家の中のニオイと空気

2012年2月29日 (水)

マンションでニオイトラブル増えてます

 今年に入ってから、こんな案件が増えています。

 『○○マンションの○○号室で調査お願い』と依頼を受けて行ってみると、そのマンションのエントランスに入っただけで「あ、何かおかしい」と感じます。この直感、ほとんど外れたことがありません。

 お部屋を調べると、だいたいが換気系が原因で専有部以外から変な空気を引っ張ってしまっていることが多い。そーするとその『変な空気』が何なのかって事を調べなくちゃいけませんから、共用部を調べることになる。

 挙げ句の果ては屋上に出たり地下のピットに降りたりする。

A

 これは「共用廊下に不定期に異臭が出る」ので、そのニオイを捕捉するために張り込みしているところ。結局3時間張付く。

 張り込みって言っても、椅子に座ってずーっと待ってるだけじゃありません。感覚総動員人間センサー状態です。ニオイ変化だけじゃなくて、空気の流れ、音。変化があれば何でも覚えておきます。そして追える物は追いかける。

 で2階で張り込みなのに地下に降りたり5階から1階まで何度も上ったり下りたりします。そーやってるとすぐ2時間くらい経ってしまいます。

 こちらの現場。ちょっとした後付け工事がマンション全体の空調バランスを乱してしまい、そこから雪だるま式にトラブルが膨れあがってしまったようです。もう一度設計通りのエアバランスに戻して、次に各居室のバランスを回復させないといけません。

 かくして。1室だけの臭気調査に来たはずの臭気判定士がマンション全体の竣工図を睨むことになります。次からマンションの調査、ちょっと値上げしようかな……。
 

2012年1月22日 (日)

臭気判定士アフターサービスする

 家の中のニオイ調査ってのは、しょ~っちゅう言っているように難しいものです。これが天井裏空間が広かったり、フリーアクセスフロアみたいに床下に広~い隙間が存在すると、もう困難なんてモノじゃありません。

 加えて改修リフォームを繰り返した古いビルになると、もうどっから何の空気を引っ張ってくるのか、もう全然解りません。

 今回も何とか「給排気バランスが悪くて、排気な過剰が原因で天井裏とかの空気吸ってるから変なニオイ出るんですよ~」って解明はできましたが、当然「それじゃどうしたら良いの?」ってことになりました。

 バランスが悪いんだから取れるように修繕すれば良いのですが、壁に穴を開けられないんだな。建物が古いから。

1 仕方ないから臭気判定士、「何とか」します。これは病院とかの天井裏に取り付けて廊下とかを脱臭するオゾン装置。割と小型でファンも付いているので何かと便利します。

2 これを天井裏に1週間ほど置いて、ホコリ臭とかカビ臭を取り除いてやります。それで気密性を上げてやれば恐らく大丈夫。根本的な解決にはならないけど、テナントさんの不快さは解消できます。

 この小さいのを使って設置と撤去、消臭確認まで込みでだいたい5万円です。車で運ばなくちゃならない大型だとこうは行きません。

2011年11月21日 (月)

断熱を加熱してはいけない

 先週の土曜日、初冬の大雨の中『臭気判定司会意見交換会』が開催されました。

Dscf6350
 カメラを別のカバンに入れっぱなしで忘れてしまったので、会場の写真はなし。久々に『ひろぽん』さんにもお会いできました。ご参加どもでした♪

 実は前回大阪で使ったパワポデータ、ちょっと改変したところパソコンから吸い出すことができなくなってしまいました。仕方ないので当日4時起きで企業向けのパワポを意見交換会用に改変するハメに……。

 会で配布したレジュメとスクリーンがかなり違ってしまいました。大変申し訳ありません。私の前に発表した祐川さんとカブる部分をバッサリ切り落として、しかも東日本震災の被災地現状報告の時間を作らなくちゃならなかったから大変でした。

 原稿読んでたら時間オーバーするのが目に見えていたので、当日はリハーサルなしの一発勝負でした。思い出して原稿にしておかないと……。

O1

 え~と……。また写真を1枚しか受け付けてくれない現象が起こってるんだな。

 

