災害対応・サバイバル

2011年8月 3日 (水)

「民間防衛」で見る緊急物資(救急用資材)

 間が空いてしまいましたが、防災ネタの続き。何かまたあちこちで地震が頻発しております。民間資格である『防災士』に注目が集まり、受講者が増えているそうです(iza)。受けてみたいが何だかんだで6~7万かかるらしい。

 東京直下型地震が発生して、東北のように避難所へ人が詰めかける状態になると、都内では避難所のキャパシティが完全にオーバーしてしまうらしい。東北は津波で家を失った人が多いためにそうなったのだが、都内だって『ゼロメートル地帯』がどうなるか解ったものじゃない。

 一番気になるのが、『臨海部で防潮堤の先に建ちゃったマンションがどーなるのか』ってところです。建物自体は倒壊を免れても、電力供給がストップしたらオール電化のタワーマンションはたちまち生活できなくなります。

 そんなところは各世帯でもって各3日の生存物資を備蓄して、さらに管理組合で全世帯分の緊急物資を用意して、電力回復まで籠城するしかないだろうな。間違っても緊急物資の倉庫は地下に作らないように、地上に作っても高潮で浚われて行っちゃうかも知れないから、5階あたりに置くのが安全だな。

 でも、ムリっぽいな……。

Dscf7649  で、救急キットです。これはウチの管理組合で準備したもの。50人用です。

Dscf7650 中身はこんな。めんどくさいからいちいち説明しません。

Dscf7651  秀逸のはこれが入っていること。ボトル型簡易浄水器です。

 本番ではマキロンみたいな消毒薬なんてあっという間になくなってしまいますし、コンクリート塊の下敷きになった人の手当では広い箇所の洗浄が必要になります。貴重な飲料用水を使う手もありますが、できたら節約したいところ。

 そこでこれがあれば、お風呂の残り水を洗浄水として使うことができます。もちろん飲料用にも使える。

 救急キットとは別に、家庭で1個持っておいても良いと思います。

 『民間防衛』では2~3人用として以下のような物資を常備することを勧めています。

・幅広い包帯:3巻

・5×10mmガーゼ:2巻

・同サイズの包帯:2巻

・8×2.5mmゴム帯:1

・1m×1m三角巾:2枚

・消毒済みガーゼ、脱脂綿、バンドエイド、安全ピン

・ピンセット

・はさみ

・止血用ゴム管

・添え木

・体温計

・鎮痛剤、鎮静剤、下痢止め、便秘薬、消毒剤

 この内「添え木」は定規だの適当な物で代用できるし、「ゴム管」は太めの輪ゴムバンドの方が扱い良いくらいです。

 このあたりのキットをベースにして、隙間に包帯やらを追加して作るのが良いと思います。伸縮包帯はできたら多めに用意しておいた方が良い。これとスーパーデリオス、あとマスクとかを非常持ち出しに入れておきましょう。

 薬はタイレノールと正露丸ですかね? 臭うから正露丸は糖衣錠の方が良さそうです。

2011年7月31日 (日)

「民間防衛」で見る緊急物資(緊急用カバンの中身)

 昨日は朝からちょいと近場を調べ歩いておりまして。以前書いて出版社に応募した作品の叩き直し。一次選考通りませんでしたので、今度はもっと書く世界を狭く深くします。

Bubai

 そんで歩いて歩いてこんな場所を調べ回ることになる。分倍河原の周辺ですが、「分配」やら「分倍」やら、多摩川の氾濫の後で口分田を倍に増やしたなんて説明がなされておりますが。この「分梅」の地名の由来は不明だそうです。

 その地名と、過去この辺に存在した神社が関係してるんじゃないかと、勝手に考えておりまして……。

Anasawa  ちと離れた京王よみうりランド駅の近くには『穴澤天神社』があります。

 何の関係があるかと言いますと、この神社の鎮座が諸説あって。新しい方だと1199年だそうです。しかしそれじゃ延喜式が書かれた時代には存在していなかったことになります。しかも、現鎮座地がどうもしっくりしない。ご遷座したのではないかと勝手に思っております。何しろ社の御紋が梅と巴とふたつある。

 そーすると、延喜式が書かれた頃には現在の分倍河原駅周辺にあった『谷保天満宮』と関係があったことが考えられる。両方とも道真公を奉っているし。何より『分梅』って地名の由来に関係づけることができるんだな~。といろいろ考えて遊んでおります。

 - ・ - ・ - ・ - ・ -

 さて。防災備品の続き。『民間防衛』には、いわゆる『非常持ち出し袋』のように各家庭で最低限の備品を入れた『緊急用カバン』を用意することが求められています。身の回りの品と2日分の保存食料。書き出しますと。

・丈夫で暖かい防水服

・替えの下着、靴下

・帽子、スカーフ、手袋(※放射性粉塵防御)

・ハンカチ、短靴、スリッパ(

・毛布、寝袋

・化粧道具、トイレットペーパー

・防毒マスク、ゴーグル、予備のメガネ

・懐中電灯と予備電池

・携帯薬品箱

・裁縫道具、ひも、靴紐

・安全ピン、ロウソク、マッチ

・調理道具、キャンプ用飯ごう

・水筒、ポケットナイフ、食事用具

・トランジスターラジオと予備電池

・プラスチックの布

・保存用食料品(ラスク、乾パン、粉末スープ、缶入りチーズ、干し肉、肉や魚の缶詰、チョコレート、砂糖、紅茶、インスタントコーヒー、乾燥フルーツ、粉ミルク、コンデンスミルク

・身分種名書、保険証、現金、有価証券等を入れた小さな書類カバン

 何しろ半世紀近く前のマニュアルですので、当時レトルト食品なんか存在していませんでした。それにしても凄い量になります。これを旅行用カバンに入れていくことになっていたそうですから、各家庭にとっては結構な負担であったと思われます。

 ではこれを現代日本向けにアレンジしてみましょう。

「丈夫で暖かい防水服」これは寒冷な気候では必需ですが、現代ではゴアテックスやエントラントのジャケットってことになります。でも高いからユニクロの『ジップアップパーカー』か、対雨天用だけと考えてビニールのカッパ上下で良いかも知れない。

「毛布と寝袋」はこれで代用するしかないな。毛布を空気抜きパックしてもかさばりすぎる。

「防毒マスク、ゴーグル」は放射性粉塵防御と考えると、対インフル用の使い捨てマスクに花粉防御用メガネで代用できる。

「懐中電灯と予備電池」は、100均のものは避けること。電球が暗い割に電池はすぐ切れるし、不良品も多い。あくまで「ないよりまし」程度な物と考えておいた方が良いです。

 使うとなったら身の安全がかかった時ですから、せめて1000円くらいのLED懐中電灯にしましょう。それなら単4電池だから場所も取らない。

 脱出や移動の際に足元を照らすと限定した場合にはこれかな? ジェントスの製品なら小さくても明るさには不足はないはず。単4を1本なのも良い。

 でも、できたらこれくらいのモノがあった方が良い。150ルーメンだから、かなり心強い明るさです、カタログでは130m先まで照らせます。

「携帯薬品箱」は普段服用している処方薬を入れるんだな。今回の震災でも被災地で処方薬が切れて困った人が大勢いらしたそうです。1週間分の薬か、せめて薬局で薬と一緒に渡される説明書を保管しておいた方が良い。病院のパソコンが壊れて診察記録が失われたら処方箋もすぐには出ませんから。

「調理用具、飯ごう」は不要と考えて良いでしょう。レトルトパウチ食があるし、最悪の場合でもこんなキットがあります。

 水のパックと、食品はたぶん“ガンバレ食”だな。ブランケットも入っているからこれを人数分用意しておく手もあります。

 ラジオも、ポケットサイズの小型ラジオなら単4電池のものがあります。懐中電灯とラジオ用で、単4を20本くらい買いためておいても場所は取らないしそれほど重くもありません。

最後の「プラスチックの布」って何だ? 用途が解らんぞ。ブルーシートで代用できるのか?

 明日は『医療衛生用品』について。

2011年7月29日 (金)

『民間防衛』に見る避難所設備

 ネットの力はやはり凄いモノで。

Dscf0400  書き込んだその夜にタヌが無事を知らせにやってきました。特に健康状態に問題もないようで、缶詰1個半平らげて引き上げて行きました。

 特に傷が増えていた様子もないので、この3日どこで何をしていたのやら。

 ところで。

 「その時」への準備が何となく心許ない市と地域の様子を見て、やはり自力で何とかしなくてはならないと再認識した次第で。防災倉庫を設置していらいちょっと緩んでいた備えを今一度確認することにしました。

 結局3:11の震災では『全カンテラに電池セット』『ブルーシート1枚とロープ使用』だけで終わりました。ブルーシートを補充しておかないとな。

Dscf0401  民間用の究極の防衛マニュアルとしては、スイスの『民間防衛マニュアル』があります。と言ってもこれが編纂されたのは1969年で、日本じゃようやく大阪万博の準備が始まった頃です。

 日本では「こんにちわぁ~♪」と、のどかな歌が流行っていた同じ時代に、スイスでは『東西冷戦:全面核戦争』に備えて、政府が全国の家庭にこれを配っていました。もちろん日本語じゃなくて、たぶんフランス語のを。

Dscf0402  これは有名な『スイスアーミーナイフ』おみやげで頂いたもの。全国民が常に有事に備えるって考えからこのような器具も開発されます。

 しかしこのマニュアルはインターネットがまだ存在しない時代のモノですので、市民が得られる情報源を『新聞・ラジオ』としています。しかしこれの有用なところは「放射能防御」が盛りこまれているところです。

 最後の方に『万一のための知識』という項がありまして。現実に核戦争が勃発して地下の避難所で二ヶ月間暮らしていくための必要資材なんかが列挙されています。

・横になったり座ったりできる設備(スポンジ・マットレスまたはエアマットレス)

・毛布、寝袋、シーツ

・着替え用の下着、衣服

・手動式の換気設備(核爆弾による地熱上昇時の扇風機と思われる)

・電話、トランジスターラジオ

・予備電池

・避難所内で使える料理道具

・体を洗う設備

・簡易便所

・脱臭剤

・水(蓋付き容器、または瓶入り)1人あたり30リットル

・手押しポンプ(消火用か?)

・防火用水容器

・消火用砂

・脱出用の道具(シャベル・つるはし・梃子・斧・ノコギリ・ハンマー・鑿・手袋など)

(※避難所が地下にあって核爆発で出入り口が埋まることを想定している)

・医療衛生用品(※)

・汚染された衣類の収納容器

・必需雑用品(皿、茶碗、食事用具、紙ナプキン、缶切り、栓抜き、懐中電灯、電池、ロウソク、マッチ、カレンダー、裁縫用具、筆記用具、トイレットペーパー、雑紙類)

・その他(消毒剤、清掃用具、ゴミ箱、新聞、聖書)

・救急必要物資(※)

 避難所にはこれだけの物資を備えておき、さらに各家庭では『緊急用カバン』を準備し、避難所に持参することを求めています。「緊急用カバン・医療衛生器具・救急必要物資」の詳細はまた明日。

2011年7月26日 (火)

続・武蔵野市サバイバル

 災害対策本部が置かれている境南第一小学校に到着しました。

11 武蔵野市(のマイナー側)南半分から避難してきた人たちで、結構広い敷地の中も人であふれかえって……。いませんな。

 とりあえず受付で掲示板に貼った安否確認の用紙に書いた氏名と照らし合わせてもらって、無事避難所にたどり着いたことを確認してもらいます。……でこの後どうすんの?

12  直下型地震で本部も情報収集に追われているのでしょう(訓練)。何もアナウンスがないから勝手にその辺見学して回ります。でかい救急キットです、ギブスまで入っている。

13  軽症患者n処置エリアは手当を待つ人が多くて、とても近くまで行けません(訓練)。

14  こちらでは手回し良く炊き出しの準備が始められています(訓練)。

15  早々と調理台も準備されています。まるで昨日あたりからこの震災があることを知っていたかのようです(訓練)。

16  校庭には避難住民が集合するためのテントと、模擬救助作業と消火作業が体験できるコーナーが設けられています。これは例の救助工具に、オプションで5t油圧ジャッキとワイヤカッターが入ったセットです。

 ウチの防災倉庫にも1tパンタジャッキは入っているけどワイヤカッターはないな。番線が切れるくらいのモノは買い足しておこう。銀色の短い棒はジャッキのハンドルです。

17  こちらでは災害用マンホールトイレの架設訓練が行われています。しかし、相変わらず何のアナウンスもないもので、せっかく避難してきた住民たちが帰ってしまいましたが、いいのか?

26  組み立て説明所と微妙に段取り違っているが、まあいいか。しかし、いっこ上の写真見るとわかりますけど。「便座」と「マンホール」間の接続が非常に心細いです。

18 ばらして畳むとこんなサイズ。“本番”ではこの境南第一小学校に10カ所設置されます。

19  こちらでは大鍋でお湯が沸いております(訓練)。

20  アルファ米ですな。このでかい箱で何人分でしょう?

21  乾燥五目の具を混ぜ込みます。もう避難住民が全く残っておりませんので、完全に余る悪寒がしますが……。

22  良く混ぜたら箱の赤い線まで熱湯を注ぎます(訓練)。

25  五目ごはんと、白米は多分カレー用だな。避難住民はいないけど……。

23  お湯を入れたらフタをして30分待ちます。

24

 こちらでは豪快にカレーと豚汁が作られているようです。ただ配食は1時間後だそうで、それを待っているほどヒマではありません。全部のサバイバル作業メニューは体験したので私も帰ります。

 翌日、市役所防災課にメールで感想を送りました。

 『先週23日土曜日に実施されました「境南地域の防災訓練」に参加させて頂きました折りに、いくつか気になった点がございましたのでご連絡申し上げます。

①一次集合場所に区分が存在した
チラシには『自宅から近い公園に集合』となっておりましたが、現場の防災委員は「○丁目の住人は中央公園」と移動を指示しておりました。これは実際の震災時には混乱を招く危険があります。本部に移動した後にそれぞれの避難テントに集合するのですから、一次避難場所はどこでも良いはずです。当マンションは「境南防災公園」「もみじ山公園」「境南中央公園」のいずれもほとんど同じ距離にあります。

②防災公園にある装備が使用されない
境南防災公園では、倉庫が開けられることもなく、手近にある防災備品を使用せず本部から持参した備品で訓練が行われました。防災倉庫に何があってどう使用するのか、倉庫の鍵はどこにあるのかすら判らない状態で、訓練とは言え今回防災公園は単なる集合場所としか機能しませんでした。
せめて集合した市民に装備を見せるとか、鍵はどこにあって誰が開けることになっているのか等の説明があって当然ではないかと思いました。

③救助要請があっても場所がわからない
今回救助演習ということで“タンスの下敷きになっている人を救出に向かう”訓練に参加しました。しかし救助要請で住所が記されていても実際にどこに家があるのかが判りませんでした。防災公園や避難集合場所には付近の地図が必要だと思います。

④何をしたらいのか判らない
今回、公園に集合した市民のほとんどが、本部に移動した後すぐに解散して帰宅してしまいました。校庭に設けられた一時避難テントはほとんど使用されずに終わりました。
 これは「防災本部で何が行われるか」がよく判らず、第一小学校に着いても何をしたら良いのか、何のアナウンスもなかったことが原因だったと思います。
 配布されたチラシを読んでも、「いろいろ行われるみたいだけど、どうしたら良いのかわからない」状態でした。私は勝手に全ての訓練を見学しましたが、他の大多数の市民は「指示待ち」であったために指示が与えられず帰ってしまったと思われます。炊き出し作業の頃にはベストか腕章を付けた人しか会場に残っていませんでした。
 人手と費用をかけた訓練であるのに、従来行われていた防災委員による訓練と何ら変わらなかったようで残念に思われます。

⑤絶対的に資材が不足している
救助訓練に使用された道具ですが、『大木槌、鉄大ハンマー、ツルハシ、スコップ、バール』という構成になっておりました。これは非常に重くかさばり、運搬に2名を必要とします。しかし実際の緊急救助時には大木槌やツルハシ、スコップは使用される機会が少ないと考えました。住居内救助であれば『バール2~3本、中型ハンマー、ロープ』があれば足りると思われます。慣れていない人間には大木槌もツルハシも危険です。
 またそのセットが境南地域で4セットほどしか用意されていないと聞きました。大道具を外したバールとロープのセットだけでも配置数を増やして欲しいと思います。
 当マンションでは自力で防災倉庫を設置し、最小限の救助工具、大人数救急セット、非常用照明、ブルーシート、カセットコンロ等を準備しています。しかし境南町3~4丁目にあるマンションで防災倉庫を準備している組合は他にないようです。境南地域の住民数に比べて防災資材の不足が心配されます。


以上、今後の参考としていただければ幸いです。』

 9月の火災訓練には防災倉庫の点検も兼ねて、用具の使用演習と消防署の助言もお願いすることにしよう。

2011年7月25日 (月)

武蔵野市サバイバル

 先週の土曜日に地区の防災訓練がありました。

0 事前にチラシが配布されました。これには安否確認の記載欄が付いていました。各一時避難場所に掲示板が設けられて、そこに貼っておくらしい。

1  で、当日。12時半ですがまだ誰もいません。予定表ではとっくに大地震が発生したことになっております。

2  どうやらこの立て看板に安否の確認や救助要請を貼り付けていくらしいです。矢印で示したのがこの防災講演の備品倉庫。どんな装備が出場するのか楽しみです。

3  1時になったので、ぼちぼちと『被災者』の人たちが集まってきました。……こんだけ?

4  黒いベストは市役所の防災課、オレンジやグリーンのベストは地区の防災委員らしいです。ウチのマンション、町内会に入ってないからこの辺の情報が全然来ないんだな。まずいな。

 しかしチラシには『近くの公園に集合』と書いてあるのに、防災委員は「ここは2丁目と3丁目の人で、4丁目の人は中央公園へ」などと言っています。委員が混乱を起こすようなことを言うな。今は非常時だぞ。

 ところで防災備品倉庫はいつ開けるんだ?

5  そうこうしているうちに、防災本部から機材が届きました。……へ? 何で現場にある機材を使わないんだ?

6  などとぐちゃぐちゃ言っている余裕はありません。目下緊急事態発生中です。家具の下敷きになって救助を求めている人がいます。子供の字が妙に整っているのはパニックに陥っているからでしょう。

7  急ぎ救助に向かいます。しかし行き先の住所は解っていても場所がどこなのか判りません。防災公園には付近の地図が必要です。

8  これが救助装備です。……これ、重いだけでたぶん役には立たない。バール2~3本と中型ハンマーとロープで良いだろ。慣れてない人間が大鎚使ったら危ないぞ。

9  負傷者をリヤカーに乗せて、防災本部がある境南第一小学校へと向かいます。(続く)

2011年6月25日 (土)

宮城は遠い……

 昨日は王子の北とぴあで、におい・かおり環境協会いよる『被災地における臭気問題の現状と課題について』という』緊急セミナーが開かれました。

 臭気対策アドバイザー=においの探偵としては何をおいても参加しなくてはなりません。

Dscf9802 ニオイ問題については協会がやらずにどこがやるって話です。しかし、如何せん被災地の面積が広すぎる。1隊や2隊の調査チームを送り込んでも。現地の被害のホンの欠片程度しか見てくる事はできません。それだけでも相当ヤバいってことは判りますけど。

 当初20名で開催されるはずだったのが、応募があまりにも多くて急遽会場を広い場所に変更することになたようで、50人近い会員や企業が詰めかけました。

Dscf9803 被害を示すサンプル。腐った魚を埋めたところの土。サンプル容器に入った上に3重のパックで厳重に封印されていましたが、パック1枚だけにするともう激しく臭います。容器のフタを開けるなんてとんでもない激臭気 。

 しかしこの埋め立て。『埋め立て処分』じゃなくて『埋設保管』で、一次的な処置でしかないらしい。……ってコトはいずれ掘り出して海に捨てるとか? 地下水汚染を防ぐために地中にビニールシートを敷いた上に魚を乗せてるけど、それじゃ分解も脱水もしないと思うのだが。しかも梅雨で雨水がしみこんだら溢れるじゃんか。堆肥混ぜ込んで発酵分解が正しいと思うのだが……。

 てっきり『協会としてコレとアレとやるから、人と資材の供出よろしく』となるかと思っていたのですが、まだそこまで進んでいないようです。協会とは別に立命館大学と山口大学の先生方がボランティアを募って調査に赴くようですが、今月末か……。来月10日過ぎなら都合が良いんだけど……

2011年6月14日 (火)

東電を信用していないから停電に備えて非常灯の検討続行

 ずっと検討しているマンションの災害時非常照明、次なるテスト品が届きました。『NEO LED19灯充電式電球E26』だそうです。

Dscf9511  中国製で1個770円って値段ですから、何にも期待していません。ちゃんと光って爆発しなけりゃ上等です。この、パッケージの使用例で使われているソケットが、見事に裸電球用だってあたりがポイント高いです。

Dscf9512  プチプチに包まって、やはり取説も保証書もMS-DSも黒龍江省でこれを作っている美少女工員さんからのメッセージも何も入っていません。リモコンの形状が箱のとは違いますが、ちゃんと入っているだけマシだと思いましょう。

Dscf9516  20~24時間の充電で12時間使用可能だと書いてあります。まあ倍に水増ししているとしても6時間光っているなら良いか。10倍にされていたらちょっと困るが。

 ACモードにすると、ソケットに取り付けている間は充電して、電気の供給が止まると自動で点きます。DCモードだと自動点灯はなしでリモコン操作になります。懐中電灯として使用あいたかったらACモードにする。

Dscf9514  充電ちう。チャージランプの色が違うが気にしないでおこう。ちゃんと点いているし、今の所爆発しないし……。しかしレンズのカットが安っぽくて嫌だな、事実安物だから仕方ないんだけど。

Dscf9515  点灯させますと。案の定レンズカットと言うか、この場合レンズじゃなくてプラスチックのカバーでしかありませんが、その模様がモロに出ます。しかし、思ったより明るい。これなら廊下や階段の停電時非常灯として何とか実用になる。

Dscf9517  リモコンも5メートル離れた位置でちゃんと作動しました。しかしこのリモコン電池の交換ができないのだが……。まあたぶん使わないから良いか。爆発しそうにないし……。

 電球のソケットで取り付け可能で小さいのが良い。前の42LEDは大きすぎて天井に取り付けするのが心配でしたから。

 まあ普段使いにしようとすれば難だらけだけど、マジ非常用として770円ならそう悪くない品物じゃないかな? 油断は禁物だけど。

★電球ソケットに取り付け可能充電式自動点灯19LED非常灯(リモコン付き)★

2011年4月19日 (火)

爆発しなければ…

ウチのマンション、古い建物なので停電時の非常灯が設置されておりません。今後あるかどうか判りませんが、計画停電の時には共用廊下も階段も真っ暗になってしまいます。

 いちお非常灯を設置する計画もありますが、配線を全部やりなおさなくてはならないので費用が百万ではきかない。今後もいろいろと物入りなのは目に見えているので、どうしても後回しになってしまいます。

 で、ヲタ理事長安くて簡単な非常灯がないか探して見ました。

Dscf6789

 楽天でさがしてみたら、こんな物がありました。『CASIBAO』ってメーカーのCA-629型。LEDが54個+6個、充電式で電気の供給が止まると点灯するモードが組み込まれています。

Dscf6790

 しかし保証書どころか取説すら入っていない豪快さ。見れば解るようなことばかり書いてある。

Dscf6792

 燦然と輝くメイドインチャイナの文字。爆発しなければいちお20時間点灯するらしい。何しろ何でも爆発する中国製。心配なのは内蔵バッテリーが何年持ってくれるかです。2~3年後の肝心な時に点かないってのが一番困る。

 ではテストしてみましょう。

Dscf6783

 まずこれはジェントスEX-777XPの「ほや」付き状態。

Dscf6782

 「ほや」を外した状態。明るいけどこっちにも光が来るのでまぶしいです。

Dscf6784

 マグライトC.CELL3BKの拡散モード、ドーナツ状です。

Dscf6785

 そしてこれがCA-629の54LED点灯モード。白色光で実に明るい。

Dscf6786

 こちらはCA-629の6LEDモード。スポット状ですが結構明るい。非常誘導灯ならこれでも充分役に立ちます、爆発しなければ。でも通電オフでこれが光るモードはないらしい。

 まあ2,480円なら悪くはないと思います。爆発しなければ。これを各階の共用部にあるコンセントに取り付けておけば、それなりに役には立つでしょう。……爆発しなければ。

2011年4月 7日 (木)

計画停電終了?

Dscf4997

 昨日の日本橋付近です。市ヶ谷飯田橋のお堀あたりはまだですが、この辺は5分咲きってところでしょうか

 え~。結局ウチのあたりは、一回も停電にならないまま。計画停電が終わりそうな雰囲気なのですが(iza)、困ったな。……いや困る事はないのか。

 ホントに被災して停電になった時の予行演習になるので、てぐすね引いて待ち構えていたのですが。これで夏に停電になったらたまらんな……。

 iPhoneで、どこからでもGPSで位置測定をして、その場所の計画停電を秒単位でカウントダウンしてくれるってアプリがあるそうですが、アンビリカルケーブルが脱落した時のエネルギーカウンターだな。まあ何かの形で楽しむってのもひとつの手段かも知れません。

Dscf5100

 この、『液体式LEDカンテラ』ですが、表面が滑らかな炭酸水ボトルを使うとイマイチ散光が良くありませんが。

Dscf5097

 一部で入手困難が続いているらしいミネラルウォーターのボトルだとこのように、良い具合に反射散光します。やはりボトルの表面形状が大きく影響するんだな。

Dscf5102  ちなみに使ったのはこれ。NewDeysで売っているJRのお水。マスコットが今でも付いているかは不明ですが。

2011年4月 2日 (土)

ネタは新鮮

 本日も通常運行でお届け致しております『においの事件簿』。

 今日明日で移転の目途を立てておかないと、2週目以降は何もできなくなってしまう恐れが大です。

 さっき防災武蔵野が月曜まで停電はないと放送しておりました。しかし油断はできません。つーか最近は何も信用できないような状態になっております。

 そんなワケでヲタ臭気判定士、家にある“光りモノ”を全部引っ張り出して点検をおこないます。

21

 いちおこのくらい、もう一人防災倉庫だな。この他に6VLED板ユニットとか、冷陰極管とか、形のない妖しげな光りモノもあります。

 夜間停電時にメインの室内照明となる予定なのは上のローソク横にある“ジェントスエクスプローラー EX-777XP”と下の白い円盤、18LEDの作業灯です。裏に磁石とフックが付いているのが非常に便利。電源は単3を3本。

28

 ご存じマグライト類。①は“C.CELL3BK”20ルーメン到達距離226m、単2を3本。

②は“ジェントスSuperFireX SF-503X”180ルーメン。低位点灯で100時間保つのが心強い。高位スポット照射だと、とんでもない距離までビームが届きます。これも単2が3本。

 ところで『単2』の備蓄はしておりません。装填してある電池が切れたら単3に紙を巻き付けて代用にします。単2と単3は長さが一緒なので。

③は結構古い4LED。単4を3本。買った当時は結構高かったと思う。今やもっと安くて明るいモノがいくらでもあります。

④は仕事用。球面レンズの“ジェントスSuperJupina”きれいな均一円形スポットで写真撮影に凄く重宝しています。これも単4が3本。

22

 意外と使える製品が多い100均モノ。手元を照らしてメインの非常照明を取りに行く、あるいは最低限の部位を照らすなら充分。なくなっても惜しくないし。

23

 結構明るくて気に入っているのがこれ。昔コールマンのマスコットライトでこんなのがあったけど、白熱球だったので暗くて寿命が短くて実用性は全くありませんでした。しかしこれは明るくて使えます。リチウム電池CR1616で交換可能。

24

 これはクリップ付きなので、あちこちに留めておけます。反射鏡が付いているのでスポット光が1~2m先まで届きます。電池はLR44を3個。

25

 いわゆる“タッチライト”豆電球のモノは暗くてすぐに電池がなくなってしまいますが、これは照射角が狭いけど明るく長持ち。両面テープであちこち適当に貼っておけるのも便利です。単4を3本。

29

 これは自転車用。ハンドルバーに乗せて下からゴムで固定します。点滅2段、点きっぱなしと切り替えできます。電池は何だか解りませんが、交換はできるようです。

 皆さん売り場に懐中電灯がなくて困っているようですが、ホームセンターでは自転車用のライトがたくさんあるのに何故かそれを買おうとしません。本気で困っているのでしょうかね?

 それから、同じ100均でも単3を1~2本入れる豆電球の懐中電灯はダメです。光線にムラがあって見にくいし電池はすぐになくなるし、全く役に立ちません。

26

 これも仕事用、常にカバンに入っているモノです。6LEDで近距離を照らすならそこそこ明るい。以前秋葉で798円とかで売っていましたが、東急ハンズじゃこれにストラップみたいなものを付けて1280円で売っていた。

 これの便利なところは「電池が006Pで長持ち&売り切れていない」「小さいので口にくわえて作業できる」「直立で置けて左右90度に首振りする」「ガムテープでヘルメットなどに取り付けができる」

 実際どこでも006P電池だけは売れ残っていますので、このライトは一個持っておくと非常に便利です。

27

 これは製品名不明の9LED、電池は単4が3本。ドンキホーテで568円、吉祥寺ロヂャースではカラビナなしで300円。値段の割りに結構明るい。女房も帰り道に停電した時用にひとつ持っています。

 明日はこれをカンテラにする方法ってのをやってみます。

より以前の記事一覧

2016年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック