言いますと、この神社の鎮座が諸説あって。新しい方だと1199年だそうです。しかしそれじゃ延喜式が書かれた時代には存在していなかったことになります。しかも、現鎮座地がどうもしっくりしない。ご遷座したのではないかと勝手に思っております。何しろ社の御紋が梅と巴とふたつある。

 そーすると、延喜式が書かれた頃には現在の分倍河原駅周辺にあった『谷保天満宮』と関係があったことが考えられる。両方とも道真公を奉っているし。何より『分梅』って地名の由来に関係づけることができるんだな~。といろいろ考えて遊んでおります。

 - ・ - ・ - ・ - ・ -

 さて。防災備品の続き。『民間防衛』には、いわゆる『非常持ち出し袋』のように各家庭で最低限の備品を入れた『緊急用カバン』を用意することが求められています。身の回りの品と2日分の保存食料。書き出しますと。

・丈夫で暖かい防水服

・替えの下着、靴下

・帽子、スカーフ、手袋(※放射性粉塵防御)

・ハンカチ、短靴、スリッパ(

・毛布、寝袋

・化粧道具、トイレットペーパー

・防毒マスク、ゴーグル、予備のメガネ

・懐中電灯と予備電池

・携帯薬品箱

・裁縫道具、ひも、靴紐

・安全ピン、ロウソク、マッチ

・調理道具、キャンプ用飯ごう

・水筒、ポケットナイフ、食事用具

・トランジスターラジオと予備電池

・プラスチックの布

・保存用食料品(ラスク、乾パン、粉末スープ、缶入りチーズ、干し肉、肉や魚の缶詰、チョコレート、砂糖、紅茶、インスタントコーヒー、乾燥フルーツ、粉ミルク、コンデンスミルク

・身分種名書、保険証、現金、有価証券等を入れた小さな書類カバン

 何しろ半世紀近く前のマニュアルですので、当時レトルト食品なんか存在していませんでした。それにしても凄い量になります。これを旅行用カバンに入れていくことになっていたそうですから、各家庭にとっては結構な負担であったと思われます。

 ではこれを現代日本向けにアレンジしてみましょう。

「丈夫で暖かい防水服」これは寒冷な気候では必需ですが、現代ではゴアテックスやエントラントのジャケットってことになります。でも高いからユニクロの『ジップアップパーカー』か、対雨天用だけと考えてビニールのカッパ上下で良いかも知れない。

「毛布と寝袋」はこれで代用するしかないな。毛布を空気抜きパックしてもかさばりすぎる。

「防毒マスク、ゴーグル」は放射性粉塵防御と考えると、対インフル用の使い捨てマスクに花粉防御用メガネで代用できる。

「懐中電灯と予備電池」は、100均のものは避けること。電球が暗い割に電池はすぐ切れるし、不良品も多い。あくまで「ないよりまし」程度な物と考えておいた方が良いです。

 使うとなったら身の安全がかかった時ですから、せめて1000円くらいのLED懐中電灯にしましょう。それなら単4電池だから場所も取らない。

 脱出や移動の際に足元を照らすと限定した場合にはこれかな? ジェントスの製品なら小さくても明るさには不足はないはず。単4を1本なのも良い。

 でも、できたらこれくらいのモノがあった方が良い。150ルーメンだから、かなり心強い明るさです、カタログでは130m先まで照らせます。

「携帯薬品箱」は普段服用している処方薬を入れるんだな。今回の震災でも被災地で処方薬が切れて困った人が大勢いらしたそうです。1週間分の薬か、せめて薬局で薬と一緒に渡される説明書を保管しておいた方が良い。病院のパソコンが壊れて診察記録が失われたら処方箋もすぐには出ませんから。

「調理用具、飯ごう」は不要と考えて良いでしょう。レトルトパウチ食があるし、最悪の場合でもこんなキットがあります。

 水のパックと、食品はたぶん“ガンバレ食”だな。ブランケットも入っているからこれを人数分用意しておく手もあります。

 ラジオも、ポケットサイズの小型ラジオなら単4電池のものがあります。懐中電灯とラジオ用で、単4を20本くらい買いためておいても場所は取らないしそれほど重くもありません。

最後の「プラスチックの布」って何だ? 用途が解らんぞ。ブルーシートで代用できるのか?

 明日は『医療衛生用品』について。

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コメント

お邪魔します。
…ブルーシートの件ですが、お花見サイズで窓がカバーできるようなので、取りあえずお花見サイズをポイントが使える時に更新することにしました。
……小学生がいるので、気がついたらレジャーシート在庫がほとんどリュックに納まる遠足サイズ・キャラクター付きになっておりまして、テープでツギハギするのもちょっとと思いまして…ムーミンとかキティちゃんとか。
お花見サイズなら、物入れの中のケース入りのペット水箱の上の隙間に納まりそうです。

地区の納涼際にスタッフ参加したのですが、天幕に使用したブルーシートのほとんどが雨漏りしておりまして、帽子をかぶって販売しながら結構濡れました…倉庫に新しいものも何枚かあったのですが、何かあったら足りなさそう。
防災員でもあるので、雨漏りを理由に買い足しを提案しておこうと思います。

防災リュックを点検していたら、ダンナのツールナイフやらマグライトやらがくっついてじゃらじゃらしておりました。
お気に入りの物はベルトポーチに収め(作業のある部署なので使わない日でもベルトにくっつけて出勤している)、2軍を防災用に回した様子です。
ツールナイフをコレクションするなんて無駄よ、と話したこともありますが、防災リュックにくっつけてみたら…実用品となる日が来ないことを願います…。

ちゃーちゃん様
どうもです♪
雨よけ、風よけとしてブルーシートは重要ですので。是非多めに用意しておいてください。
「防災リュックにじゃらじゃら」は良いですね。探さなくてもすぐに手に取ることができます。
でもライト類は電池切れに注意してください。一度どんな電池が入っているかを確認して、
リュックに予備電池を入れておきましょう。

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