O1_2
 あ、貼れた。何か時間を置くと何とかなるらしいぞ。ここは埼玉県のとある事務所です。数年前から夏場に集中して事務フロアに原因不明なにおいが発生する現象で困っていらっしゃいます。

 で臭気判定士が調べにやってくると……。

 以前は自動車メーカーのショールームだったようです。その上に後乗せのフリーアクセスフロアを組んでいますが、その部品が結構有機溶剤くさい。明らかに事務所内のバックグラウンドはコレだな。でも苦情になっているのはこっちじゃないと……。

O2 

 捜すと、何となく窓に接近すると不穏なニオイが感じられます。ショールームだったもので、窓がやたら大きくて、それを冷暖房効果と目隠しを兼ねてパーティションみたいな仕切りで塞いであります。

O3 どうやらこのスタイロフォームみたいな断熱材がにおっているんじゃないかって気がしますが、表面を嗅いでも特に異常はない。でもやっぱり窓に近づくと、重い不快なニオイが存在しています。何だ?

O4_2 分解するには大きすぎるので、その辺こじって広げて調べまくったら。発見しました。この継ぎ目から出ている。有機溶剤系の接着剤じゃ断熱材が溶けちゃうから、たぶんフェノールかもしかするとアミン成分が入った接着剤を使ったんじゃないだろうか?

 窓から射し込んだ日光で断熱材が加熱されて、ここから接着剤の成分が揮発するんだな。超微量だけど嗅覚閾値が低い成分だからフロア中で感じるようになる。

 

 あ……。閾値と言えば今年の臭気判定士試験の解説と演習問題作らないと……。




2011年9月 8日 (木)

臭気解説士にもなるらしい

 台風12号のごとく、仕事の嵐が通過しまして。いつの間にやら秋の風情が漂ってまいりました。……まだ汗ダラダラですけど。

 お久しぶりでございます。

Dscf1304 そんなワケで、今日は朝っぱらから渋谷に出没しております臭気判定士。テレビ東京『モノスタMOVE』の撮影でございます。

Dscf1303  ターゲットはここ。と言ってもロフトを調べに来たわけではありません。今回は住宅のニオイトラブルを調べるだけではなく、売り場でもってデオドラント系アイテムの解説までやってしまいます臭気判定士。大丈夫なのか?

Dscf1305  開店直後なのであまりお客さんは多くありませんが、あくまで邪魔にならないよう気を遣いながらの撮影です。解説だけでなく自分で実演(実験?)までやるサービスぶり。

 放送は22日らしいです。

2011年8月31日 (水)

猛緒の夏

 8月が終わろうとしておりますが、皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか? 毎年のコトですが、毎年夏は臭気判定士が死ぬほど忙しい季節です。

1 学会2日目だけ参加しようと思ったのに半日しか聴講できなかったり。

2  にゃぢさんが共用廊下で夜遊びしたり。

3  関西テレビでニンニク消臭実験やったり。

Dscf0698  つけ麺食べたり。

4  ネコに破壊された家を調べたり。

6  いつものように天井裏に入ったり。

5 消臭したり。

7  近所のノラ猫なでたり。 

8  銀座で床下調べたり。

9  浦安の新築マンション調べたり。

 毎年毎年毎年忙しい思いをしておりますが、『においの事件簿』を更新する時間も気力もなくなったなんてのは、初めてです。

 9月も順調に予定が埋まってきていますので、やはり今年の夏休みも10月かな……。

 とりあえず近況報告など……。

2011年7月22日 (金)

サイクロン! 浄ぉ化ぁ~!

 築地川の案件からこっち、水がらみの案件が続いてきておりまして、今度は浄化槽なんだな……。東京23区では絶滅しましたはず。市部でもかな? でも多摩環には浄化槽係ってのがまだあるな。

 それはそれとして。

 「普段は何ともないのに、雨が降ると突然家の中に臭気が出る」って案件で調査に伺ったところ、埼玉県でまだ下水道が敷設されていないところでした。当然浄化槽。

 ちなみに「浄化槽?なにそれ?」ってヒトのために構造図を貼っておく。

17 これは環境省の『浄化槽サイト』から拝借。下水道が来てないところでは、それぞれの家でもってこーやって水処理をしなくてはいけません。各家庭で小型の下水処理場を装備しているようなものだな。

 トイレ水やらお風呂の水やら台所の水が左から入ってきて、先に嫌気槽をふたつ通ります。ここにいる微生物は酸素なしで活動する連中で、有機物食って硫化水素やアンモニアを作ります。だからこの部分はどーしたって臭い。

 その悪臭物質がたっぷり溶け込んだ処理水を、3段目の「ばっ気槽」でもって酸素を消費しながら活動する微生物に食わせてやると、水はめでたく汚れもニオイもなくなって川に流しても安心になります。

 さっきも書いたように。都内ではほとんど浄化槽を見かけないし、そんなにトラブルを起こす事例もないので浄化槽はあまり詳しくありません。しかし家を調べて臭気の発生状況と考え合わせると、『犯人は浄化槽じゃね?』と結論に至ります。お得意の消去法です。

 この案件も、『雨が降ると突然強いニオイが出る』って症状がポイントです。雨の降り始めには独特のニオイを感じることがありますが、こちらは雨が降った後の臭い。

 ちなみに雨が降り始める時のニオイは、植物が土壌中に排出した精油が湿度の上昇に伴って鉄分と反応してできる“ペトリコール”って物質らしい。私には『ホコリっぽいニオイ』として感知されます。

 調べていくと、どうも浄化槽周辺で不審な点が散見されます。「合併浄化槽なのにブロアが小さい、どうみても単独浄化槽用のブロアに見える」「増築した時に敷地内に雨水升が作られているけど、何かそれを浄化槽に入れてるように見える」

 何で雨水はニオイがないのに、浄化槽に入れるとニオイが出るのかと言いますと。さっき構造の所で書いた『最初の2槽は嫌気なので臭い』ってヤツです。この、後で好気菌に食わせてやらなくちゃいけない臭気物質がたっぷり溶け込んだ水の中に雨水が「どーっ!」と入ってきますと、そーっと流れているから大人しくしていたニオイガスがかき混ぜられて分離しちゃう。缶ビールを思い切り振ってから開けるようなものです。噴き出しちゃう。

 で、大型の浄化槽だとブロアもそれなりに大きいから、吹き込んだ空気は苦情が出ないように専用の空気抜き管で排出するのですが、こちらの場合サイズがそれほどでもないためか、空気抜き管が見あたらない。つまり「どーっ!」と雨水が入ってきて急上昇した槽内水面分の空気がどこ行くのかわからない。

 たぶんそこらのマンホールから出るしかないと思うのだけど、浄化槽マンホールがどうやら気密型なんだな。行き先不明です。

 調査時にニオイは出ていなかったけどここまで推理。後は雨待ちするかムリヤリ水を流し込んでニオイを発生させるかだな……。

2011年6月27日 (月)

これであなたも住宅臭気調査技術者

Dscf9807 臭気判定士会の『平成23年度意見交換会』用講演資料がよーやっと出来上がりました。第1回目は7月9日の大阪、新コスモス電機さんの会議室をお借りして開催されます。

 東京での開催は11月19日、場所は四谷です。臭気判定士会の会員でなくても参加費2000円で聴講できます。申し込みは上のリンクから。

Dscf9808  現代住宅の構造からその問題点、トラブルを起こしている住宅の特徴的な症状とか。とにかく私が得た知見を全部公開します。……と言っても持ち時間は1時間半しかないので、100%ではなく70%ぐらいかな?

Dscf9809  読み上げる原稿はA4にぎっしり18頁、約2万5千字あります。メモとる人は腱鞘炎にならないよう気を付けて下さい。

Dscf9810  私の前に講演なさるのが『祐川環境カンファレンス』の祐川さんで、においセンサーを使った留守宅での臭気発生調査などについてお話しされます。データいっぱい。私の方は発表するデータそのものがありません。

 pptのプリントで大丈夫なのかな? レジュメ作った方が良いのだろうけど、苦手なんだよな……。まだ2週間あるからやってみるか。

2011年6月 2日 (木)

日本建築学会的室内臭気

 ひろぽんさんから著作をいただきました。ありがとうございます。

Dscf9139

 『買った後のトラブル対処法』の項で、「どうしても我慢ならぬニオイのトラブルは専門家に相談」ってことで、“においの事件簿”を掲載していただいております。重ねてありがとうございます。

 しかし……。『家を買う』ってのは大変なことなのだな。当然ながらお金のことから地盤から、家を買うその地域の開発や衰退なんてことまで。考えれば考えるほど解らなくなりそうです。そーするとやはりその道の専門家に聞くのが一番良いってことになる。

 しかし専門家でも、ちょっと立場が違うと意見がかなり違っていたりすることもあります。昨日調べに行った建築学会見解の“室内臭”について。

 一番「ん?」と思ったのが建材臭についてのデータで。建築学会では「非容認率20%」ってものを基準にしています。どーゆうものかと言いますと、『100人に嗅いでもらって、そのうち80人が「許せるレベルのニオイ」と判断する』ってことです。

 つまり2割の人がダメ出ししても残り8割の人がOKならそのニオイは室内で感じられても問題はないと言うこと。

 その非容認率20%のラインを何種類かの建材で求めているのですが。

 『ベイヒ材 臭気濃度60』『ナラ材 臭気濃度80』『合板 臭気濃度100』『コンクリート 臭気濃度10』『畳表 測定不能』

 ……何で畳表が測定不能になるのかな~。と読んでみたら、どうも1000倍とか、薄いのから始めてどんどん濃いニオイを嗅いでもらって、非容認率20%のところを探していく実験だったようです。

 それで、薄めていない畳のニオイそのまんまを嗅いでもらったら「非容認率20%を割り込まなかった」ので測定不能。……実験手法は正しいけど、何か納得が行かないものを感じるぞ。何だ?

 濃度曲線グラフが画かれていて、合板の線がやたら寝ているので濃度が高めになるのは解る。このパネル集団は畳のニオイに慣れていなかったのか? 何とも理解し難い結果だ。合板がどんな物だったのかも良く解らない。コンパネだったらもっと低く出たんじゃないかな?

 建材はまだ2ケタ3ケタだから良いのですが、やはり生ごみや排泄物臭だと数値が1ケタに下がります。「5」とか「7」とか。普通の嗅覚測定法では測れません。建築学会ではこれを濃縮して測っているのですが。プロセスしたニオイって、絶対元とは違っているんだよな。濃縮果汁還元ジュースとフレッシュジュースで風味が全然違うように。

 う~ん。これをどう摺り合わせたら良いんだ?

住まいのプロが教える家を買いたい人の本

住まいのプロが教える家を買いたい人の本
著者:中川寛子
価格:1,554円(税込、送料込)
楽天ブックスで詳細を見る

2011年6月 1日 (水)

住宅の固有臭(また脱線して時間がなくなる)

 ワタワタしている間に6月になってしまいました。今月中頃までに『住宅のニオイとその調査方法』を書き上げてしまわなくてはいけません。かなり焦ってまいりました。

 しかし現場はそんなことなどお構いなしにやって来ます。現場だけじゃなくていろいろいろな技術的問い合わせやらも。で、今日は朝から『におい・かおり環境協会』に行って、個人会員の継続手続きと、以前の学会で行われた講演要旨集を閲覧させてもらいました。

 室内のニオイに着目しているのはニオイ業界だけではありません。建築方面や空調方面も快適さの評価基準としてニオイに着目しています。でもそれぞれの学会や業界がバラバラに研究をやっているものだから、結果としてあまり良くわからない状態になっています。

 そうそう、デオドラントの世界と臭気判定士の関係も、はっきりさせておかないとマズいんだよな……。

 そんなワケで、講演要旨集をいくつかコピーさせてもらって。携帯でぐぐってあちこちに電話入れます臭気判定士。良い具合に青島食堂の開店待ち時間を使います。

Dscf9042  久しぶりの青島食堂しょうが醤油らーめん。(ネギ・チャーシュー半増し)

Dscf9132 食ったらしょうが醤油のニオイ引きずりながら田町へ移動。300円納めて建築学会の図書館に突入します。

Dscf9130 専門図書古文書の山です。燃えます。しかし目的である建築学会で編纂したマニュアルを見つけ出して読み解くだけでも数時間を要すると思われるので、今回はガマンです。

 でも『春日大社の修繕報告書』なんて魅力的なモノを見つけてしまったので、また行かなくてはいけません。資料閲覧の目的を書かなくてはいけないので「純粋な好奇心」って書いたら塩撒かれて追い出されるでしょうか?

 次は空調学会を襲撃だな。

 6月3日のテレビ東京、朝8時4分からの『ものスタ』で、またお家の臭気調査をやらかしております。まりもタンも映るかも知れません。

2011年5月30日 (月)

換装間に合いません! あっ、敵臭!

 ここ最近、ベランダに毎朝開場待ち徹夜組のヒトが出ています。徹夜は周辺の住民に迷惑になるのでやめましょう。

Dscf8912 朝と夜に来るようになったので、凄い勢いでネコ缶がなくなります。そして凄い勢いで空き缶が溜まります。これが、水で流したくらいではニオイが取れません。丁寧に洗うのも何だか面倒くさいことだし、仕方ないからちょっといろいろ実験するか……。

Dscf8914  それで。何となく昨日の続きみたいな話しになります。洗濯物が“雑巾臭”にしちゃう下手人が『モラクセラ菌』であると花王さんが突き止めまして。顔写真まで公表されました。敵が何だか判れば手の内を読むことも可能になります。

 しかし『対モラクセラ菌』製品が開発されるまでには数ヶ月かかるでしょうから、もう梅雨に入ってしまった今年は間に合わない。ウチの洗濯機だって結構使い込んでいますから、やっぱニオイが気になります。何しろ乾燥機能が付いていない洗濯機の中は、完全に換装させることがまず不可能。うん、やはりモラクセラ臭がしているぞ。

Dscf8915  敵が菌であることは確認できたので、殺菌消毒剤が有効であることは間違いありません。んで私が得意とするこれ。

Dscf8916

 何でオスバンなのかと申しますと。問題になるのは洗濯機の底に残留している1~2Lばかりの水でして。これが残っているために洗濯機内部は常に湿気がこもる。だからドラム内に洗濯物なんか入れておいたら全部満遍なく雑巾になります。

 アルコールじゃあっと言う間に揮発して、すぐ菌が繁殖を開始してしまいます。消毒効果のある酸素系漂白剤も効果の持続は弱い。だからと言って塩素系漂白剤を使うと今度はカルキ臭が気になります。なもので、結構強い殺菌作用があってニオイのないオスバンが適当なのですな。

Dscf8919  オスバンの量は10cc程度、それを10倍に薄めたくらいで良いのではないかと……。洗濯機の中に残っている水の量なんて誰も知りませんから。構うことないから槽の底にざっと撒いてしまいます。容器に水を足して糸くず取りネットの取り付け場所にもぶっかけておきましょう。

 あ、もちろんネット類は外して糸くず取って、乾燥させてくださいね。あれ付いたままだと効果ありませんから。

Dscf8922  乾燥と言えば、型式によってはこんな引き出し式の柔軟剤入れとかが付いているタイプもあります。この中に結構水が残っていますから取り外して水を捨てる。ヌメリなんかがあったら流水でこすり洗いです。

Dscf8917  洗濯槽とケーシングの間にオスバンを吹き込むって方法も効果がありそうです。この場合オスバンは100倍くらいに薄めないと危険です。飛沫を吸い込んだらムセますから、安全のためにマスクとゴーグルを使用した方が良いです。

Dscf8918_2 

 ドラムを手で傾けますと……。まあどこの洗濯機もこんな具合にホコリが溜まっています。こんな場所をいちいち掃除する超マメな奥さんも少ないと思います。気がついてしまったのでエタノールで拭き掃除。オスバンを吹くならここの隙間に向かってです。

 1時間後に確認をしたところ。蓋を閉めてしまったらあまり効果は感じられませんが、開けておけばオスバンを使用しない時と比べて明らかにニオイは薄い。底に残った水がニオイを出していないのでしょう。まあ、2日くらいは効果持続するんじゃないかな?

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック